レベルファイブは2025年11月10日,
「イナズマイレブン新時代 キックオフ前夜祭」 を都内で開催した。同社の最新作
「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」 (
PC /
Nintendo Switch 2 /
PS5 /
Xbox Series X|S /
Nintendo Switch /
PS4 )が11月14日
※ にリリースされることを記念したイベントで,代表取締役社長 CEO
日野晃博氏 を筆頭にキャスト陣やアーティストが登壇した。
※PS5/PS4/Xbox Series X|S版のアーリーアクセス,Steam版のアドバンスドアクセスは本日(11月11日)開始
イベントの主催者を代表して登壇した日野氏は,実に12年ぶりのシリーズ最新作となる「イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード」について「少し長引いてしまった」と前置きしつつ,「いいゲームに仕上がったので,『イナズマイレブン』の新しい時代を築いていけたら」と展望を語り,乾杯の音頭を取った。
日野晃博氏
日野氏の挨拶前後にはT-Pis+Tonzが「立ち上がリーヨ '24」,T-Pisが同作のオープニングテーマ「笑顔がゴール!」を熱演
MCを務めたのは,島田舞茄役の茜屋日海夏さん,角馬王将役の稲田 徹さん
高校生シンガー・岩﨑ひなのさんは,同作のエンディングテーマ「道標」を披露。レコーディングなどを初めて体験したデビュー作だ
「早押し!イナズマクイズ対決」には,笹波雲明役の
小村 将さん と木曽路兵太役の
葉山翔太さん による「南雲原」チーム,円堂ハル役の
木間 萌さん と月影 蓮役の
西村成忠さん による「雷門」チーム,T-Pis+Tonzの
トン兄さん と
岩﨑ひなのさん によるアーティストチームがチャレンジ。「イナズマイレブン」シリーズの知識に関するクイズで腕を競った。
なかなか難問が多く,各チームは一喜一憂
優勝に輝いたのはアーティストチーム
「もしもアテレコ」のコーナーには,小村さんと木間さん,葉山さんが登壇。「イナズマイレブン」シリーズの名シーンに,自身が演じるキャラクターが登場したら……というテーマでアテレコを行った。
「もしもサッカー部を潰しに来た剣城の前に現れたのがハルだったら?」というお題を出された木間さんは,「サッカーなんて必要ない」とうそぶく剣城に対し,「じゃあ,何で君はサッカーをやっているの?」とハルらしい純粋な疑問を投げかけた。
一方,「もしも織田信長に問い詰められたのが木曽路だったら?」というお題を出された葉山さんは,「ワシは天下を取れるのか」と問う信長に対し,「尾張の国だけに終わり?」という木曽路らしいギャグで乗り切ることを選択していた。
圧巻だったのは小村さんだ。「もしもエイリア学園と対峙したのが雲明だったら?」というお題に対して,「日頃から自分に雲明を宿している」と宣言していた小村さんは台本を床に置く。「サッカーにおいて我々を倒さぬ限り,この地球に存在できなくなるであろう」と宣言するレーゼに向かって,呆れたように「言いたいことはそれだけですか」「自分達の主張ばかり……,宇宙のゴミ以下ですね」「ぶちのめしましょう」とドライな啖呵を切って見せた。
今回のイベントは,レベルファイブ公式YouTubeチャンネルにて配信された
「イナズマイレブン新時代 キックオフ前夜祭 4時間生放送SP」 と同時に進行。この番組では会場の模様を伝える合間に,キャスト陣や公式大会「ヴィクトリーロードトーナメントβ」の入賞者が同作のコンテンツを紹介した。
プレイヤー独自のキャラクターを作成できる
「アバターメイク」 ,選手を育成することなく人気チームを使ってすぐに対戦できる
「BB(バトルベイ)スタジアム」 ,そしてシリーズのすべての歴史を巡り,“最強のイレブン”を探す
「クロニクルモード」 の実機プレイが披露された。
アバターメイク
BBスタジアム
クロニクルモード
イナズマイレブン新時代 キックオフ前夜祭 4時間生放送SP
イベントのクロージングには日野氏が再び登壇し,開発が長引いたことで迷惑をかけた関係者に謝罪の言葉を述べると共に,「ファンの多いシリーズだけに,とことん作り込まないと皆さんの前に出す自信がなかった」と心情を吐露。「そのおかげで本当に自信作と言える仕上がりになった」と続けると,「皆さんと一緒にまた新しい物語を紡いでいきたいし,ビジネスとしてもこれまで以上に広げていきたい」と意気込みを語った。
イベントの終盤には,T-Pis with 健太がクロニクルモードのテーマ「大・団・円」を披露