お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
27インチIPSパネル採用で応答速度3.5ms。IPS国内最速応答速度を謳う液晶ディスプレイが三菱電機から発売
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2012/05/31 14:54

ニュース

27インチIPSパネル採用で応答速度3.5ms。IPS国内最速応答速度を謳う液晶ディスプレイが三菱電機から発売

 三菱電機は,同社の27インチディスプレイでは初となるIPSパネル採用モデル「Diamondcrysta WIDE RDT272WX(BK)」を2012年6月15日に発売すると発表した。1920×1080ドット解像度で,GtGの応答速度が3.5msと,IPSパネルでは国内最速応答速度とされている。メーカー想定売価は5万円前後だ。

画像集#001のサムネイル/27インチIPSパネル採用で応答速度3.5ms。IPS国内最速応答速度を謳う液晶ディスプレイが三菱電機から発売

 Diamondcrysta WIDE RDT272WX(BK)は,VAパネルを採用した「Diamondcrysta WIDE RDT271WV(BK)」の後継となるモデル。応答速度が大幅に向上しているだけでなく,遅延時間0.1フレームを実現するという「スルーモード」を備えるのもトピックとなる。
 そのほか,スマートフォンの画面を縦表示した場合に,左右の余白無しで子画面に表示できる「スマホビュー」機能を装備。入力インタフェースがDVI-D×1,HDMI×2,D-Sub 15ピン×1,D5×1と豊富なのも特徴と言えるだろう。

 応答速度が遅いIPSパネルにメスを入れ,高速化してきた点は注目である。さらに入力系も豊富なので,ゲーム用ディスプレイとしても一考の価値がありそうだ。

●RDT272WX(BK)の主なスペック
【液晶パネル】
  • サイズ(表示サイズ):27インチワイド
  • 液晶方式:IPS,ノングレア
  • 解像度(画素ピッチ):1920×1080ドット(0.311mm)
  • 表示色:約1677万色
  • 視野角:左右178°上下178°
  • 輝度(最大値):250cd/m2
  • コントラスト比:1000:1(コントラスト拡張機能有効時8000:1)
  • 応答速度:3.5ms(GtG)
  • バックライト:白色LED
【入力系】
  • 水平周波数/垂直周波数:31.5〜82.3kHz/56〜76Hz
  • ビデオ入力端子:HDMI×2,DVI-D×1(HDCP対応),D-Sub 15ピン×1,D5×1
  • ビデオ入力解像度:480i,480p,1080i,720p,1080p
  • サウンド入力端子:HDMI×2,RCAピン(L/R)×1,3.5mmステレオミニ×1
  • スピーカーシステム:2ch(3W+3W)
  • サウンド出力端子:3.5mmステレオミニ×1
【そのほか】
  • 消費電力:標準39W(通常時39W,スリープモード時0.8W以下,オフモード時0.5W以下)
  • 本体サイズ:643(W)×230(D)×444(H)mm(※スタンド含む)
  • 重量:約6.6kg(※スタンド含む)
  • チルト角度:上20°,下5°
  • 高さ調節:なし
  • 主な付属品:電源ケーブル,DVI-D−DVI-Dケーブル(1.5m),D-Sub ピン-D-Sub ピンケーブル(1.5m),ステレオミニ−ステレオミニケーブル(1.5m),リモコン,リモコン用電池(単4型×2),色調整用チャート,ユーティリティディスク,セットアップガイド,保証書

三菱電機公式Webサイト


####以下,リリースより####
27型でもIPS方式液晶ディスプレイとして国内最速応答速度を達成
三菱27型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」新製品発売

 三菱電機株式会社は、大画面で迫力ある動画を楽しめるフルHD(表示画素数1920×1080)対応のIPS方式27型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE (ダイヤモンドクリスタワイド)」の新製品を6月15日に発売します。
 新製品は、大画面27型に当社として初めてIPS方式の液晶パネルを採用するとともに、IPS方式液晶ディスプレイとして国内最速※1の応答速度3.5ms(GTG※2)を達成したほか、スマートフォンを大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能を搭載しています。

※1 国内販売のパソコン用 IPS方式液晶パネル採用ディスプレイ(スタンドアロンタイプ)において(2012年5月31日現在、当社調べ。「オーバードライブチェンジャー」モード2選択時)
※2 特定階調レベル間(例:31、63、95、127、159、191、223)の各応答速度の平均値

