電話，ラジオ，スピーカーなど電子機器の修理に挑戦。「It Works: Electronics Repair Simulator」，2025年内のリリースをアナウンス

　PlayWayとGame Incubatorは，一人称視点型シミュレーションゲーム「It Works: Electronics Repair Simulator」の最新トレイラーを公開し，2025年内に日本語対応でリリースするとアナウンスした。



　本作でプレイヤーは電子機器の技術者である主人公として，自宅を改造した工房で，依頼を受けて無線機や電話，ラジオ，スピーカーなど持ち込まれた電子機器を修理しながら工房を成長させていく。テスター（マルチメーター）を当てて故障箇所を特定し，最適な修理方法を選んで対処するのだ。


　持ち込まれる故障品は，徐々に修理が複雑化していくという。工房を経営していくためには部品の在庫管理も必要となり，コンデンサや抵抗器，ヒューズ，コイル，ICチップなどの必要な部品を注文して，常にストックしておくことが重要となる。


　顧客から受け取る故障品の中には怪しげなものもあり，その処遇によっては自分の工房の評価につながることもある。例えば，分解したタブレットのバッテリーの裏に，「データをすべて除去してください。お願いします」という，何やら第三者からのメッセージのような紙が入っているといった，プレイヤーの判断によっては何かの事件に巻き込まれてしまうイベントが発生するようだ。


　さまざまなタスクをこなし，お金を貯めてより良い工具や設備，環境などをそろえていく。電子機器の内部構造を理解するのに役立ちそうなゲームで，気になる人はウィッシュリストに追加して続報を追うといいだろう。