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AI×声優の新たな物語を梶 裕貴さんと声優陣が共に創る! 「そよぎフラクタル」大新年会は笑いと愛に満ちた約3時間。EXPO最新情報も!
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出演は,梶 裕貴さん(そよぎフラクタル総合プロデューサー/梵そよぎ役),山下大輝さん(平田 海役),岡本信彦さん(平田 計役),寺島拓篤さん(ホームズ役),下野 紘さん(西園寺義経役)の5名。終始リラックスした空気の中で,自然と笑いが生まれる親しみやすい配信となっていた。
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今回の新年会は,「そよぎEXPO」を前に行われた配信で,番組内ではイベントに向けた新情報も明かされている。本稿では前半で「そよぎフラクタル」というプロジェクトに触れ,後半では新年会生配信の様子や,番組内で発表された内容をレポートしていく。
なお,配信は期間限定でアーカイブも公開されているため,気になった人はあわせてチェックしてほしい。
「そよぎフラクタル」について
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「そよぎフラクタル」は,声優の梶 裕貴さんが2023年の声優デビュー20周年をきっかけに立ち上げた音声AIプロジェクトだ。自身の声をもとにした音声合成キャラクター「梵そよぎ」を中心に,音楽,動画,漫画,イベントなど,さまざまな形で展開されている。
まず触れやすいのが,SNSで公開されているコンテンツだ。Xでは「梵そよぎ4コマまんが劇場」,YouTubeでは梵そよぎが歌うカバーMVや「梵そよぎ4コマまんが劇場」のモーションコミックなどが配信されており,キャラクターの雰囲気や世界観を気軽に楽しめる。
このプロジェクトが大切にしているのは,「梵そよぎ」をとおして,ものづくりを楽しむ人たちが自然につながっていくことだ。プロかアマかを問わず,「何か作ってみたい」「面白いことをやってみたい」という気持ちを持つ人が集まり,それぞれの表現を重ねていく。その積み重ねから,新しい作品や流れが生まれていくことを目指している。
音声合成という形が選ばれた背景には,梶さん自身の「いまの声を,未来に残していきたい」という思いがある。声は時間とともに変化していくものだからこそ,その“いま”を別の形で残し,創作につなげていくという発想が,このプロジェクトの出発点となっている。
また,本人公認のルールを整えることで,使う側も,見る・聴く側も,安心して楽しめる環境づくりが意識されている。
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「そよぎフラクタル」という名前には,小さな表現が集まり,やがて大きな形になっていくというイメージが込められている。一人ひとりのアイデアや作品が重なり合い,思いがけない広がりを見せていく。その過程そのものを楽しんでいこう,という考え方だ。
これまでには,キャラクターデザインを米山 舞氏が担当するなど,多彩なクリエイターとの取り組みが行われてきた。音楽や映像,リアルイベントへと展開の幅も少しずつ広がり,2025年にはゲーム分野への展開も発表されている(関連記事)。プロジェクトは現在も進行中で,これからの広がりにも注目が集まっている。
笑い満載の「そよぎフラクタル」新年会!