■新製品の特長
27型にIPS方式を初採用、IPS方式液晶ディスプレイで国内最速の応答速度を達成
・当社パソコン用液晶ディスプレイで最大の27型に、IPS方式の液晶パネルを初採用
・オーバードライブ回路の工夫により、IPS方式の液晶ディスプレイで国内最速※1の応答速度3.5ms(GTG)を達成し、残像感の少ない鮮明な動画を表示
・映像処理による信号遅延時間※3をOSD(オンスクリーンディスプレイ)に表示する「フレーム遅延時間表示」機能搭載により、リモコンのボタン1つでフレーム遅延時間を確認可能
・ゲームなどに最適なスルーモードオン時は、フレーム遅延時間0.1フレーム※4を実現

※3 液晶パネルによる遅延を除く
※4 インターレース信号入力時は除く

スマートフォンの表示画面を大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能搭載
・スマートフォンを大画面・高画質で楽しめる各種機能を「スマホビュー」と命名
・「画面スタイル」機能により、スマートフォンの画面を縦に表示する時、従来横長の子画面の中に表示されていた左右の黒い余白を表示せず、子画面の枠いっぱいに画面を表示
・「アドバンストDV MODE※5:モバイル」搭載により、スマートフォンの表示に適した画質を4つのモードから簡単に選択・設定可能

※5 DV MODE:Dynamic Visual MODE

「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力を従来品比約29%削減
・「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力は従来品※6の55Wから約29%削減となる39Wを実現

※6 VA(Vertical Alignment)方式の当社液晶ディスプレイRDT271WV(BK)

■発売の概要
  • 製品名:液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」
  • 形名:RDT272WX(BK)
  • 液晶パネル/表面処理:IPS方式/ノングレア
  • 希望小売価格:オープン
  • 発売日:6月15日
  • 月産台数:2000台
※(BK)は黒色キャビネット機種

■発売の狙い
 近年の液晶ディスプレイは、さまざまなコンテンツを楽しむため、フルHDによる高画質化やAV機器やゲーム機器などを接続するためのHDMI端子の搭載などが進んでいますが、さらなる動画性能や利便性の向上や大画面化が求められています。また、スマートフォン(以下スマホ)の市場拡大に伴い、スマホ自体に外部映像出力の機能を有する機種が増えており、スマホの画面を大きく映し出せる映像機器の需要も増えています。
 当社は今回、大画面27型ではIPS方式の液晶パネルを初めて採用した27型ワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」の新製品を発売します。IPS方式の液晶ディスプレイで国内最速の応答速度3.5ms(GTG)を実現した23型フルHD対応の「RDT234WXシリーズ」(2012年4月24広報発表)と同等の応答速度を達成し、動きの速いシーンでも残像感の少ない鮮明な表示を大画面で楽しめます。スマホを大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能も搭載しています。

■特長の詳細
27型にIPS方式を初採用、IPS方式液晶ディスプレイで国内最速の応答速度を達成
(1)当社パソコン用液晶ディスプレイの中で画面サイズが最大の27型では従来、VA方式の液晶パネルを採用していましたが、今回初めてIPS方式を採用しました。一般的に、IPS方式はVA方式に比べて視野角が広いものの応答速度が劣りますが、液晶画素の中間階調の応答速度を向上させ立ち上げを速めるオーバードライブ回路の工夫により、IPS方式液晶ディスプレイで国内最速の応答速度3.5ms(GTG) を達成しました。VA方式液晶パネル搭載の従来品RDT271WV(BK)の6.5ms(GTG)よりも大幅に応答速度が向上し、動きの速いシーンでも残像感の少ない鮮明な表示で、動画コンテンツを快適に楽しめます。「オーバードライブチェンジャー」機能の効果は、映像コンテンツに合わせて切/モード1/モード2の3段階から選択できます。
(2)シューティングゲームや格闘ゲームなどで特に気になるフレーム遅延時間をOSDで確認できる「フレーム遅延時間表示」機能を搭載しました。スルーモード時やPinP※7動作時などの設定によってフレーム遅延時間は変化しますが、現在の設定でのフレーム遅延時間をリモコンのボタン1つで確認できます。
(3)ゲーム機器のクイックな入力操作に対応するスルーモードオン時※8には、フレーム遅延時間わずか0.1フレームを実現しています。

※7 ピクチャー・イン・ピクチャー
※8 スルーモードをオンにすると、子画面や3次元ノイズリダクションがオフになるほか、オーバースキャンは「フル」(100%)、画面サイズは「アスペクト」となり、自動的に機能しなくなります。

スマートフォンの表示画面を大画面・高画質で楽しめる「スマホビュー」機能搭載
 スマホを大画面・高画質で楽しめる各種機能を「スマホビュー」と名付けました。
(1)PC画面とスマホ画面※9を2画面表示する際の表示方法を選択できる「画面スタイル」機能により、ディスプレイ上でスマホ画面を縦表示する場合、従来横長の子画面の中に表示されていた左右の黒い余白を表示せず、子画面の枠いっぱいに余白なく表示できます。また、機種によって異なるスマホ画面の縦横比率に合わせて、子画面のサイズを変更できます。

