
企画記事
総勢60名以上のゲームクリエイター&声優/4Gamer執筆陣に聞いてみた「2010年の注目タイトル」と「2011年への意気込み/期待」
プラチナゲームズ
稲葉敦志(取締役/プロデューサー)
代表作:「VANQUISH」(PS3 / Xbox 360)![]() |
『スーパーマリオギャラクシー2』ですね。前作は荒削りな部分があり、正直まとまったパッケージだとは言い難い点もあります。そして、まとめるのが大変難しいテーマだとも感じていました。しかし、本作では前作で提示した新しいマリオ世界の楽しみ方をきちんと消化し、確立させています。挑戦→昇華という最高のプロセスを辿った商品であり、マリオというブランドをさらに強化した一品だと思います。
<質問2>2010年に発売された娯楽作品の中で,個人的に最も印象深い作品
iPhoneです。コンテンツそのものではありませんが、共通の娯楽言語として本格的に普及しはじめているな、と感じた一年でした。
<質問3>ゲームファンや自身の作品のファンに対するメッセージ
面白さを提示してこそ存在意義があります。昨今はオリジナルタイトルに対して厳しい状況ではありますが…頑張って突っ張り続けたいと思います。これから先も新しいタイトルの発表が続きますので、プラチナゲームズが何を出してくるのか楽しみにお待ちください。
![]() |
![]() |
プラチナゲームズ
神谷英樹(ゲームデザイナー)
代表作:「BAYONETTA(ベヨネッタ)」(PS3 / Xbox 360,ディレクション)![]() |
個人的に「宝塚歌劇団」にハマッたので、宙組(Cosmos Troupe)の公演はすべて観劇に行きました。名画を初舞台化した「カサブランカ」、ネルソン提督の生涯を描いた「TRAFALGAR −ネルソン、その愛と奇跡−」、12年ぶりの再演となる「誰がために鐘は鳴る」など、映画では味わえないライブの熱気を楽しみました。
<質問3>ゲームファンや自身の作品のファンに対するメッセージ
今はもう次の作品の制作に取り組んでいますので、一日も早くみなさんに発表し、期待に沿うものをお届け出来るよう頑張りたいと思います。
![]() |
![]() |
プラチナゲームズ
三並達也(代表取締役社長)
代表作:「MADWORLD」(Wii,エグゼクティブプロデューサー),「逆転裁判 蘇る逆転」(NDS,制作総指揮),「デビルメイクライ3」(PS2,エグゼクティブプロデューサー)![]() |
プラチナゲームズは一旦区切りのタイトルを世の中に出すことができました。
これも弊社を応援して頂いた皆さんのおかげだと感謝しています。
今後、我々は新たなチャレンジを行っていきます。
皆さんにお知らせできるのもまもなくでしょう。
来年以降、今後もプラチナゲームズに注目下さい。
期待を裏切らないよう頑張っていきます。
![]() |
![]() |
YS NET
鈴木 裕
代表作:「シェンムー街」(モバゲー),「バーチャファイター」(アーケード),「スペースハリアー」(アーケード),「アウトラン」(アーケード)![]() |
2010年に限定すると特にありません。
「トモダチコレクション」(DS)は、とても良くできたゲームだと思います。
こどもたちの情操教育にも良いですし、日本の文化という面からみても良い影響を与えると思います。
クリエイターとしてはこのようなゲームが作れたらいいなと思わせる、いわば理想的なゲームです。
「マフィアウォーズ」(Facebook)は、SNSのシステムの利点を最大限に引き出し、新たなマーケットを生み出したゲームとして、非常に興味深いです。
このスタイルのSNSのゲームとして、まさにリファレンスと呼ぶべき作品だと思います。
<質問2>2010年に発売された娯楽作品の中で,個人的に最も印象深い作品
いい映画がたくさんあり、ひとつに絞りきれませんが、「ソルト」は、最新アクションのノウハウが濃縮されて、ハリウッドの進化がうかがわれます。
「ラストソング」は、家族のきずなとラブストーリーが絶妙なタッチで描かれた秀作です。
「ザ・ロード」は、父子愛が深く刻まれ、心に残る作品です。
「今度は愛妻家」は、今年邦画におけるマイベストです。
シナリオ、脚本は秀逸で、主役、脇役等のやり取りが織りなす独特な空気感が絶妙。
<質問3>ゲームファンや自身の作品のファンに対するメッセージ
「シェンムー街」好評運営中!お正月イベント始まります!(関連記事)
シェンムーの世界観がたっぷりつまっていて、既にシェンムーをプレイされた事がある方はもちろん、新しくプレイされる方にも楽しんでいただけると思います。
やりこみ要素たっぷりですので、お正月休みに是非シェンムーをプレイしてみてください!!
これからも色々なイベントを仕掛けていきますので、楽しみにしていてください。
![]() |
Route24
西 健一(Route24代表/GameComplex プロデューサー/社団法人FreePets 理事)
代表作:「PostPetDS 夢見るモモと不思議のペン」(NDS),「moon」(PS)![]() |
HOMERUN BATTLE 3D(iPhone)
傾きセンサーのゲームって大味な操作感のモノが多かったのですが、思い切った割り切り方をしているのと調整が絶妙でとてもしっくりくる操作感と納得感がありました。
シンプルなシステムでも、ここまで調整して磨き込めば一級品のエンターテイメントになることを思い出させてくれました。
<質問2>2010年に発売された娯楽作品の中で,個人的に最も印象深い作品
Word Lens(iPhone)
ARの可能性というよりも、もっとシンプルに未来が手の中に入った感じがしました。
これ、マジで凄いのでお試しください。
<質問3>ゲームファンや自身の作品のファンに対するメッセージ
直近では「天外魔境 JIPANG7」を鋭意制作中で面白さ増量中です。
もう少しだけお待ちください!
