「RAID: Shadow Legends」冒険記 第19回：ダンジョン攻略でシルバー稼ぎ＆英雄育成！ 序盤のオススメ攻略順や優先度をチェック

　ファンタジーRPG「RAID: Shadow Legends」（PC / iOS / Android）を，ゼロから遊ぶ連載「『RAID: Shadow Legends』冒険記」の第19回。今回は密接につながった“シルバー”や“ダンジョン”といった要素について，初心者向けの立ち回り方を紹介していく。

●今回の成長報告
なんだか急にレジェンダリー英雄が出始めた。「エロール」と「シリアン ザ ラッキー」だが，いずれもちょっと扱いづらい。「ヘンゼル」「グレーテル」コンビも実戦向きではなさそう。レジェンダリー英雄を選り好みできるようになるとは，ずいぶんと成長したものである

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カネがなけりゃダンジョンにGO！
前提条件が緩いドラゴンから攻略

　シルバーは本作における“金銭”にあたり，英雄の召喚や育成，装備の付け替えにいたるまで，ありとあらゆる動作を行うたびに必要になる。とくに大量のシルバーを食うのが，英雄の装備品にあたる「遺物」の強化だ。

　遺物の最大レベルは16で，高レベルの強化は常に失敗の可能性がつきまとう。6か所の基本装備，3か所の装飾品を含めて全遺物をレベル16まで強化するとなれば，とんでもない量のシルバーが必要になる。一気に強化を進め，即座に素寒貧になった初心者は少なくないだろう。筆者は今でもたまになる。

欲望のまま使い果たしてこのありさま。こうなるとバトル以外なにもできない

　育成に必須の資源にもかかわらず，シルバーを直接的に入手する手段は非常に少ない。もっとも効率がいいのは遺物の売却で，高額な遺物は基本的にダンジョンの報酬として出現する。つまり，英雄を育てるにはダンジョンに挑むほかないというわけだ。

　主なダンジョンには最初から挑戦可能なので，最初はどこに潜ればいいか迷うかもしれないが，基本的には遺物を入手できるダンジョンに行くのがオススメだ。英雄を直接的に強化する「ポーション」や「巻物」も大事ではあるが，まずは遺物で装備枠を埋め，不用品を売って強化したほうが手っ取り早く強くなれる。

　まずは，攻撃力さえ足りていれば一定の段階まで攻略しやすい「ドラゴンの巣」を中心に自動周回（マルチバトル）を行い，不要な遺物を売却しつつ装備を整え，ある程度ステータスを“盛れる”ようになったら「アイスゴーレムの山」「炎の騎士の城」へと手を伸ばしていこう。そうして英雄ごとに適切な装備を揃えられるようになれば一人前だ。

「スパイダーの巣」は装飾品のみがドロップするダンジョンで，これはファンクションが合わなければ装備できない。難度も高いので最初は放置して，余裕ができたら周回に組み込むといい

　少し難しいのは，シンプルにステータスを強化できる遺物が「アイスゴーレムの山」に偏っているということ。ライフ，攻撃力，防御力，クリティカル率をシンプルに増やしたい場合はここを避けては通れない。クランボス討伐を回せるようになれば話は別だが，最初はそういうわけにもいかないだろう。

　ボスのアイスゴーレムはかなりの難敵で，HPが一定（80％/60％/45％/30％/15％）を下回るごとに強烈な全体攻撃を放ち，そのたびに2体の手下を復活させてくる。全体攻撃は手下の生存数に応じて強化されるので，手下にデバフをかけて無視するのも難しい。

　復活阻止の効果を持つスキルで手下を撃退するのもアリだが，毎回手動操作で周回するのは普通のプレイヤーにとっては現実的ではない。なので序盤は，ドラゴンの巣で得た遺物を強化してステータスを盛り，強力な全体攻撃でガンガン攻め立て，死亡後復活系のバフを使ってゴリ押しするのがオススメだ。無理せず自動化が可能な範囲で戦略を組み立てよう。

　クランボスを倒せるようになるとライフ系，攻撃系の上位互換となる遺物が安定して手に入るが，そうなってもクリティカル率や耐性の遺物は依然として有用だ。その頃にはスパイダーを軽く回せるようになっていると，いろいろとスムーズに攻略が進む。

レジェンダリー英雄の祝福「ライフハーベスト」は，復活した敵の最大HPを自動で破壊する効果を持つ。イベントで配られたレジェンダリー英雄を覚醒させられたら，とりあえずライフハーベストを付けて持ち込むだけで結構ラクになる。もっとも，解禁までレベルを上げるのは結構長い道のりになるが……

　そんな感じでゲームを続けていると，単にダンジョン攻略を回すだけでは大きな戦力向上が見込めなくなってくる。そうなったら，あえてスタミナとマルチバトル権を保持してイベントを待つのも1つの手だ。関連するイベントの開催に合わせて放出してスコアを稼げば，上位の強化素材や召喚石の獲得を狙える。

　ちなみに，トーナメント系のイベントではどうしてもランキングに目がいってしまうが，むしろ重要度が高いのは安定して入手できるポイント報酬のほうだ。微課金プレイで入手が難しいアイテムを以下にまとめたので，どのイベントで全力を出すべきかは，これらの中で欲しい報酬が含まれているかどうかで判断しよう。

スキル本 （エピック以上）	エピック以上のスキル本は入手方法が少ないため，現実的なポイントの範囲内にあるならば取りに行く価値がある。レア英雄は同じ英雄を獲得する機会が多いので，レアのスキル本は無視しても構わない。
チキン （★4以上）	★4チキンは「★3英雄×4＋レベル30相当の経験値」に等しい価値がある。微課金では相当な時短になるので，★4以上のチキンが報酬にあるならば取得を目指すのもアリ。
ソウル系	ソウルストーン系は取得が現実的なら常に狙う価値がある。ソウルコインは1000枚集めて初めて価値が出るので，ほかの報酬のついでに集める程度で構わない。
召喚石	古代石は上記報酬のついでに取るならアリ。虚空石，原始石などが報酬に含まれることは稀だが，これらが含まれているならば目指す価値がある。

トーナメントの具合が良いと，ギリギリのポイントでも上位の報酬を得られることがある

　ダンジョンの中でもレベル制限のある「アイアンツインズ要塞」「サンドデビルの古代墓地」「ファントムショーグンの森」については触れてこなかったが，これらはかなり高難度，かつ特殊な対策が必要になるため，解禁直後はクリアできない可能性が高い。

　アイアンツインズ要塞からはソウルコインが手に入るので攻略を目指す価値があるが，サンドデビル，ファントムショーグンは“ギリギリ倒せる”くらいの段階では恩恵が小さい。そのため，解禁直後はほかのダンジョン攻略に向けた育成にリソースを注いだほうがよさそうだ。

相手に睡眠をかけられる強力な英雄がいて，十分な単体火力を出せるならばサンドデビルと戦える。関連イベントでソウルストーンが報酬になることが多いので，そのタイミングでだけ戦うのも十分アリ

　ダンジョンは高難度コンテンツを攻略するにあたっての基盤であり，まずはここを周回できなければ「ファクションウォー」「ドゥームタワー」「呪われし街」といったコンテンツを戦い抜くのは難しい。各ダンジョンをある程度のレベルまで攻略できるチームを組み上げられるようになったら，こういった高難度コンテンツに繰り出してみよう。

ファクションウォーで入手できる錬成素材で適当に装備を作り，まとめて売却するのも結構なシルバー稼ぎになる。その際には無駄なアップグレードコインなどを使わないように注意

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