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印刷2025/05/01 15:00

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気づいたら“沼落ち”。K-POPバーチャルアイドル「PLAVE」,ほんとにヤバいです

 音楽やコスメ,漫画にドラマに映画と,今では韓国産のコンテンツがすっかり身近になりました。ゲームなどの2次元コンテンツ周辺のエンタメを楽しむ,いわゆる“オタク寄り女子”を自認する筆者も,そうした韓国カルチャーを楽しんでいる一人です。そんななか,ちょっと気になる人たちが現れました。それが,今回紹介するK-POPバーチャルアイドル「PLAVE(プレイブ)」です。

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 先に明かしてしまうと,彼らの紹介記事を書こうと思い立った昨年からいろいろとコンテンツを見ていくうちに,気づいたらすっかり沼落ちしてしまいました。そこで,まだPLAVEを知らない人に向けて沼への招待状,もとい解説や紹介を行っていきたいと思います。すでにPLAVEにハマっている人は……新規ファンの感想って滋養に効きますよね! ということで,あたたかい目で読んでもらえればうれしいです。



5人組K-POPバーチャルアイドル,
PLAVEって何者?


 いろいろ語る前に,まずは2025年2月に発売されたばかりの彼らの新曲をお聴きください。


 いかがでしょうか。めちゃくちゃかっこよくないですか?

 この「Dash」のMV(パフォーマンス映像ではなく本編映像)は,公開1か月で1000万再生を超え,本曲を収録したPLAVE 3rd Mini Album 'Caligo Pt.1'は,韓国の主要音楽配信サイトMelonのTOP100にて1位から5位を独占。そのほかにも数々の賞を受賞するなど,2023年のデビューから現在にかけて右肩上がりの勢いを見せているのです。

 日本でも当然その流れはあり,昨年から雑誌の表紙やTV番組への出演だけでなく,我々オタク勢のフィールド(?)にもじわじわと進出中です。昨年のアニメイトガールズフェスティバル2024(AGF2024)にも出展するなど,ありとあらゆる場所で見かけることが増えてきました。

 先日は筆者が雑貨店で買い物中,有線でPLAVEの楽曲がかかり,「いや本当に人気が出てきているな……!」と実感しました。

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AGF2024のPLAVEブースは人が多くて全体写真が撮れず……!
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雑誌an・anでは,2024年12月に続き2025年2月にも表紙を飾る快挙



◆PLAVEはAIではありません

 PLAVEはバーチャルアイドルですが,AIではなく“中の人”が存在します。一切顔出しをせず活動する点は,日本でも人気のVTuberに近いとも言えます。VTuberも近年では音楽番組やイベントへの出演が増えていますが,PLAVEはそのなかでもとくに地上波の音楽番組や大型イベントへの出演が多く,バーチャルではないタレントやアイドルと並んで活動の幅を広げています。つまり“単に見た目がCGであるだけ”で,活動内容はほかのアイドルグループとほとんど違いはないと言えるでしょう。


 また,VTuberにもさまざまなビジュアルスタイルがありますが,PLAVEは韓国発のウェブトゥーン(縦スクロールで読むタイプのデジタル漫画)を思わせる,リアル寄りでスタイリッシュな見た目が印象的です。個人的には,この“デフォルメされすぎず,生身の人間らしさを感じさせるところ”が,ライブや配信番組で見せるリアル感につながっているように感じています。


 ちなみに,彼らを生んだのは,2022年設立のVLASTという会社です。VLASTはUnreal Engineとモーションキャプチャを活用し,ライブや配信ではリアルタイムレンダリングによってPLAVEの技術面を支えるとともに,芸能プロダクションとしてプロデュースも行っているとのことです。

 PLAVEは,活動初期から時が経てば経つほどビジュアルが美しくリアルになっていることに驚かされます。これは,VLASTが彼らをより魅力的に見せるため,髪の毛の動きひとつをとっても常に技術をアップデートしているからこそ。あらためて昔の配信を見ると,「今よりも見た目が素朴……!」と感じるのも,ほかのアイドルと通じるところかもしれません。