制作トークからEXPO新情報まで一挙紹介
配信開始とともに,景気よく焼き肉を焼きはじめる出演者たち。そんなゆるやかな空気のなか,梶 裕貴さんの「みなさん,明けましておめでとうございます!」という挨拶を合図に,特番「『そよぎフラクタル』大新年会!肉を奏でながら『そよぎEXPO』出演声優でひたすらトーク!」がスタートした。
ちなみにこの「肉を奏でる」という独特なタイトルは,梶さんの知らないうちにスタッフによって命名されたものだという。
出演者は,梶さんをはじめ,山下大輝さん,岡本信彦さん,寺島拓篤さん,下野 紘さんの5名。さらに音声AIキャラクターの「梵そよぎ」もアシスタントとして加わった。
自己紹介では,36歳の山下さんが「若手」として扱われる声優業界ならではの年齢トークなど,テンポの良い掛け合いが続き,笑いの絶えないにぎやかな雰囲気に包まれていた。
この日の構成は,出演者たちが直筆で書いたタイトルロゴを披露しつつ,「モーションコミック収録の振り返り」「新年会コーナー」「そよぎEXPOに向けた意気込み&新発表」という盛りだくさんの流れで進んでいった
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●モーションコミック収録を振り返って
まずは,「そよぎフラクタル」についてあらためて紹介された。梶さんは,AI技術をめぐるデリケートな問題にも向き合いながら,「面白いものを作りたい人が,しがらみなく好きなものを作れる場所」を目指して,自ら企画を立ち上げた経緯を説明した。AI生成音声に識別用のデジタル透かしを入れるといった技術的な対策にも触れつつ,出演者たちもそれぞれの言葉で,梶さんの挑戦にエールを送っていた。トークを通じて,このプロジェクトに自然と親しみを感じられる,あたたかな時間が流れていた。
また,配信中にメンバーが着用していた色違いのTシャツについても話題が及んだ。これはアパレルブランド「MILKBOY(ミルクボーイ)」とのコラボアイテムで,デザインには梶さんと「ノラガミ」などの作品で縁の深い漫画家のあだちとか氏による描き下ろしの「そよぎ」が使用されている。
あわせて紹介された耳付きのフードが特徴的なパーカーは,3月のEXPOで「そよぎ」が実際に衣装として着用し,歌やダンスを披露する予定であることも明かされた。
このパーカーのモデルを梶さん自らが務めていることについて,「自主制作(自腹)プロジェクトなので,モデルを雇うお金がなくて自分でやるしかない!」とプロデューサーとしての切実かつバイタリティ溢れる舞台裏を笑い混じりに語ると,出演者たちからはその奮闘ぶりに驚きと称賛の声が上がっていた。
こうしたグッズ一つひとつにも,梶さんの「手作りで面白いものを届けたい」という熱い想いが込められていることが伝わる一幕となった。
?梵そよぎ×MILKBOY collaboration?
— MILKBOY (@milkboyharajuku) September 3, 2025
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9/11(木)よりMILKBOY原宿店にてポップアップショップをオープン!
コラボアイテムの展示・受注会を開催するほか、コラボアイテムを着用した梶裕貴氏の撮り下ろし写真や、あだちとかによる描き下ろし原画の展示も行います。 pic.twitter.com/SYW3MoQZLm
続いて話題は,「梵そよぎ4コマ漫画劇場」へ。梶さんが原案を手がけ,種田優太氏が作画を担当する本作は,2025年3月にスタートし,毎週火曜日にXで更新されている。また,オリジナル書き下ろしの声優ボイス付きストーリーがモーションコミックとしてYouTubeでも配信されており,今回集まった5人がそれぞれ声をあてている。
キャラクター紹介のパートでは,山下さんが兄,岡本さんが弟という実年齢とは逆の兄弟役についての印象や,梶さんがディレクションを務めた際の「仲間だからこその緊張感」といった収録裏話が語られ,笑いがこぼれる場面も多くあった。
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収録を振り返るコーナーでは,先行収録や全体での収録時の写真が紹介され,当時の様子が話題に。約半年前の収録風景を収めた写真を見ながら,梶さんが「当時は今より髪が短く,痩せる前だった」と振り返れば,メガネを頭にかけている下野さんについてなど,写真一枚から絶え間なく笑いが起こっていた。
また,プロデューサーとして自らディレクションも務めた梶さんは,「信頼する仲間だからこそ,どう伝えればいいか脇汗が止まらないほど緊張した」と吐露。これに対し寺島さんも「二人きりでの収録には謎の緊張感があった」と語り,単なる仲良しグループではない,プロ同士の真剣勝負の舞台裏も明かされた。
梶さんの「一緒にやりたいメンバーを直感で選んだ」という言葉に,キャスト陣があらためて絆を確認し合う場面もあり,やりとりのなかからは,現場の温かな雰囲気や,長年積み重ねてきた声優陣の距離の近さが伝わってくるようだった。
