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生成AI搭載ゲームにも向く? Micronが新型のPCIe 5.0対応M.2 SSD「4600 SSD」を発表。最大容量は4TB
記憶容量4TB,2TB,1TB,512GBの4種類をラインナップする。価格や発売時期は明らかになっていないが,すでにPCメーカー向けのサンプル出荷を開始しているとのことだ。
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4600 SSDは,PCIe 5.0対応によって,逐次読み出し(シーケンシャルリード)速度が最大14.5GB/s,逐次書き込み(シーケンシャルライト)速度は最大12GB/sと,既存のPCIe 4.0 x4インタフェース対応SSDの2倍という速さで読み書きできるのが特徴だ。
この特徴により,本製品に適したユーザーの筆頭として,Micronではゲーマーを挙げている。とくに,今後増えてくるであろう,PC側で動作するAIによってコンテンツの一部をリアルタイムに生成するゲームには,4600 SSDの速さが利点になると,Micronではアピールしている。
また,Micron独自の新世代フラッシュメモリチップ「Micron G9 TLC NAND」を採用することで,最大容量4TBの製品をラインナップしているのもポイントだ。1本で100GBを超えるゲームが珍しくない昨今では,「容量2TB程度ではすぐに埋まってしまい,まったく足らない!」という人も多いだろう。容量4TBのPCIe 5.0対応SSDの選択肢が増えるのは喜ばしいことだ。
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PCIe 5.0対応マザーボードが必須にはなるものの,最新世代のCPUは,AMDもIntelもPCIe 5.0に対応している。新しいPCを自作したいという人なら,4600 SSDを選ぶというのも良さそうだ。
Micronの4600 SSD製品情報ページ
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