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クリアカラーのN64互換機が発売。中身が透けるクリア仕様で,遅延なし,公式周辺機器にも対応したプレイを楽しめる
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Analogue 3DはNINTENDO 64の互換機で,今年11月にBlackとWhiteの2色が発売されたばかりだ。同機は正確な実機再現が特徴とされており,「回路レベルで設計したオリジナルのハードウェアによる,世界初となる互換性100%でのN64再現」が謳われている。
その理由はソフトウェア的なエミュレーションではなくFPGA(Field Programmable Gate Array。プログラミングによって機能を変えられるチップ)を使うことで,入力の遅延,グラフィックスや音の不正確さ,タイミングやフレームレートといった問題は存在しないとしている。実機のカートリッジや公式の周辺機器が使えるのに加え,4K HDMI出力で現代のディスプレイも使用可能だという。
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今回のカラーバリエーションは,Jungle(クリアグリーン),Ice(クリアブルー),Watermelon(クリアレッド),Fire(クリアオレンジ),Grape(クリアパープル),Clear(色なしのクリア),Smoke(黒みがかったクリア)といったクリアカラー7種とGold(金色)の合計8種類だ。Gold以外は中身が透けて見えるようになっており,カラーリングもあわせて一昔前のスケルトンブームを思い起こさせる。
加えて,周辺機器メーカーの8BitDoからは同色のコントローラ「8BitDo 64 Controllers - Funtastic - Limited Editions」も発売されるため,色を合わせて揃えるのもいいだろう。
![]() Jungle(クリアグリーン) |
![]() Ice(クリアブルー) |
![]() Watermelon(クリアレッド) |
![]() Fire(クリアオレンジ) |
![]() Grape(クリアパープル) |
![]() Clear(色なしのクリア) |
![]() Smoke(黒みがかったクリア) |
![]() Gold(金色) |
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価格は,Funtastic Limited Editionsの8色が299.99ドル(約4万7000円),通常のBlackとWhiteが269.99ドル(約4万2000円)となっている。
コントローラはカラーバリエーションの8BitDo 64 Controllers - Funtastic - Limited Editionsは44.99ドル(約7000円),通常版の「8BitDo 64 Bluetooth Controller」はBlackとWhiteで39.99ドル(約6200円)だ。
1996年に発売されたNINTENDO 64には3Dゲームをフィーチャーし,「スーパーマリオ64」や「ゴールデンアイ 007」「カスタムロボ」「ポケモンスナップ」といった名作があり,これらは今も高く評価されている。新作が出るたびにムーブメントを巻き起こす「どうぶつの森」もNINTENDO 64からスタートしたシリーズであり,ゲーム史的にも大きな意味を持つ機種である。
同機は「クリアブルー」「クリアレッド」をはじめとした様々なカラーバリエーションを展開,中にはダイエーホークス優勝記念の「クリアオレンジ&クリアブラック」や,トイザらス限定の「ゴールド」という品も存在している。今回のFuntastic Limited Editionsを見てこれらの製品を思い出した人も多いだろう。
![]() 任天堂公式サイト(リンク)よりNINTENDO 64 |
![]() 任天堂公式サイト(リンク)より「クリアブルー」「クリアレッド」 |
Funtastic Limited EditionsはAnalogue公式Xアカウント(リンク)によると「Available in highly limited quantities(非常に限られた数量の限定販売)」とのこと。公式サイトでは全色売り切れとなっており,今後の再入荷が注目される。
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