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「手塚ゾーン」黄金像に跡部様の立像も! フォトスポット&等身大パネルで楽しむ「アニメ『テニスの王子様』展」東京会場レポート
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2024年10月から12月には「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL」も放送され,いつの時代もファンを楽しませてくれる「テニスの王子様」(以下,テニプリ)だが,本展でも場面写や作中再現スポットが設置されるなど,アニメの世界観を存分に楽しめるイベントとなっていた。
本稿では,開催に先立って行われたプレス内覧会のレポートをお届けする。なお,展示内容のネタバレが含まれるため,これから来場予定の人はご注意いただきたい。
「テニプリ」の歴史や歩みを感じる資料が多数展示
会場内へ入ると,越前リョーマの立像が来場者を出迎えてくれる。同エリアには「INTRODUCTION」としてアニメ「テニスの王子様」のこれまでの展開が紹介されており,あらためて本作の歴史が感じられるスペースとなっていた。
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奥へ進むと設定資料コーナーに入り,リョーマが所属する青春学園中等部(青学)のメンバーをはじめとする貴重な資料が堪能できた。ここでは青学だけでなく,ライバル校たちの資料も展示されており,不動峰中,聖ルドルフ学院中,山吹中……と対戦順になっている点も見どころである。
本展覧会ではアニメならではの展示も存在しており,その1つが「テニプリ一家」のフォトスポットだ。「テニプリ一家」とはアニメオリジナルの番外編で,作中では青学テニス部メンバー8名が家族に扮した物語が描かれている。本コーナーでは母「しゅうこ」,父「さだはる」の部屋が再現されていた。
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続いて展示されていたのは,思わず写真を撮りたくなるフォトスポットの数々である。青学メンバーのロッカーにはそれぞれの個性が表れており,不二周助のロッカーにはサボテン,乾貞治のロッカーには乾汁が置かれているなど,各キャラクターの人柄がふんだんに盛り込まれていた。ぬいぐるみを持っている人は,“ぬいどりスポット ”もあるのでぜひ持参して訪れていただきたい。
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ほかにも,作中でリョーマをうしろに乗せていた印象が強い桃城の自転車や,2005年に公開された映画「劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ The First Game」で手塚国光が放った「手塚ゾーン」をイメージした黄金像などが配置されている。ファンなら思わず反応してしまうであろう展示の数々を,目に焼き付けてほしい。
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ここからは映像コーナーとなっており,これまで放送された名シーンがスクリーン上に投影されていた。TVアニメやOVA,さらには劇場アニメと,長きにわたってファンを楽しませてきた「テニプリ」の歩みが十分に感じられる。さらに,本展覧会用に描き下ろされたビジュアルの等身大パネルも設置されており,練習中の風景を思わせるキャラクターたちを間近で見られるのもうれしいポイントである。
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展示コーナーの最後には,氷帝学園中等部で部長を務める“跡部様”こと跡部景吾の立像が登場する。「テニプリ」屈指の人気キャラクターであり,現在メンズビオレとのコラボも実施中の彼の姿からは,圧倒的な存在感やカリスマ性が感じられた。
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展示エリアを抜けると物販やミニゲームコーナーが展開されており,ここだけのオリジナルグッズが多数販売されている。描き下ろしビジュアルを使用したアイテムに加え,本展覧会を記念した受注販売商品「跡部景吾の『なるほど、乾杯の時間じゃねーの!』ドリンクセット」の展示も行われていた。
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また,ミニゲームコーナーでは「サーブ缶倒しゲーム」に挑戦できる。クリアすると「ピンバッジセット」や参加賞の「アクリルキーホルダー」がもらえるため,帰り際に一度チャレンジしてみてはいかがだろうか。
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密度の濃い展示や映像,フォトスポットと,最後まで見どころ盛りだくさんの「アニメ『テニスの王子様』展」。長く愛される作品の魅力や歴史を,ぜひとも味わってほしい。
「アニメ『テニスの王子様』展」公式サイト
- 関連タイトル:
テニスの王子様 あぁんって言うゲーム
- この記事のURL:
(C)許斐 剛 / 集英社