コーエーが発売予定の「信長の野望・天下創世」と「三國志IX パワーアップキット」の公式サイトが，本日（8月8日）付けで大幅に更新されている。

　天下創世の公式サイト「こちら」に追加された情報は，ゲーム紹介ページ内の「大名規模」と，城攻めルポの「相州 小田原城」。
　大名規模とは，先日のNews「こちら」で紹介した，文字通り大名ごとの規模のことで，低いほうから順に，小大名，大大名，群雄，覇者，天下人の5段階となっている。この規模は，名声と領地の数に応じて変わっていくということだ。
　……というと，長らく"信長の野望シリーズ"のライバルといわれている，システムソフト・アルファーの"天下統一シリーズ"を思い出す人もいるだろう。このシリーズでも，下は"国人" "豪族"から，果ては"天下人"までのクラスがあり（こちらは基本的に"石高"によってクラスが変わる），そのクラスの違いによって，使えるコマンドやBGMが変化する。
　天下創世の大名規模も同様で，規模が上がるほど，より多くのコマンドが使えるようになる。詳しくは，公式サイトでご確認を。

　小田原城は，戦国ゲーム好きなら知らない人はいないだろう。北条家が誇る，難攻不落の城である。城攻めルポでは，この小田原城に実際に赴き，その詳細を紹介している。こういう知識を身に着けておくと，より天下創世が楽しめるということだろう。
　また，本日よりこのルポ用の記事及び写真の募集が行われている。原稿は400字程度とのことなので，普段文章を書き慣れていない人でも，どうってことのない量のはず（ちなみにこのNewsは約1200文字）。ぜひ挑戦してみよう。

　天下創世公式サイトの次回の更新は，8月22日の予定。ゲーム紹介の「施設」と，城攻めルポ「深志城」「黒川城」が掲載されるとのことだ。

　三國志IX パワーアップキットの公式サイト「こちら」には，本日ようやくゲームの詳細が掲載された。
　しかし待たせただけあって，その内容はかなり細かい。基本的には「ここ」でお伝えした内容と同じだが，図などを使ってよりビジュアル的に，かつ具体的に説明してあるので，すでに本作について分かった気になっている人も必見だ。
　また「都市兵法」という，耳慣れないシステムについても紹介されている。これは，武将が備えている「兵法」を，都市自体が備えているというシステムで，例えば"成都"は"連弩"を発動する。攻め込む都市を守っている武将がそう有能でない場合も，油断は禁物となりそうだ。

　信長の野望・天下創世の発売日は9月12日，三國志IX パワーアップキットの発売日は8月29日の予定となっている。……つまり発売日がわずか2週間しか離れていないわけで，購入するほうとしてはちょっと大変な晩夏となりそうだ。開放的になる夏ではあるが，お金は残しておくほうがいいだろう。（Iwahama）

→「信長の野望・天下創世」の当サイト内の記事一覧は，「こちら」
→「三國志IX パワーアップキット」の当サイト内の記事一覧は，「こちら」