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三菱電機,フレーム遅延時間表示機能を備えた23インチフルHDディスプレイ計2モデルを発売
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印刷2012/11/13 18:59

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三菱電機,フレーム遅延時間表示機能を備えた23インチフルHDディスプレイ計2モデルを発売

 三菱電機は本日(2012年11月13日),23インチで1920×1080ドットのIPS液晶パネルを採用した液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE RDT234WX-Z(BK)」(以下,RDT234WX-Z)と「Diamondcrysta WIDE RDT234WX-3D(BK)」(以下,RDT234WX-3D)を11月28日に発売すると発表した。メーカー想定売価は順に5万5000円前後5万3000円前後となっている。

画像集#001のサムネイル/三菱電機,フレーム遅延時間表示機能を備えた23インチフルHDディスプレイ計2モデルを発売
画像集#002のサムネイル/三菱電機,フレーム遅延時間表示機能を備えた23インチフルHDディスプレイ計2モデルを発売

 両機種共通の特徴となっているのが遅延の少なさで,スルーモード有効時のフレーム遅延時間はRDT234WX-Zが0.9フレーム,RDT234WX-3Dが0.1フレームと謳われている。また,フレームの遅延時間をディスプレイ上に表示させる機能も備えるのはゲーム用途を考えると面白い。
 また,スマートフォンからの出力映像を子画面に余白なしで表示させたり,スマートフォン用の画質設定を選べたりできる「スマホビュー」も共通の機能だ。

 そのほかの部分を見ていくと,RDT234WX-Zが応答速度5.0m(GTG)で倍速補間に対応する一方,RDT234WX-3Dは応答速度3.2ms(GTG)で3D立体視に対応するのが両製品の大きな違いとなる。倍速補間や3D立体視はスマートフォンからの出力映像を表示させているときでも利用可能だ。

 どちらも低遅延を前面に押し出してきた製品だが,よりフレーム遅延が少ないRDT234WX-3Dは対戦格闘やシューティングゲーマー注目の製品となりそうだ。

●Diamondcrysta WIDE RDT234WX-Z(BK)の主なスペック
【液晶パネル】
  • サイズ(表示サイズ):23インチワイド
  • 液晶方式:IPS,ノングレア
  • 解像度(画素ピッチ):1920×1080ドット(0.265mm)
  • 表示色:約1677万色
  • 視野角:左右178°上下178°
  • 輝度(標準値):350cd/m2
  • コントラスト比:900:1(コントラスト拡張機能有効時5000:1)
  • 応答速度:5ms(GtG)
  • バックライト:白色LED
  • 【入力系】
  • 水平周波数/垂直周波数:31.5〜82.3kHz/56〜76Hz
  • ビデオ入力端子:HDMI×2,DVI-D×1(HDCP対応),D-Sub 15ピン×1,D5×1
  • ビデオ入力解像度:480i,480p,1080i,720p,1080p
  • サウンド入力端子:HDMI×2,RCAピン(L/R)×1,3.5mmステレオミニ×1
  • スピーカーシステム:2ch(3W+3W)
  • サウンド出力端子:3.5mmステレオミニ×1
  • 【そのほか】
  • 消費電力:標準66W(通常時30.5W,スリープモード時1W以下,オフモード時1W以下)
  • 本体サイズ:546(W)×230(D)×453(H)mm(※スタンド含む)
  • 重量:約5.0kg(※スタンド含む)
  • チルト角度:上20°,下5°
  • 高さ調節:なし
  • 主な付属品:電源ケーブル,DVI-D−DVI-Dケーブル(1.5m),D-Sub ピン-D-Sub ピンケーブル(1.5m),ステレオミニ−ステレオミニケーブル(1.5m),リモコン,リモコン用電池(単4型×2),色調整用チャート,ユーティリティディスク,セットアップガイド,保証書

●Diamondcrysta WIDE RDT234WX-3D(BK)の主なスペック
【液晶パネル】
  • サイズ(表示サイズ):23インチワイド
  • 液晶方式:IPS,ハーフグレア
  • 解像度(画素ピッチ):1920×1080ドット(0.265mm)
  • 表示色:約1677万色
  • 視野角:左右178°上下178°
  • 輝度(標準値):240cd/m2
  • コントラスト比:1000:1(コントラスト拡張機能有効時8000:1)
  • 応答速度:3.2ms(GtG)
  • バックライト:白色LED
  • 【入力系】
  • 水平周波数/垂直周波数:31.5〜82.3kHz/56〜76Hz
  • ビデオ入力端子:HDMI×2,DVI-D×1(HDCP対応),D-Sub 15ピン×1,D5×1
  • ビデオ入力解像度:480i,480p,1080i,720p,1080p
  • サウンド入力端子:HDMI×2,RCAピン(L/R)×1,3.5mmステレオミニ×1
  • スピーカーシステム:2ch(3W+3W)
  • サウンド出力端子:3.5mmステレオミニ×1
  • 【そのほか】
  • 消費電力:標準37W(通常時22.0W,スリープモード時0.8W以下,オフモード時0.5W以下)
  • 本体サイズ:545(W)×170(D)×394(H)mm(※スタンド含む)
  • 重量:約5.0kg(※スタンド含む)
  • チルト角度:上20°,下5°
  • 高さ調節:なし
  • 主な付属品:電源ケーブル,DVI-D−DVI-Dケーブル(1.5m),D-Sub ピン-D-Sub ピンケーブル(1.5m),ステレオミニ−ステレオミニケーブル(1.5m),リモコン,リモコン用電池(単4型×2),色調整用チャート,ユーティリティディスク,セットアップガイド,保証書

#### 以下,リリースより ####

倍速補間機能搭載や偏光方式3D対応のIPS方式液晶ディスプレイ
三菱23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」新製品発売

三菱電機株式会社は、スマートフォンの表示画面を大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能を搭載したIPS方式※1 23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE (ダイヤモンドクリスタワイド)」の新製品として、倍速補間機能搭載の「RDT234WX-Z(BK)」と偏光方式3D対応の「RDT234WX-3D(BK)」の2機種を11月28日に発売します。
※1 液晶パネルの方式の一つ。斜めから見ても鮮明な色彩で映像を表示できるのが特長

■新製品の特長
1.倍速補間機能によりスマートフォンの映像もなめらかに表示<RDT234WX-Z(BK)>
・120Hz駆動の液晶パネルと倍速補間機能「倍速クリアピクチャー」を搭載
・通常の毎秒60コマの映像に加え、スマートフォンの毎秒30コマの映像も補間し、毎秒120コマでなめらかに表示
2.スマートフォンの3D映像も偏光方式3Dで表示<RDT234WX-3D(BK)>
・偏光方式3D対応により、明るく、ちらつき感の少ない3D映像を表示
・スマートフォンに表示した動画投稿サイトなどの3D映像も大画面に映し出し、付属の3Dメガネで簡単に視聴
3.スマートフォンの表示画面を大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能搭載
・「画面スタイル」機能により、スマートフォンの画面を縦に表示する時、従来横長の子画面の中に表示されていた左右の黒い余白を表示せず、子画面の枠いっぱいに画面を表示
・「アドバンストDV MODE※2:モバイル」機能搭載により、スマートフォンの表示に適した画質を4つのモードから簡単に選択・設定
※2 DV MODE:Dynamic Visual MODE

■発売の狙い
液晶ディスプレイは、さまざまなコンテンツを楽しむため、フルHD(表示画素数1920×1080)による高画質化やAV機器やゲーム機器などを接続するためのHDMI端子の搭載などが進んでいます。また、スマートフォン(以下スマホ)の市場拡大に伴い、スマホ自体に外部映像出力の機能を有する機種が増えており、スマホの画面を大きく映し出せる映像機器の需要も増えています。
当社は今回、スマホ画面を大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能も搭載した23型ワイド液晶ディスプレイの新製品として、スマホの映像もなめらかな表示で楽しめる倍速補間機能「倍速クリアピクチャー」を搭載した「RDT234WX-Z(BK)」と、スマホに表示した動画投稿サイトの3D映像も大画面に映し出して楽しめる偏光方式3D対応「RDT234WX-3D(BK)」の2機種を発売します。

■特長の詳細
1.倍速補間機能によりスマートフォンの映像もなめらかに表示<RDT234WX-Z(BK)>
120Hz駆動の液晶パネルと倍速補間機能「倍速クリアピクチャー」により、動きの速い映像をなめらかに表示します。通常の60Hz駆動液晶ディスプレイでは、一般的な毎秒60コマの映像を、次のコマまでの一定時間(ホールド時間)に同じ映像を表示するため、動きの速い映像だと人の目には前のコマの残像をぼやけていると感じてしまうことがあります。
新製品は、「倍速クリアピクチャー」が毎秒60コマの映像から動きを予測して新たな映像を作り出し、2倍の毎秒120コマで表示するので、ホールド時間が短くなり、残像感が低減し、動きの速い映像でもなめらかに表示します。スマホの毎秒30コマの映像も、「シネマモード」の設定のうち「なめらか」を選択することにより、4倍の毎秒120コマで表示します。残像感や映像のコマ落ちよる不自然な動きを低減し、なめらかに表示します。