 さらに,PLAVEのメンバー自身も歌やダンスなどのパフォーマンスが日々向上しており,アーティストとしての成長が感じられるところも胸熱なのです。

 また,PLAVEの大きな特徴として,メンバー自らが楽曲の制作・プロデュース・振り付けなどを手がける自主制作アイドルという点も挙げられます。それぞれが異なる才能や輝きを持っているところも,推せるポイントです。

 なお,これまでリアルタイムでさまざまなステージやライブ配信を行ってきました(K-POPアイドルがよく行う“ヨントン”=ファンがアイドルと直接ビデオ通話できるファンミーティングイベントも含まれます)。

 収録・生放送にかかわらず,数日置きに新たな供給があり,ファンを飽きさせません。PLAVEは,見た目がCGなだけの,文字どおり“今,そこに生きて存在しているアイドル”なのです。

2025年2月,韓国の音楽番組で「Dash」が1位を獲得した際の記念写真



◆ちょっとだけ世界観の話

 そんな感じで,ほかのグループやアイドルと同様の活動を行うPLAVEですが,実は世界観の設定があります。とはいえ,この記事を書いている2025年3月現在,日本ではPLAVEのストーリーを解説する公式サイトなどは存在していません。

 世界観については,MVやアルバムなどにヒントが散りばめられており,以下はそれらをかなりざっくりと,筆者が独自にまとめた内容となります。あらかじめご了承ください。


【PLAVEの世界観】
 Caelum(カエルム)という仮想世界,人間が住む地球であるTerra(テラ),そしてその2つの世界をつなぐAsterum(アステルム)という,3つの世界がある。

 カエルムに住む“キャラクター”であったイェジュン,ノア,バンビ,ウノは,ある理由により消滅を待つだけの存在となっていた。そんななか,ただ一人アステルムで目を覚ましたハミンが,4人を自分のいる世界へ招待することに成功し,彼らは顔をそろえることになった。

 やがて5人は「PLAVE」を結成し,テラに住む人々に音楽を届けていく――。



 つまり,彼らは私たち地球人から見れば「宇宙人」です。5人がアステルムに集まる様子については,2023年3月にリリースされたデビュー曲のMVで確認できます。


 以降のMVでも,さまざまな物語が展開されますが,それぞれの解説はとくにありません。架空の文字を用いた「アステルム語」なんていうものもあり,MVやポスターなどに登場することもあります。

 こうした要素を集めて“考察”するのって,楽しいですよね。筆者も大好物です。世界観だけでなく,メンバー自身にもまだまだ謎が多そうで,目が離せません。


沼はすぐそこに。PLAVEのパフォーマンスをチェック!


 それでは,ここでPLAVEのおすすめ曲やパフォーマンスなどを紹介していきましょう。たくさんありますが,いくつか厳選してお届けします。繰り返しになりますが,すべての楽曲はメンバー自身が制作しているという点も念頭に置きつつ,楽しんでいただけるとうれしいです。

◆ライブは会場一体となって盛り上がり!


 2024年10月,PLAVE初の単独ファンコンサートのアンコール公演映像です。先ほども述べたように,ライブは収録ではなく,本人たちがリアルタイムでパフォーマンスや歌唱を行っています。

 K-POPのコンサートでは,Bluetooth機能搭載の公式ペンライトのみが許可されていることがほとんどで,一斉に色や演出が変わる様子も見事です。PLLI(PLAVEファンの愛称)の掛け声も加わり,会場全体が一体となっています。



◆アニメタッチのMVが新鮮!


