連載
ダンジョンと化したジャングルで暴れる2Dアクション「Dunjungle」(ほぼ日 インディーPick Up!)
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彼は武器を手に取り,変わり果てた森や不気味な地下墓地へと潜っていく。奇妙な怪物たちが待ち受ける死地へ,友を連れ戻すための長い戦いが幕を開ける。
本日は,Bruno Bombardiが手掛ける「Dunjungle」を紹介しよう。本作はジャングルを舞台にした2D横スクロールアクションゲームだ。プレイヤーはサルの戦士となり,行方不明になった人間の親友を探すため,奥地を目指していく。
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このゲームの特徴は,何度も死にながら少しずつ強くなる「ローグライト」の仕組みと,キレのある操作感だ。
毎回地形が変わるステージには,敵や罠がランダムに配置されており,プレイヤーは近接武器と遠距離魔法,そして特殊効果を持つ遺物を拾い集め,その場限りの装備の組み合わせで戦い抜く。
敵の攻撃は重く,数発もらうだけで致命傷になりかねないが,無敵時間のある回避行動や二段ジャンプを駆使すれば,華麗に攻撃をかわすことができる。
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倒されてしまえば獲得した装備は失うが,集めた通貨を持ち帰ることで,体力の底上げや新しい武器のアンロックが可能だ。次の冒険では少しだけ有利な状態で挑めるため,アクションが苦手でも諦めずに挑戦できる。
道中では,リスクの高いルートを選んで良い報酬を狙うか,安全策を取るかの判断も迫られる。シンプルな操作とスピーディな展開で,ついつい「もう一回」と繰り返してしまう中毒性を持っているのもポイントの1つだ。
軽快すぎる操作と展開
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サクサクと進むテンポの良さがとにかく心地よい。回避アクションには無敵時間が設定されており,敵の攻撃をギリギリで避けて反撃する楽しさがある。一回のプレイ時間が短めに設計されているため,失敗してもすぐに再挑戦しようという気になれるのだ。動きのキレが良いので,ただ動かしているだけでも楽しさを感じられる仕上がりになっている。
毎回変わる装備構成
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冒険のたびに手に入る武器や魔法が変わるため,その場の巡り合わせで戦い方を考える必要がある。弱いと思っていた初期武器でも,強化や属性の付与次第で驚くほど強力な武器に化けることもある。氷結効果で敵を止めたり,遠くから魔法で狙い撃ったりと,自分なりの勝ち筋を見つける過程が面白い。
ポップでコミカルな世界
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難易度は高いが,雰囲気は驚くほど明るくコミカルだ。敵のデザインも「足の生えた魚」など奇妙なものが多く,見ていて飽きない。アイテムの説明文やNPCのセリフには皮肉や冗談がたっぷりと詰め込まれており,思わずニヤリとしてしまう。厳しい戦いの中にあるこの軽妙さが,プレイヤーの心をふっと軽くしてくれる。
「Dunjungle」は,歯ごたえのあるアクションと軽快なプレイ感を兼ね備えた良作だ。重厚な物語よりも,直感的な操作と周回プレイの楽しさを重視する人には特におすすめできる。短い時間で満足感を得たいなら,ぜひこのサルの冒険に付き合ってみてほしい。





























