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レトロゲームからアニメ,特撮,玩具まで。さまざまなコンテンツを扱う新たな配信プラットフォーム「Bleem.net」のKickstarterがスタート
過去に発売されたレトロゲームや,近年増えているレトロゲーム機用の新作ゲームのデジタル版と物理版を販売,ストリーミングサービスの提供,ゲーム関連のドキュメンタリーや関連資料の公開,アニメや特撮の関連グッズの販売など,盛りだくさんの内容となるようだ。
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2013年に設立されたPiko Interactiveは,さまざまなレトロゲームIPの権利を取得し,物理版やデジタル版を発売してきた。
最近では,「Risky Woods」(邪神ドラクソス)のPC版や,「レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ」にオンライン対戦などを追加した「Rage of the Dragons NEO」を発売しており,日本のゲーマーも名前を聞いたことがあるかもしれない。
今回クラウドファンディングを行うBleem.netは,ゲームやアニメ,ゲーム関連のドキュメンタリーを配信するプラットフォームである。
「Bleem」の名前は,もともとPlayStation用のエミュレータに使われていたもので,2021年にPiko Interactiveがこのブランドを取得,オンライン配信プラットフォームの名前として用いることを発表している。今回のKickstarterは,その成果が明らかにされた形だ。
レトロゲームについては,サービス開始時に150本が用意され,PCやモバイルなど機種や場所を問わず,「インストールや設定を必要とせずに簡単にダウンロードしてプレイできる形」で配信されるのに加え,DRMフリーのストアも用意されるという。また,レトロゲームコミュニティもサポートしていくとのことだ。
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Bleem.netでは「デジタル時代において,デジタル購入の所有権を主張することは困難であり,物理的なバックアップがなければデータ損失が深刻な問題となる」として,レトロゲームの物理版もリリースしていくという。新たな商品に関しては,通常のロット生産が行われるほか,これが終了してもオンデマンドでの注文が可能になるとのこと。
これをBleem.netでは「Re-Release(再リリース)」と呼んでおり,レトロゲームが高騰している昨今でも,Re-Releaseならば同様の商品が1/3〜1/5程度の価格で買えるとしている。
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また,レトロゲームのストリーミングサービス「Bleem.net Game-On-Demand」も用意され,クラウドを使わないことで遅延のないゲームプレイを楽しめるという。こちらもレトロゲームコミュニティをサポートし,インディークリエイターによる新作のレトロゲーム機用ゲームが追加されていくとのこと。
また,「ゲームIPの制作に関連する膨大な文書アーカイブ」にアクセスすることもできるという。
そして,Piko Interactiveが制作したゲーム系のドキュメンタリーに加え,アニメや特撮作品もストリーミングで視聴でき,「リマスター,再編集,失われたメディアの発見など,モーションコミックやパブリックドメインコンテンツを使った実験も取り入れていく」とのこと。登録したメンバーは,どの新作を作っていくべきかを投票することもできるという。
このほか,1980〜2000年代の人気IPにインスパイアされたアクションフィギュアやアパレル,レコードやCDなども販売されるそうだ。
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プレッジ(支援)の締め切りは日本時間2025年5月2日6:59。5ドル(約750円)でBleem.netの5ドル以下の商品をもらえ,20ドル(約3000円)でストリーミングプレイの年間サブスクリプション,40ドル(約6000円)ですべてのオリジナル製品が10%引きになり,ビデオオンデマンドへのアクセス権も手に入るという。
正式サービス開始後のサブスクリプションは月額7.99ドル(約1200円)で,ゲームの10〜30%割引や追加のビデオコンテンツへのアクセスなどが可能となる。日本から利用できるかどうかは現時点で不明だが,海外ゲームやその歴史を追いたい人には興味深いプラットフォームとなりそうだ。
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Bleem.net公式サイト
Kickstarter「Bleem.net」キャンペーンページ
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