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2度目の開催となった中南米最大のゲームイベント「gamescom latam 2025」は13万人の来場者を記録。前回比30%増
ドイツのケルンで開催されるgamescomのラテンアメリカ版として開催された同イベントについては4Gamerでも現地取材を行っているが,BIG Festival(Brazil’s Independent Games Festival)として開催されて14回目,gamescomのフォーマットを利用してB2Bコマースを扱うハイブリッド型イベントとなって2回目となる。その規模と集客数ともに,中南米では最大のゲームイベントだ。
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ビジネス目的で参加した業界関係者は3000人ほどとなり,90社以上のブースが出展され,40社以上のパブリッシャを中心に,240以上のブランドが400作近くのゲームを展示していた。
11 bit studios,アークシステムワークス,バンダイナムコ,Bethesda SoftworksおよびID@Xbox,Devolver Digital,Epic Games,コナミ,Level Infinite,NetEase Games,Niantic,任天堂,Roblox,セガ,Ubisoft,Warber Bros. Gamesなど,数多くの海外パブリッシャが参加している。
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また,国内外のインディーゲームを表彰する「BIG Festival」では,台湾のRed Candle Gamesがリリースしたアクションプラットフォーマー「九日 ナインソール」がゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
ブラジル国内のタイトルを対象とする部門においては,Hammer95 Studiosが開発したFPS「MULLET MADJACK」が選出されている。
さらに,これまでインディーゲームのプロモーションに多大な功績を残したことが評価され,元ソニー・インタラクティブエンタテインメントの吉田修平氏が生涯功労賞を受賞している。
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gamescom latamのCEOであるグスタボ・スタインバーグ(Gustavo Steinberg)氏は,公開されたプレスリリースの中で,「第2回gamescom latamの結果に大変興奮しています。来場者数は予想を上回り,記録を更新したことは,このイベントが地域全体にとって非常に重要な意味を持つことを裏付けるだけでなく,世界中の企業に対し,この市場がすでに確立されており,競争力があり,情熱と優秀な人材に満ちていることを示すものです。」と述べている。
次回のgamescom latamは2026年4月30日から5月3日にかけて開催される予定だ。
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