 1st Mini Albumに収録された楽曲です。アニメーション映像が新鮮ですが,普段がウェブトゥーン調の見た目であるだけに,違和感はほとんどありません。

 また,このMVは「もし彼らが地球上の存在だったら」という,パラレルワールド的な世界を描いています(MVの最初に登場するバンビの夢の中という説もあり)。これでOVAを作ってほしいですね。



◆珠玉のハーモニーに大号泣した曲


 個人的に,2025年のベストソングに間違いなくランクインすると思っているのがこの曲です。最新アルバムに収録されたバラードで,テーマや楽曲自体の素晴らしさに加え,あまりにも美しいハーモニーに感動しすぎて,リアルに泣いてしまいました。

 最初はハミン一人の歌唱だったサビが,クライマックスでは5人の声が重なり合うという構成も鳥肌ものです。



◆最新MVは映画か? と思う完成度


 記事冒頭でパフォーマンスバージョンを紹介した最新曲ですが,映画かと思うほど作り込まれた本編もぜひご覧いただきたいです。

 随所には過去のMVや映像で使われた建物などが登場し,「Caligo」と呼ばれる敵の存在も明らかになってきました。これまた考察が捗りますし,続きが気になりすぎます! ちょいちょい出てくる名作オマージュらしき場面も,胸が熱くなります。



◆音楽番組で見せた驚きのカバー曲パフォーマンス


 まさにこの記事を書いている最中に公開された,歌番組でのパフォーマンスです。

 BLACKPINKの大ヒット曲「Pink Venom」(本家は9.5億再生です。エグい!)のカバーですが,男性グループでありながら原曲キー&斬新な解釈による歌と,特殊能力を持つ宇宙人ならではの演出に度肝を抜かれました。かっこよすぎて,「やば!」って声が出ました。

 これ,本当に歌番組でやったんですか? こちらもぜひ,最後まで観てほしいです。


さあ,推しを選ぶ時間です
PLAVEのメンバーをチェック!


 そろそろ,気になるメンバーが出てきたところではないでしょうか? よろしい,ならば推しを決めましょう!

 ということで,メンバーを紹介していきます。まだ新規ファンである筆者による紹介なので,解釈違いがあっても広い心で見ていただけると助かります。

イェジュン(リーダー/本名:ナム・イェジュン)
PROFILE
生年月日 2001年9月12日 担当 メインボーカル,プロデューサー
シンボル動物 イルカ 特殊能力 口を開けると水滴が浮かび上がる

 PLAVEの最初のメンバーで,誕生日順では2番目に年上ながら,リーダーを務めています。責任感があり,優しく温厚な性格で,心が癒やされるような歌声の持ち主です。自主制作アイドルであるPLAVEの中では,作詞・作曲とプロデュースも担当しています。

 穏やかでファン想いで,欠点などないのでは? と思うほどですが,ごくたまに「えっ!?」と思うような突飛な言動や行動をすることもあります。ウノとともに,メンバー内ダンス4位の座を競い合っているところも微笑ましく,完全無欠でないところもまた魅力かもしれません。

<筆者のひとりごと>
 少し前,友人に「最近PLAVEに注目している」とLINEしたところ,メンバーの集合画像のイェジュンに◯をつけて「どうせこの人に落ちる」と返信がきました。はい,筆者の好みを知っている人にはモロバレですが,超絶ストライクです。ついでに言うと,自分はリーダーや年上メンバーにも滅法弱い。沼はここにあった……!



ノア (本名:ハン・ノア)
PROFILE
生年月日 2001年2月10日 担当 メインボーカル,プロデューサー
シンボル動物 アルパカ 特殊能力 笑うと顔の周りにキラキラが現れる・ウィンクするとハートが出現

 PLAVEの長男です。美しい金髪に美しい顔立ちで,「姫」と呼ばれることもしばしば。なのに筋トレをこよなく愛するマッチョな精神というギャップがあります。とにかくボーカルの実力が恐ろしく高く,数々のカバー楽曲配信は必見です。

 彼の歌声は美しい繊細さとともに,見た目からはちょっと意外に感じる野性味も持ち合わせており,「ノアに表現できない歌はないのでは……」と思うほど。イェジュンとウノとともに,楽曲制作とプロデュースも担当しています。

 一見“ツン”に見えて,内側には深い優しさを持っているように感じられます。意外と笑い上戸で,その笑いにつられてしまうことも多いです。

<筆者のひとりごと>
 本当に綺麗なルックスですが,王子じゃなくて姫と呼ばれているところが良いです。なのに筋肉系でロックボーカル系というギャップ。こんなの,嫌いな人いないんじゃないでしょうか? 「Dash」のMVでMPをゴリゴリに使って攻撃するところ,最高に痺れました。沼です。



バンビ (本名:チェ・ボング)
PROFILE
生年月日 2002年7月15日 担当 メインダンサー,ボーカル,振り付け
シンボル動物 鹿 特殊能力 両目をぎゅっと閉じて開けると顔の周りに花が咲く

 ピンク色の髪が印象的なバンビは,愛嬌たっぷりですが,それだけではありません。PLAVEがボーカルグループではなく,現在のようなパフォーマンスグループになったのは,ダンスの実力が高いバンビの存在がきっかけだったそうです。グループでは,ハミンとともに振り付けも担当しています。

 ステージでの動きはさすがですが,可愛いルックスを最大限に活かした表情管理も凄まじく,撃ち抜かれます。さらには,歌も折り紙付きの実力という……。性格的には男の子らしい面が強く,一粒で何倍も美味しい,そんな存在です。

<筆者のひとりごと>
 以前の配信での「過去の自分へ手紙を書く」企画のとき,号泣していたのが忘れられません(詳しくは後ほど)。それだけたくさんの苦労をしてきたのでしょうが,いつも明るく元気なバンビでいてくれることに,感謝しかないです。この沼,居心地いいですね……。



ウノ (本名:ド・ウノ)
PROFILE
生年月日 2003年5月24日 担当 メインラッパー,ボーカル,プロデューサー
シンボル動物 特殊能力 目が赤く光る,手のひらから火を出す

 泣く子も黙るラップ担当兼プロデューサーの一人です。ほかのメンバーもラップを披露しますが,「メインラッパー」はウノだけの肩書です。PLAVEの楽曲のかっこよさをバチバチに底上げしてくれる理由のひとつは,ウノのラップと言えるかもしれません。

 なのに,歌も激ウマなんですよね……。ある配信で軽く歌ったとき,ハミンが「音源かと思った」と言ったのも頷けます。

 一見,かなりワイルドな人に見えますが,個人的には「こんなにかわいい人もいないのでは?」と感じています。愛情深く,大型犬的な愛らしさがあります。本人は狼だと言い張っていますが……。

<筆者のひとりごと>
 実は筆者には,「K-POPグループのラップ担当に落ちる」というジンクス(?)があり,最初に気になったのがウノでした。かっこいいし,かわいいし,こう見えて年齢が下から2番目というのも最高です。あと,ここぞというところで目が光るのはずるい。沼まっしぐらです。



ハミン(本名:ユ・ハミン)
PROFILE
生年月日 ????年11月1日 担当 メインダンサー,リードラッパー,振り付け
シンボル動物 特殊能力 口を開けたり何か考えると2進法の数字が浮かぶ

 5人のなかで一番年下(マンネ)なのが,ハミンです。バンビとともに振り付けを担当しており,メンバー内で一番の長身を活かしたダイナミックなパフォーマンス(MVやステージで空中キックをしているのが彼です)は圧巻。テコンドー歴が長いそうです。もちろん,歌もラップもこなせることは言うまでもありません。

 年下らしく兄たちにかわいがられる姿には癒やされますが,生年月日の「????年」が示すように,世界観的にはいつ生まれたのかがはっきりしていないようです(ほかのメンバーとは違いカエルムで生まれたわけではなく,PLAVEに最後に合流したため,末っ子(マンネ)として設定されたそう)。気になりすぎます。

<筆者のひとりごと>
 ハミンは,しゃべり方が優しくて甘い感じなんですよね。にもかかわらず,パフォーマンスでは一番派手な技を繰り出すギャップがたまりません。設定上,4人とは違う出生というところも,おいしすぎませんか? 絶対に,何かのタイミングでキーマンになりそうで……沼です!



