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新型Androidスマートフォン「Xiaomi 15T」シリーズが国内発売。上位モデルは光学5倍望遠カメラ搭載で約11万円から
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Xiaomi公式ストアにおける税込価格は,以下のとおり。
●Xiaomi 15T Pro
- メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量256GB:10万9800円
- メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量512GB:11万9800円
- メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量1TB:12万9800円
- メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量256GB:6万4800円
- メインメモリ容量16GB,内蔵ストレージ容量512GB:6万9980円
Xiaomi 15T ProとXiaomi 15Tは,6.83インチサイズで,解像度1280×2772ドットの有機ELディスプレイを搭載するスマートフォンだ。
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前世代製品の「Xiaomi 14T」シリーズは,6.7インチサイズのディスプレイを搭載しており,これと比べるとわずかに大きくなった。
Xiaomi 15T ProとXiaomi 15Tで,最大リフレッシュレートが異なり,Xiaomi 15T Proは144Hz,Xiaomi 15Tは120Hz表示に対応する。
搭載SoC(System-on-a-chip)は,Xiaomi 15T ProがMediaTek製のフラグシップモデル「Dimensity 9400+」,Xiaomi 15Tは同じくMediaTek製の「Dimensity 8400 Ultra」を採用する。このあたりは,前世代から順当にスペックが向上したポイントだと言えるだろう。
いずれも,AI処理性能の高さをアピールしており,Xiaomi独自のAI機能群である「Xiaomi Hyper AI」を快適に使用できるという。Xiaomi Hyper AIでは,AIを活用した文書作成や文字おこし,翻訳,画像検索などを行える。さらに,Xiaomi 15Tシリーズは,GoogleのAIアシスタント「Gemini」や「かこって検索」にも対応するとのこと。
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Xiaomi 15Tシリーズは,既存製品と同じく,カメラメーカーの独ライカと共同開発したアウトカメラを搭載するのが見どころだ。いずれもレンズの構成は,標準と広角,望遠という3眼式となっている。
冒頭で紹介したように,上位モデルのXiaomi 15T Proは,ペリスコープ式の望遠カメラを採用しており,レンズ倍率が2.6倍から5倍となった。また,光学10倍相当の品質での写真撮影や,最大20倍のデジタルズームにも対応する。
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一方のXiaomi 15Tのアウトカメラは,標準カメラと組み合わせる撮像センサーを,Xiaomiが独自開発した「Light Fusion 800」に変更したのが分かりやすい違いといえるだろう。
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Xiaomi 15Tシリーズは,動画撮影機能も大幅に強化したそうだ。すべての焦点領域で,HDR10+に対応した動画撮影が可能となったほか,Xiaomi 15T Proでは,4K/120fpsの高フレームレート撮影も行える。
内蔵バッテリー容量は,いずれも5500mAhと,前世代の5000mAhから向上した。Xiaomiによると,日常的な利用シーンにおいて,1.4日分の長時間駆動が可能だという。Xiaomi 15T Proは,最大90W出力,Xiaomi 15Tは,最大67W出力の急速充電に対応する。
メーカー | Xiaomi |
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OS | Android 15 |
ディスプレイパネル | 約6.83インチ有機EL, |
プロセッサ | MediaTek製「Dimensity D9400+」 ・CPUコア:Cortex-X925 ・GPUコア:Immortalis-G925 MC12 |
メインメモリ容量 | 12GB |
ストレージ | 256GB,512GB,1TB |
アウトカメラ | 3眼式 ・標準:約5000万画素,F1.62 ・広角:約1200万画素,F2.2 ・望遠:約5000万画素,F3.0,光学5倍 |
インカメラ | 約3200万画素,F2.2 |
対応5Gバンド | n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66 |
対応LTEバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32 |
対応3Gバンド | 1/2/4/5/6/8/19 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 7(IEEE 802.11be) |
Bluetooth対応 | 6 |
バッテリー容量 | 5500mAh |
待受時間 | 未公開 |
連続通話時間 | 未公開 |
USBポート | USB Type-C |
公称本体サイズ | 77.9(W)×162.7(D)×7.96(H)mm |
公称本体重量 | 約210g |
本体カラー | ブラック,グレー,モカゴールド |
メーカー | Xiaomi |
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OS | Android 15 |
ディスプレイパネル | 約6.83インチ有機EL, |
プロセッサ | MediaTek製「Dimensity 8400 Ultra」 ・CPUコア:Cortex-A725 ・GPUコア:Mali-G720 |
メインメモリ容量 | 12GB |
ストレージ | 256GB,512GB |
アウトカメラ | 3眼式 ・標準:約5000万画素,F1.7 ・広角:約1200万画素,F2.2 ・望遠:約5000万画素,F1.9 |
インカメラ | 約3200万画素,F2.2 |
対応5Gバンド | n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48 |
対応LTEバンド | 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/38 |
対応3Gバンド | 1/2/4/5/6/8/19 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax) |
Bluetooth対応 | 6 |
バッテリー容量 | 5500mAh |
待受時間 | 未公開 |
連続通話時間 | 未公開 |
USBポート | USB Type-C |
公称本体サイズ | 約78(W) |
公称本体重量 | 約194g |
本体カラー | ブラック,グレー,ローズゴールド |
また,Xiaomiは,Androidタブレット「Xiaomi Pad Mini」と「REDMI Pad 2 Pro」シリーズも合わせて国内発表した。
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製品ラインナップと税込価格,発売時期は以下のとおり。
●Xiaomi Pad Mini
- メインメモリ容量8GB,内蔵ストレージ容量256GB:7万4980円,9月26日発売
- メインメモリ容量12GB,内蔵ストレージ容量512GB:9万3980円,9月26日発売
- メインメモリ容量6GB,内蔵ストレージ容量128GB:3万9980円,9月26日発売
- メインメモリ容量6GB,内蔵ストレージ容量256GB:4万6980円,10月28日発売
- メインメモリ容量6GB,内蔵ストレージ容量256GB,マットガラス採用:4万9980円,9月26日発売
- メインメモリ容量6GB,内蔵ストレージ容量256GB:5万8980円,10月28日発売
Xiaomi Pad Miniは,8.8インチサイズで,解像度3008×1880ドット,最大リフレッシュレート165Hzの液晶ディスプレイ搭載した比較的コンパクトなタブレットだ。搭載SoCに,Xiaomi 15T Proと同じ,Dimensity D9400+を搭載するのが見どころで,小型製品ながら高いスペックを備えている。
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また,本体の側面に2つのUSB Type-Cポートを備えており,本体の向きに合わせて充電するポートを選べるのもポイントだ。内蔵バッテリー容量は7500mAhで,最大67W出力の急速充電にも対応するという。
一方のREDMI Pad 2 Proシリーズは,12.1インチサイズで,解像度2560×1600ドット,最大リフレッシュレート120Hzの液晶ディスプレイを搭載したタブレットだ。Wi-Fiモデルと5G対応モデルをそれぞれラインナップする。
搭載SoCにQualcomm製ミドルクラスSoC「Snapdragon 7s Gen 4」を採用。Qualcommによると,前世代製品と比べて,CPUとGPUの性能が最大7%向上しているそうだ。
Xiaomi公式Webサイト
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Android端末本体
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