他も色々と仕込み中ですが来年は思い切り展開していく予定ですのでよろしくね?
ペットと呼ばれる動物たちのこともよろしくお願いしまーす。
![]() |
![]() |
レア
金親 晋太郎(シニア プロデューサー)
代表作:「Kinect スポーツ」(Xbox 360,Kinect専用)![]() |
個人的には、「アサシン クリード ブラザーフッド」(PS3 / Xbox 360)はすごいと思いました。12ヶ月以内に、あれだけAC2のベースを使いながら、はるかに進歩したタイトルを出すのは非常に難しいです。ほかには、「Kinect」全てですね。バイアスがかかりますが。。。{笑}
<質問2>2010年に発売された娯楽作品の中で,個人的に最も印象深い作品
Facebookは今年すごかったですね。サービス自体、それ以上に、FBゲームに火がつきました。映画の中では、やはりInceptionとToy Story 3ですね。特にTS3では、感動した。少し泣いたかも。。。
<質問3>ゲームファンや自身の作品のファンに対するメッセージ
「Kinect スポーツ」に限りなく、Kinect全てを応援して下さった皆様に、心から感謝しています。作るのは大変だっただけ、ファンが受け入れて下さるのは最も有難いです。来年のKinectゲームは更に進歩すると思いますので、もっともっと応援してください!
レベルファイブ
イシイジロウ(ゲームディレクター)
代表作:「タイムトラベラーズ」(3DS用新作),「428 〜封鎖された渋谷で〜」(PS3 / PSP / Wii)![]() |
「Red Dead Redemption」(PS3 / Xbox 360)
出来れば国内のゲームを押したいのですが、今回はこの作品のインパクトが強くて…。
とにかく西部劇の空気感が素晴らしい。冷酷で残酷な雰囲気も含めて…。
僕も日本の時代劇なオープンワールドが作りたくなりました。黒澤映画の様な。
あ…もちろん「侍道4」も期待しています。
<質問2>2010年に発売された娯楽作品の中で,個人的に最も印象深い作品
Q10(テレビドラマ)
久しぶりに心震えた上質のSFジュブナイルでした(ライトノベルではなくて)。
最初はながらで観始めたのですが、知らないうちにグイグイのめり込んでいき最終話まで目が離せませんでした。
しかし脚本家木皿泉さん(「すいか」「野ブタ。をプロデュース」他)の作品は優しさに溢れていて心温まりますね。
皆さんもアイドルドラマと切り捨てないで一度観てみて下さい。お薦めです。
<質問3>ゲームファンや自身の作品のファンに対するメッセージ
「タイムトラベラーズ」を黙々と制作中です。
相変わらず拘りに拘ったシナリオを作成中です。
僕らが今まで作ってきたシナリオのゲーム性が足し算や引き算程度だとしたら、今作「タイムトラベラーズ」のシナリオのゲーム性を成立させるのはまるで二次方程式を解いている様です。
しかし泣きそうになりながらも、大きな手応えを感じています。
来年はもう少し情報も出していけると思いますので、もうしばらくお待ちください。
![]() |
![]() |
レベルファイブ
日野晃博(代表取締役社長/CEO)
代表作:「イナズマイレブン」シリーズ,「レイトン教授」シリーズ![]() |
操作性の面などで批判要素もあるようですが、僕は「FINAL FANTASY XIV」を遊んでみて、非常に感銘を受けました。
世界観の素晴らしさ、使われている技術、グラフィックのセンスなど、あらゆることが未来のゲームを感じさせる内容になっていて、これからゲームが進歩していくと、こんな映像でもっとリアルになるのだろう、という未来のゲームのあり方を想像させてくれるゲームです。
今でもちまちまと毎日遊んでいますが、FF14で行われているようなチャレンジは、大いに評価されるべきだし、こういった壮大な世界観の作品を僕も作ってみたいと思いました。
<質問2>2010年に発売された娯楽作品の中で,個人的に最も印象深い作品
「Mother」は素晴らしい作品だと思います。
劇中の演出も、計算された脚本や、それぞれの俳優さんにあった役割・演技などもそうですし、さらに芦田愛奈ちゃんも、本当に天才といっていいほどすごい子役でした。
作品を見てホロリとしてしまうことはよくあるんですが、号泣できる作品はあまりなくって、普通に見て号泣し、再度DVDに録ったものを飛行機の中で見ても、号泣してしまいました。
単にかわいそうな話ではなく、心が温まる作品ですし、視聴率のために作っているのではなく、「いい作品を作ろう」という意気込みが感じられて、すごい作品だと思いました。
<質問3>ゲームファンや自身の作品のファンに対するメッセージ
「イナズマ3」が終わり、さらに映画もヒットし、「レイトン」も、そして「イナズマ」も成功することができて良かったです。
今は、最新作「レイトン教授と奇跡の仮面」の追い込みをしていて、しっかりといい作品にするために頑張っています。2011年は「レイトン」だけでなく、「ダンボール戦機」や「ファンタジーライフ」などの作品が控えていますが、ひとつひとつ大事に制作し、ゲームのブランドを確立していこうと思っていますので、皆様これからもどうぞよろしくお願いします!
![]() |
![]() |
- この記事のURL: