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三菱電機,スルーモードと倍速補間機能を搭載した23インチワイドIPS液晶ディスプレイを発売
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印刷2011/06/16 12:23

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三菱電機,スルーモードと倍速補間機能を搭載した23インチワイドIPS液晶ディスプレイを発売

 2011年6月16日,三菱電機は,IPS方式で解像度1920×1080ドットの液晶パネルを採用した23インチワイドディスプレイ「RDT233WX-Z(BK)」を発表した。倍速補間機能「倍速クリアピクチャー」と表示遅延を最小限に抑える「スルーモード」,超解像機能「ギガクリア・エンジンII」の搭載がウリとなっている。
 6月29日発売で,メーカー想定売価は5万4800円(税込)だ。

画像集#002のサムネイル/三菱電機,スルーモードと倍速補間機能を搭載した23インチワイドIPS液晶ディスプレイを発売

#### 以下,リリースより ####

動きの速い映像をなめらかにクッキリと表示するIPS方式液晶ディスプレイ
三菱23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」新製品発売

 三菱電機株式会社は、動きの速い映像をなめらかにクッキリと表示するIPS方式23型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE (ダイヤモンドクリスタワイド)」の新製品RDT233WX-Z(BK)を6月29日に発売します。
 新製品は、IPS方式の120Hz駆動液晶パネルを採用したフルHD(※1)対応で、倍速補間機能「倍速クリアピクチャー」と超解像技術や高画質技術を凝縮した「ギガクリア・エンジンII」の搭載により、動きの速い映像をなめらかに、自然な解像感でクッキリとした映像を鮮やかに表示します。
(※1)フルHD:1920×1080の表示画素数

<新製品の特長>
1.IPS方式液晶パネルと倍速補間機能により、動きの速い映像もなめらかに表示
・120Hz駆動IPS方式液晶パネルにより、斜めから見ても鮮明な色彩で映像を表示
・「倍速クリアピクチャー」が毎秒60コマの映像を補間し、毎秒120コマでなめらかに表示

2.超解像技術「ギガクリア・エンジンII」搭載で、高画質映像を自然な解像感で表示
・「ギガクリア・エンジンII」により、自然な解像感でクッキリとした高画質映像を表示
・ちらつきが発生しやすい箇所を自動で検知し、超解像処理を行うことでちらつき発生を防止
・「ギガクリア・ウインドウ」により、指定したエリアだけに超解像技術を適用可能

3.デジタル2画面対応のPinP機能で快適な親子画面
・デジタル2画面対応のPinP機能(※2)により、パソコン画像とビデオ映像を親子画面で表示可能
・子画面への超解像技術の適用で、パソコン作業中でもクッキリとした動画の視聴が可能
(※2)PinP:ピクチャー・イン・ピクチャー。HDMI1とHDMI2、ミニD-SUB15ピンとD5端子を組み合わせたPinP表示は非対応

<発売の概要>
画像集#004のサムネイル/三菱電機,スルーモードと倍速補間機能を搭載した23インチワイドIPS液晶ディスプレイを発売

<発売の狙い>
 2011年7月の地上アナログ放送から地上デジタル放送(地デジ)への移行に向け、対応製品の切り替えが進んでいます。大型の液晶テレビでは、映像を通常の2倍の毎秒120コマで表示させる倍速補間機能の搭載が一般的となり、高精細な映像をブラウン管に近いなめらかさで視聴できるようになりました。一方、パソコンにおいては地デジ視聴機能を搭載した機種が増え、同様の機能が求められています。
 当社は、昨年6月に120Hz駆動のTN方式液晶パネルで倍速補間機能「倍速クリアピクチャー」を搭載した23型フルHD対応の「RDT232WM-Z(BK)」を発売し、好評をいただいております。今回その後継機種として、120Hz駆動IPS方式液晶パネルを採用した新製品(※3)を発売します。
(※3)地デジチューナーは搭載していません

<特長の詳細>
1.IPS方式液晶パネルと倍速補間機能により、動きの速い映像もなめらかに表示

 120Hz駆動IPS方式液晶パネルと倍速補間機能「倍速クリアピクチャー」により、動きの速い映像をなめらかに鮮やかに表示します。
通常の60Hz駆動液晶ディスプレイでは、一般的な毎秒60コマの映像を、次のコマまでの一定時間(ホールド時間)に同じ映像を表示するため、動きの速い映像だと人の目には前のコマの残像をぼやけとして感じてしまうことがあります。新製品は、「倍速クリアピクチャー」が毎秒60コマの映像から動きを予測して新たな映像を作り出し、2倍の毎秒120コマで表示するので、ホールド時間が短くなり、残像感が低減し、動きの速い映像でもなめらかに表示します。動画応答時間「MPRT」(※4)は10msです。

■倍速クリアピクチャーのしくみ
画像集#003のサムネイル/三菱電機,スルーモードと倍速補間機能を搭載した23インチワイドIPS液晶ディスプレイを発売

(※4)MPRT(Moving Picture Response Time:動画応答時間):人の目が感じる動画のぼやけ感を定量的に表す指標としてビデオとマルチメディアに関連する標準の確立を目的として設立された業界標準化団体VESA(Video Electronics Standards Association)が策定した基準。従来から使用されている「応答速度」よりもMPRTの方が動画応答の性能評価に適している

