邪教の宗教都市を作り上げる「Worshippers of Cthulhu」，サンドボックスモードを実装する最新アップデートを実施

　CrytivoとCrazy Goat Gamesは，Steamでアーリーアクセス中の都市建設シム「Worshippers of Cthulhu」の最新アップデート「Realms of Choice」をリリースした。

Steam「Worshippers of Cthulhu」

　「Worshippers of Cthulhu」は，H.P.ラヴクラフトが書いた古典怪奇小説シリーズで描かれたクトゥルフ神話を題材にしたシミュレーションゲームだ。
　これまで長く戦争を続けてきた人類に嫌気が差し，クトゥルフ信仰に傾倒するようになった大司祭（プレイヤー）が，座礁したドリームシュラウド島を聖地として信者を集め，クトゥルフ神を目覚めさせて宇宙規模での変革に備えていこうというストーリーが展開する。資源採取の労働をしたり，血生臭い儀式を執り行ったりしながら，神々を呼び起こすための準備をしていく。


　2024年10月21日にアーリーアクセスをリリースして以降，2025年第2四半期の完成を目指して，細かいアップデートを繰り返しながら開発が進められている。
　最新アップデートとなる「Realms of Choice」では，メインキャンペーンから離れて，プレイヤーが思いのままに町の建設を楽しむことを重視したサンドボックスモードが追加される。サンドボックスモードでは，信者たちの信仰値やその減少度，巨大触手の発生頻度などをプレイヤーが調整できる。


　また，ゲームコンテンツの追加やバランス調整も行われている。サブチャプターIIとなる「Eerie Echoes」では，強固に閉ざされていた宇宙の深淵に通じる門の扉が開き始める。
　ほかにも，製材所の見た目が改良されるほか，菌類が意図したとおりに再生してキノコの計画的な採取が可能になったり，儀式の報酬が適切に分配されるようになったりといった改善が図られている。


　「Worshipper of Cthulhu」は，Steamで25％オフになるセールを実施中だ。このアップデートを機に，都市建設シムとクトゥルフ神話をミックスしたユニークな本作をプレイしてみるのもいいだろう。

「Worshippers of Cthulhu」公式サイト