2.スマートフォンの3D映像も偏光方式3Dで表示<RDT234WX-3D(BK)>
3D方式には偏光方式を採用し、3D映像時の輝度低下を抑えた約90cd/m2の明るさで、クロストーク(重なり感)やちらつき感の少ない3D映像を表示します。
スマホに表示した動画投稿サイトなどの3D映像※3も、大画面に映し出し、付属の3Dメガネで簡単に楽しめます。3Dメガネはノーマルタイプと、視力矯正メガネに取り付けできるクリップタイプの2種類を付属します。

※3 スマホを接続して3Dストリーミングコンテンツ等を3Dで視聴する場合は、HQ(High Quality)などコンテンツ側の高画質モードを選択し、画面全体に映像を表示させてください。また、スマホやコンテンツによっては、3D映像を正しく表示できない場合があります。
スマホには、ディスプレイ(HDMI端子)と接続可能な映像出力端子があるものとないものがあります。映像出力端子付のスマホとディスプレイ(HDMI端子)との接続には、携帯電話会社がサポートしているオプション品または市販の変換ケーブル/変換アダプターなどが必要です。また、すべてのスマホとの接続に関して、動作保証するものではありません。

3.スマートフォンの表示画面を大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能搭載
(1)PC画面とスマホ画面を2画面表示する際の表示方法を選択できる「画面スタイル」機能により、ディスプレイ上でスマホ画面を縦表示する場合、従来横長の子画面の中に表示されていた左右の黒い余白を表示せず、子画面の枠いっぱいに余白なく表示できます。また、機種によって異なるスマホ画面の縦横比率に合わせて、子画面のサイズを変更できます。

(2)スマホ表示に適した画質を4つのモードから簡単に選択し、設定できる「アドバンストDV MODE:モバイル」機能を搭載しました。4つのモードは次のとおりです。
 1)テキスト: 文字表示が多い画面に適した設定
 2)フォト: 自然画や静止画に適した設定
 3)動画(高解像度): スマホで撮影した高解像度の動画に適した設定
 4)動画(低解像度): ストリーミング動画など、低解像度の動画に適した設定

■その他の特長
1.IPS方式液晶ディスプレイで応答速度3.2ms(GTG)を実現<RDT234WX-3D(BK)>
液晶画素の中間階調の応答速度を向上させる「オーバードライブチェンジャー」機能搭載により、IPS方式液晶ディスプレイで応答速度3.2ms(GTG)※4を実現しました。従来品RDT233WX-3D(BK)の3.8ms(GTG)よりも応答速度が向上し、動きの速いシーンでも残像感の少ない鮮明な表示で、映像コンテンツを快適に楽しめます。映像コンテンツに合わせて切/モード1/モード2の3段階から選択できます。

※4 「オーバードライブチェンジャー」モード2選択時。特定階調レベル間(例:31、63、95、127、159、191、223)の各応答速度の平均値(当社独自の測定結果)

2.「フレーム遅延時間表示」機能を搭載
(1)シューティングゲームや格闘ゲームなどで特に気になるフレーム遅延時間をオン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)で確認できる「フレーム遅延時間表示」機能を搭載しました。スルーモード時やピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)動作時などの設定によってフレーム遅延時間は変化しますが、現在の設定でのフレーム遅延時間をリモコンのボタン1つで確認できます。
(2)ゲーム機器のクイックな入力操作に対応するスルーモードオン時※5のフレーム遅延時間は、RDT234WX-3D(BK)は0.1フレーム※6、RDT234WX-Z(BK)は0.9フレーム※6を実現しています。

※5 スルーモードをオンにすると、子画面や3次元ノイズリダクションが「切」になるほか、オーバースキャンは「フル」(100%)、画面サイズは「アスペクト」となり、自動的に機能しなくなります。
※6 液晶パネルによる遅延を除く(当社独自の測定結果)

3.「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力37Wを実現<RDT234WX-3D(BK) >
「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力は従来品RDT233WX-3D(BK) の48Wから約23%削減となる37Wを実現しています。

