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[TGS2022]PCエンジン互換機「Retron GX」がお披露目に。販売スケジュールは未定だが鋭意開発中
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印刷2022/09/17 19:20

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[TGS2022]PCエンジン互換機「Retron GX」がお披露目に。販売スケジュールは未定だが鋭意開発中

 千葉・幕張メッセで開催中のゲームイベント,「東京ゲームショウ2022」会場の達成電器ブースに,PCエンジン互換機「RetroN GX」が出展されている。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS2022]PCエンジン互換機「Retron GX」がお披露目に。販売スケジュールは未定だが鋭意開発中

 「RetroN GX」は,アメリカのHyperkinが開発中のPCエンジン/TurboGrafx-16互換機だ。達成電器は,PowerAやSparkFoxといったサードパーティ製ゲームパッドの内部基板を製造する中国・Dashine Electronics傘下のハードウェアメーカーで,Hyperkinの製品が同グループの基板を採用していることから,今回の出展に至ったらしい。

 PCエンジン用ソフトに対応した互換機は,サイバーガジェットの「レトロフリーク」やAnalogueの「Analogue Duo」などがあるものの,北米でヒットしなかったプラットフォームであるためか,Hyperkinは手を出していなかった。Hyperkinが2014年に発売した「RetroN 5」は,5種類のスロットを搭載して9種類のプラットフォームに対応する幅の広さを売りにしていたが,それでもPCエンジン/TurboGrafx-16は対応外だったくらいだ。

 満を持しての登場となるHyperkin製PCエンジン/TurboGrafx-16互換機は,USB端子による給電とHDMIによる映像・音声の出力を備え,コントローラは実機と同じミニDIN-8端子と,USB接続の一般的なゲームパッドに対応する。

背面から見たところ。RCAなどは搭載されないようだ。ちなみに,置かれていた説明書によると「互換性の高いオープンソースソフトウェアを搭載しており、そのままでのご利用も可能ですが,カスタマイズもしやすいです」とのこと
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前面から。RetroNシリーズでおなじみの,左側前方が斜めに切り落とされたような筐体デザインが本機でも踏襲されている
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コントローラの単品発売も計画されているようだ。なお,このコントローラはミニDIN-8端子仕様でPCエンジン実機でも使える
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 販売時期は2023年内の想定だが,開発チームが実機の再現性にこだわる傾向があるため,詳細は未定で,想定価格も今のところないとのこと。国内販売代理店も,これから探すという。

 なお,参考までに,Atari 2600互換機の「RetroN 77」は79.99ドル。メガドライブ/Sega Genesis互換機の「MegaRetroN」は59.99ドル。ゲームボーイ/ゲームボーイカラー/ゲームボーイアドバンス互換機の「RetroN Sq」は89.99ドルとなっている。

「東京ゲームショウ2022」公式サイト

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