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ここで,モーションコミック全17話をまとめた動画が,番組終了後に公式YouTubeで配信されることが発表された(YouTube)。あわせて,3月8日に東京ガーデンシアターで開催される「そよぎEXPO」では,新規描き下ろしストーリーによるモーションコミックの生アフレコが行われる予定であることも紹介された。
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●笑いと親しみがあふれる新年会トーク
後半は,新年会らしい自由なトークが中心に。「今年,一緒にやってみたいこと」をテーマに語り合う企画では,現実的なものからちょっと無茶な案まで飛び出し,スタジオは終始にぎやかな雰囲気に包まれていた。この「マニフェスト(公約)」企画では,プライベートも含めた目標を掲げ,1年後に達成度を振り返るという趣向が込められていた。
梶さんは,以前の石川県訪問のエピソードから,山下さんに「一緒にかき氷を食べに行きたい」と提案。そこから「さわやか」ハンバーグやテニスなど案が広がり,梶さんが「全部まとめてロケにしよう」と言い出すと,下野さんも冗談交じりに制作面で協力を申し出るなど,仲の良さがにじみ出るやりとりが続いた。
さらに,梶さんと下野さんがプライベートで訪れたハワイ旅行の話では,旅の手配をすべて梶さんが担当したという驚きのエピソードも。そこから「そよぎの声で通訳する翻訳アプリを作りたい」というアイデアにもつながった。
そのほかにも,緩やかな雑談やユニークなテーマを交えたトークが続き,自然体の5人のやりとりが印象的な,温かく笑いの絶えない時間となった。
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●そよぎEXPOに向けた意気込みと最新情報
和やかな空気のまま番組は終盤へ進み,ここからは3月8日に開催される「そよぎEXPO」に向けた新情報がまとめて発表された。本イベントが梵そよぎによる3Dでの1stライブであることや,東京ガーデンシアターにて昼夜2公演で行われることがあらためて紹介され,チケットのイープラス2次先行販売が1月14日からスタートすることも告知された(現在受付中)。![]() |
ライブは,梵そよぎの1stアルバム「0rigin」を軸に構成される内容となっており,番組内では下野 紘さんにも楽曲提供してもらっていることが紹介された。アルバムはすでに各種配信サービスで配信中で,出演者それぞれが感想を語る場面も見られた。
さらに,新情報として下野さんが楽曲提供した「電波Jack」のモーション映像の一部が初公開。あわせて,昼公演と夜公演でセットリストが大きく異なることや,梶さんと梵そよぎによるデュエット歌唱,朗読劇の実施も明かされた。
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また,出演者5人による完全新作のモーションコミック生アフレコが披露される予定で,昼夜それぞれ異なる内容になるという。
この生アフレコには新キャラクターも登場し,声を担当するのは浦 和希さん。キャラクター設定や本人コメントも紹介された。
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さらに,「そよぎフラクタル」を題材にした完全新作乙女ゲームについても,「そよぎEXPO」で新情報が解禁されることが予告されている。
このプロジェクトは,ボルテージのコンシューマー向けブランド「AmuLit」とのコラボレーションによって制作が進行中だ(関連記事)。梶さんによると,キャラクターデザインやキャスティングはすでに完了し,主題歌や劇伴など音楽面の準備も着々と進行中だという。当日の発表を楽しみに待ちたい。
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「そよぎEXPO」で販売される公式グッズの一部が初公開され,イベントへの期待がさらに高まる展開に。
エンディングでは出演者それぞれがEXPOや2026年に向けた想いを語り,山下さんは「名前を挙げて呼んでもらえたこと」への感謝を,岡本さんは梶さんへ熱いエールを送った。寺島さんは「最前線に立つ姿を近くで見たい」と語り,下野さんは「5年,10年と続くコンテンツに」と願いを込めた。
梶さんも仲間との絆に触れ,「集まってくれて本当に嬉しい」と感謝を伝えた。配信は終始あたたかく,3月のEXPOに向けた気運を高める新年会となった。
配信は期間限定でアーカイブも2026年3月7日23:59まで公開されているため,気になった人はぜひチェックしてみてほしい。そして,3月開催の「そよぎEXPO」にも,注目しておきたい。
- 関連タイトル:
AmuLit新作ゲーム - この記事のURL:








