4.さまざまなコンテンツをより美しく映し出す「アドバンストDV MODE」搭載
(1)表示するコンテンツに適した画質を簡単に設定できる「DV MODE」を進化させた「アドバンストDV MODE」では、「静止画」(4モード)、「動画」(4モード)、「モバイル」(4モード)、「動画(自動)」から選択できます。「動画(自動)」では、入力された動画情報を自動で判別し、「テレビ」「シネマ」「ゲーム」の3つのコンテンツに適した画質を自動設定します。
(2)各モードはリモコンで切り換えでき、予め設定すれば使用しないモードをスキップできます。

5.「ギガクリア・エンジン?」搭載で、高画質映像を自然な解像感で表示
(1)超解像技術や独自の高画質技術を凝縮した画像処理専用LSI「ギガクリア・エンジン?」搭載で、より自然な解像感でクッキリとした高画質映像を表示します。「ギガクリア・エンジン?」の主な機能は次のとおりです。

超解像技術:超解像処理によって解像感を向上し、ちらつきも低減
解像度判別:超解像技術の各調整範囲を入力映像の解像度に合わせて自動で設定し、調整の手間を軽減
ダイナミックコントラスト機能とエリアコントラスト機能:全体のコントラスト感を向上させながら、白飛びや黒つぶれを抑え、細部のコントラストもしっかりと表現
肌色検出:自動検出した肌色部分の超解像効果をコントロール
ブロックノイズリダクション技術:ネット画像にありがちな強烈なブロックノイズを低減

(2)付属ソフトウエア「ギガクリア・ウインドウ」※7をPCにインストールすることにより、マウスで指定した任意の画面エリアだけに超解像技術を適用できます。

※7 Windows VISTA、Windows 7のみ対応。DVI-DおよびD-SUB入力のみ対応

6.デジタル2画面表示機能(PinP/PoutP)で親子画面表示
(1)2つのデジタル映像入力に対応した2画面表示機能(PinP/PoutP※8)※9を搭載しました。入力方式の異なるデジタルのPC画像(DVI-D入力)とビデオ映像(HDMI入力)を親子画面で表示できます。攻略サイトを見ながらゲームをしたり、オンラインゲームの待ち時間にブログなどの書き込みができます。
(2)PinP/PoutPの子画面のみに超解像技術を適用できるので、PC作業をしながら、子画面では細部まで解像感のある動画を視聴できます。子画面の表示位置やサイズは変更できます。

※8 ピクチャー・アウト・ピクチャー
※9 HDMI1とHDMI2、ミニD-SUB15ピンとD端子との組み合わせでの子画面(PinP/PoutP)表示は非対応

7.ゲーム機器やAV機器を簡単に接続できる各種の端子を装備
ビデオ入力には、デジタル信号のHDMI端子2系統※10とアナログ信号のD端子1系統を装備し、さまざまなゲーム機器やAV機器を接続できます。また、3次元IP変換回路により、480iや1080iのインターレース信号入力時もちらつきが少ない映像を表示します。PC接続用にはDVI-D端子1系統、HDMI端子2系統、ミニD-SUB15ピン端子1系統を装備しています。

※10 HDMIはPC入力コネクター(デジタル)/ビデオ入力コネクター(デジタル)共用

8.映像ソースに適した画面サイズとアスペクト比を選べる「画面サイズ」機能搭載
ゲーム機器などの映像を拡大表示する「フル」「アスペクト」「2×ズーム」※11と、そのまま表示する「リアル」のモードから選択できます。

※11 「2×ズーム」で縦横2倍拡大できない映像信号が入力された場合は、「リアル」と同じ動作になります

9.カラーマネージメントソフトウエア「EASYCOLOR!3」を同梱
付属の色調整用チャートを見ながら簡単にカラーマネージメント※12ができます。

※12 対応OS:Windows VISTA、Windows 7、Mac OS X 10.4.11、10.5.8、10.6.3、10.7.2以降

10.その他
(1)携帯用ゲーム機の信号をフル画面で表示する「ポータブル」を含むAVアスペクト機能搭載
(2)入力切換など本体の機能を手元で簡単に操作できる多機能な専用リモコンを付属
(3)きめ細かく、なめらかな階調表現を実現する「10ビットガンマ」機能搭載
(4)さまざまな角度から省エネをサポートする「ECO Professional」搭載

三菱電機公式サイト

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