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片手でゲームを操作できる「Xbox Adaptive Joystick」が発売。障がいのあるゲーマーでもゲームを楽しめる環境を作る
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Xbox Adaptive Joystickとは,Microsoftによる障がいを持つ人でもゲームをプレイできるようにする継続的な取り組みの一環として生まれた有線型ジョイスティックである。
「Xbox Adaptive Joystick」は,Xboxのアクセシビリティへの考えが詰まったコントローラ用アクセサリ。ドイツで実機をお試し[gamescom]
![「Xbox Adaptive Joystick」は,Xboxのアクセシビリティへの考えが詰まったコントローラ用アクセサリ。ドイツで実機をお試し[gamescom]](/games/990/G999028/20240823045/TN/006.jpg)
Microsoftの新製品「Xbox Adaptive Joystick」は,身体の動きに制約のあるゲーマーのニーズに応える形で設計されたジョイスティックだ。さまざまなプレイ環境を想定したデザインやカスタマイズ性の高さが特徴の新プロダクトについて,gamescom 2024でプレゼンテーションが行われた。
[E3 2018]体に障害がある人のゲームプレイをサポートする新型コントローラ「Xbox Adaptive Controller」では何ができるのか
![[E3 2018]体に障害がある人のゲームプレイをサポートする新型コントローラ「Xbox Adaptive Controller」では何ができるのか](/games/999/G999902/20180614027/TN/001.jpg)
Microsoftは,Xbox Showcaseで,PCおよびXbox Oneシリーズ用の新型ゲームコントローラ「Xbox
片手で扱いやすいサイズと形状,重さ(約106.2g)をしており,「Xboxアクセサリ」アプリを使って,各ボタンへの機能割り当てを行うことで,ゲームパッドの任意の操作をXbox Adaptive Joystickのボタンやスティックに割り当てられる。これにより,身体に障がいのある人でも,ゲームをプレイしやすくなるというものだ。
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アナログスティック部分は付け替え可能となっていて,任意の形状の「サムスティック トッパー」を取り付けることで,指以外の体の部位でも操作できるように改造できるのもポイントだ。
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Microsoftでは,様々な形状のサムスティック トッパーの3Dプリントファイルを公開しており,ユーザーがダウンロードとして扱いやすいスティックを製造できる(関連リンク)。
Xbox Adaptive Joystick自体は,4つのボタン[x1/x2/x3/x4]と,一般的なゲームパッドにおけるバンパーやトリガーに当たる2つのボタン[x5/x6],そしてアナログスティックを1本備える。アナログスティックは押し込めるので,ボタン数としては7ボタンになるわけだ。
PCおよびゲーム機との接続には,USBケーブルを用いる。
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WindowsやXboxを手がけるMicrosoftによる公式周辺機器ということで,ソフトウェアとの互換性も安心できるので,こうした取り組みは高く評価したい。
MicrosoftのXbox Adaptive Joystick製品情報ページ
Microsoft公式Webサイトのサムスティック トッパーに関するポスト
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