2.超解像技術「ギガクリア・エンジンII」搭載で、高画質映像を自然な解像感で表示

(1)超解像技術や独自の高画質技術を凝縮した画像処理専用LSI「ギガクリア・エンジンII」が、より自然な解像感でクッキリとした高画質映像を表示します。「ギガクリア・エンジンII」で向上した主な機能は以下の通りです。

1)超解像技術
超解像処理によってちらつきが発生しやすい箇所を自動で検知し、超解像処理を部分的に抑えることで、ちらつき発生を防止します。従来の超解像技術よりも、さらに自然な解像感が得られます。

2)解像度判別
超解像レベル/ブロックノイズリダクション/エリアコントラストの各調整範囲を入力映像の解像度に合わせて自動で設定し、調整の手間を軽減します。

3)ダイナミックコントラスト機能とエリアコントラスト機能
全体のコントラスト感を向上させながら、映像の細部のコントラストもしっかりと表現します。

4)肌色検出
自動検出した肌色部分の超解像効果をコントロールします。超解像適用時も、人物のしわ、体毛等が強調されません。

5)ブロックノイズリダクション技術
ブロックサイズ・フリーなMPEG(※5)ノイズリダクション技術の搭載により、ネット画像にありがちな強烈なブロックノイズを低減します。
(※5)MPEG:Moving Picture Experts Groupが作成した映像データ圧縮の標準規格

(2)付属ソフトウエア「ギガクリア・ウインドウ」を利用できます。「ギガクリア・ウインドウ」(※6)をパソコンにインストールすることにより、マウスで指定した画面の任意のエリアだけに超解像技術を適用できます。指定外のエリアには超解像技術の効果が適用されないので、テキスト画面とのマルチウインドウも見やすく表示できます。
(※6)Windows VISTA、Windows 7のみ対応。DVI-DおよびD-SUB入力のみ対応

3.デジタル2画面対応のPinP機能で快適な親子画面

 2つのデジタル映像入力に対応したPinP機能を搭載しました。入力方式の異なるデジタルのパソコン画像(DVI-D入力)とハイビジョンレコーダーなどのビデオ映像(HDMI入力)を親子画面で表示できます。また、PinPの子画面のみに超解像技術を適用できるので、パソコン作業をしながら、子画面で細部まで解像感のあるクッキリとした動画を見ることができます。子画面の表示位置やサイズは変更可能です。

<その他の特長>
1.24コマ/30コマコンテンツもなめらかに表示できる「シネマモード」搭載
 シネマモード(フイルム/なめらか/オフの選択)を“フイルム”にすると、毎秒24コマの映画フイルムや毎秒30コマの動きを忠実に再現します。“なめらか”にすれば、前後のコマから予測した新しい4コマ(毎秒30コマ時は3コマ)の映像を作り出して補間し、よりなめらかで自然な動きを実現します。

2.ゲーム機やAV機器を簡単に接続できる各種の端子を装備
 ビデオ入力には、デジタル信号のHDMI端子2系統とアナログ信号のD5端子1系統を装備しているので、さまざまなゲーム機やAV機器を簡単に接続できます。また、3次元IP変換回路により、480i、1080iのインターレース信号入力時もちらつきのない映像を表示します。PC接続用にはDVI-D端子1系統、ミニD-SUB15ピン端子1系統を装備しています。

3.映像ソースに適した画面サイズとアスペクト比を選べる「画面サイズ」機能搭載
 ゲーム機器などの映像を拡大表示する「フル」「アスペクト」「2×ズーム」(※7)と、そのまま表示する「リアル」のモードから選択できます。
(※7)「2×ズーム」で縦横2倍拡大できない映像信号が入力された場合は、「リアル」と同じ動作になります

4.携帯用ゲーム機の信号をフル画面で表示する「ポータブル」を含むAVアスペクト機能搭載

5.入力信号の表示遅延を最小限に抑える「スルーモード(※8)」搭載
(※8)「スルーモード」をオンにすると、倍速補間、シネマモード、PinP(子画面)、3次元ノイズリダクションはオフになるほか、オーバースキャンはフル(100%)、「画面サイズ」は「アスペクト」となり、操作できなくなります。また、480i、1080iが入力された場合、コンテンツによっては、チラツキが発生する場合があります

6.コンテンツに合った画質を簡単に設定できる「DV MODE」搭載
画質は8モードからお好みの画像表示モードを選択できます。また、使用しないモードをリモコン操作でスキップさせることも可能です。

7.入力切替など本体の機能を手元で簡単に操作できる専用リモコンを付属

8.ひずみを抑えクリアな音を再現する「DIATONEリニアフェイズ技術」を採用

9.きめ細かく、なめらかな階調表現を実現する「10ビットガンマ機能」搭載

10.さまざまな角度から省エネをサポートする「ECO Professional」搭載

11.設置環境に応じた使いやすさを実現する「ブロックネック」、「壁寄せスタンド」を採用

<主な仕様>
※9特定階調レベル間(例31、63、95、127、159、191、223)の各応答速度の平均値です。
※10MacintoshでのHDCP対応は非サポートです
※11HDMIはPC入力コネクター(デジタル)/ビデオ入力コネクター(デジタル)共用
※12PCグリーンラベル対応製品はPC3R「PCグリーンラベル制度」の審査基準を満たしています。基準、適合製品および環境性能レーティングの詳細は、http://www.pc3r.jpをご覧ください
※13 形状は「IEC3Pコネクター、アースリード付2Pプラグ」、国内100V商用電源対応品です
画像集#005のサムネイル/三菱電機,スルーモードと倍速補間機能を搭載した23インチワイドIPS液晶ディスプレイを発売
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