空港の税関職員として，違法に輸入，輸出されるものや危険物を取り締まれ。「Airport Contraband」，最新トレイラーを公開

　DRAGO Entertainmentは，ポーランドのTitanite Gamesが開発中の一人称視点型シミュレーションゲーム「Airport Contraband」の最新トレイラーを公開し，2026年1月からプレイテストを実施することをアナウンスした。



　「Airport Contraband」は，南米にあるという架空の地方空港「カルドラ空港」で税関職員の仕事を体験できるシミュレーションゲームだ。パスポートや書類をチェックしたり，旅行者に質問したりして，不審なスーツケースや木箱の中を調べて，違法に輸入，輸出されるものや危険物を取り締まっていく。
　そうした不正を取り締まるだけでなく，カルテルから賄賂を受けて見逃すことで利益を生み出すといったリスクを負うこともできる。


　ゲームメカニクスは，2013年にリリースされた「Papers, Please」を彷彿とさせるもので，「Airport Contraband」ではいかにも不審に見える人や，自家用機のパイロットなどさまざまな人をチェックしていく。不正を暴くことで追加資金が手に入り，空港の機材を高性能なものにアップグレードが可能となる。


　面白いのは，プレイヤーは毎日異なる税関職員でプレイするという点で，これがどのようにゲームに影響するのか気になるところ。また，小さな不正が取り返しのつかない問題となり，空港全体を巻き込むスキャンダルに発展するといった，ローグライクなゲームシステムになっているのも特徴になりそうだ。


　「Airport Contraband」は，現時点では日本語化はアナウンスされていない。Steamストアページでは，プレイテストの参加リクエストを申し込めるので，気になる人は登録しておくといいだろう。