◆メンバーたちのやりとりに笑い,絆に涙した話

 K-POPに限らず,アイドルグループを応援するファンの中には,「推しのメンバーはいるけど,みんなが集まってわちゃわちゃしているのが大好き」という人も多いのではないかと思います。

 PLAVEもメンバー全員の仲が良く,YouTubeチャンネルで観られる独自の配信番組などでは,彼らの“素”の楽しすぎるやりとりを楽しむことができます。


 また,PLAVEは「バーチャルにはつきもののエラーやお約束をタブーにしていない」という点も,興味深いポイントです。「僕たちの鼻の穴は退化したので無い」と発言したり,映像に不具合が出たときには叩いて直すなど,ネタとして昇華させることもあります。

 「버추얼 아이돌(Virtual Idol)」という楽曲では,「ヘイターたちの言うことは右から左へ。僕たちはバーチャルアイドルPLAVE!」という歌詞を,ポップな曲調に乗せて歌っており,とても痛快です。


 そして,グループを推すことの醍醐味は,「メンバー同士の絆に胸を熱くすること」でもあると言えるでしょう。実は,筆者がPLAVEに沼落ちしたのも,それがきっかけでした。


 とくに印象的だったエピソードを,2つご紹介させてください。

 ひとつめは,末っ子のハミンが行った“ドッキリ企画”です。夜,ハミンが各メンバーに「つらいです」とだけメッセージを送ったらどうなるか? というものでしたが,すぐに電話をかけてくるメンバーもいれば,深刻にならないようにあえて明るく返信するメンバーもいて,誰もドッキリだとは疑わず,それぞれのやり方で寄り添おうとしていました。

 全員のメッセージに感動しましたが,ノアの「僕たちはチームでもう家族になったんだ」という言葉が,とくに心に残りました。

 もうひとつのエピソードは,デビュー1周年のライブ配信で行われた“過去の自分に書いた手紙を読む”という企画です。最初は「恥ずかしい」「緊張する」などと言っていた5人でしたが,メンバーの多くが手紙を読みながら号泣してしまい,しばらくトークが止まってしまうほどでした。

 きっと彼らには,デビュー前からその時まで(むしろ現在も),私たちが想像もできないような苦労があったのでしょう。泣いてしまったメンバーに寄り添いながら,5人はあらためて肩を組み,「僕たちは一生懸命やってきた。これからも頑張ろう!」と励まし合っていました。

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 そんなふうにお互いを思いやる様子を観ていて,本来は無機質なバーチャルの姿だということが,すっかりどうでもよくなっていました。そこにある深い愛や固い絆,あたたかさが伝わり,観ているこちらまで涙が出たのです。そして,心から「彼らを応援したい」と強く感じました。5人にはずっと笑っていてほしいし,ステキな歌を届けてほしいし,一緒に幸せでいてほしいと思います。


◆エンディングのない映画,それがPLAVE

 2023年3月に韓国でのデビューを果たし,今年で2周年を迎えたPLAVE。そして2025年6月16日,待望の日本デビューが決定しました! これからますます活躍が期待できそうでワクワクしますね……!

 PLAVEは,自分たちを「エンディングのない映画」と表現していました。「映画のように大切な出来事がたくさん起こっている」「PLLIと僕たちの映画は記憶に残り,これからも終わらない」と。筆者もまた,彼らと一緒に描く物語を,これからもずっと追い続けていこうと思います。

 ……あっ,推しですか? 決まりましたが,それはまた別の機会に!


日本公式X「PLAVE JAPAN OFFICIAL」

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