※9 スマートフォンには、ディスプレイ(HDMI端子)と接続可能な映像出力端子があるものとないものがあります。映像出力端子付のスマートフォンとディスプレイ(HDMI端子)との接続には、携帯電話会社がサポートしているオプション品または市販の変換ケーブル/変換アダプターなどが必要です。また、すべてのスマートフォンとの接続に関して、動作保証するものではありません。

(2)スマホ表示に適した画質を4つのモードから簡単に選択し、設定できる「アドバンストDV MODE:モバイル」機能を搭載しました。4つのモードは次のとおりです。
1)テキスト:文字表示が多い画面に適した設定
2)フォト:自然画や静止画に適した設定
3)動画(高解像度):スマホで撮影した高解像度の動画に適した設定
4)動画(低解像度):ストリーミング動画など、低解像度の動画に適した設定

「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力を従来品比約29%削減
「高透過率IPS方式液晶パネル」採用により、消費電力39Wを実現しました。従来品の消費電力55Wから約29%削減しています。

■その他の特長
さまざまなコンテンツをより美しく映し出す「アドバンストDV MODE」搭載
(1)表示するコンテンツに適した画質を簡単に設定できる「DV MODE」を進化させた「アドバンストDV MODE」では、「静止画」(4モード)、「動画」(4モード)、「モバイル」(4モード)、「動画(自動)」から選択できます。「動画(自動)」では、入力された動画情報を自動で判別し、「テレビ」「シネマ」「ゲーム」の3つのコンテンツに適した画質を自動設定します。
(2)各モードはリモコンで切り替えでき、予め設定すれば使用しないモードをスキップできます。

「ギガクリア・エンジンII」搭載で、高画質映像を自然な解像感で表示
(1)超解像技術や独自の高画質技術を凝縮した画像処理専用LSI「ギガクリア・エンジンII」搭載で、より自然な解像感でクッキリとした高画質映像を表示します。「ギガクリア・エンジンII」の主な機能は次のとおりです。
  • 超解像技術:超解像処理によって解像感を向上し、ちらつきも低減
  • 解像度判別:超解像技術の各調整範囲を入力映像の解像度に合わせて自動で設定し、調整の手間を軽減
  • ダイナミックコントラスト機能とエリアコントラスト機能:全体のコントラスト感を向上させながら、白飛びや黒つぶれを抑え、細部のコントラストもしっかりと表現
  • 肌色検出:自動検出した肌色部分の超解像効果をコントロール
  • ブロックノイズリダクション技術:ネット画像にありがちな強烈なブロックノイズを低減

(2)付属ソフトウエア「ギガクリア・ウインドウ」※10をPCにインストールすることにより、マウスで指定した任意の画面エリアだけに超解像技術を適用できます。

※10 Windows VISTA、Windows 7のみ対応。DVI-DおよびD-SUB入力のみ対応

デジタル2画面表示機能(PinP/PoutP)で親子画面表示
(1)2つのデジタル映像入力に対応した2画面表示機能(PinP/PoutP※11)※12を搭載しました。入力方式の異なるデジタルのPC画像(DVI-D入力)とビデオ映像(HDMI入力)を親子画面で表示できます。攻略サイトを見ながらゲームをしたり、オンラインゲームの待ち時間にブログなどの書き込みができます。
(2)PinP/PoutPの子画面のみに超解像技術を適用できるので、PC作業をしながら、子画面では細部まで解像感のある動画を視聴できます。子画面の表示位置やサイズは変更可能です。

※11 ピクチャー・アウト・ピクチャー
※12 HDMI1とHDMI2、ミニD-SUB15ピンとD端子との組み合わせでの子画面(PinP/PoutP)表示は非対応

ゲーム機器やAV機器を簡単に接続できる各種の端子を装備
ビデオ入力には、デジタル信号のHDMI端子2系統※13とアナログ信号のD端子1系統を装備しているため、さまざまなゲーム機器やAV機器を接続できます。また、3次元IP変換回路により、480iや1080iのインターレース信号入力時もちらつきが少ない映像を表示します。PC接続用にはDVI-D端子1系統、HDMI端子2系統※13、ミニD-SUB15ピン端子1系統を装備しています。

※13 HDMIはPC入力コネクター(デジタル)/ビデオ入力コネクター(デジタル)共用

映像ソースに適した画面サイズとアスペクト比を選べる「画面サイズ」機能搭載
ゲーム機器などの映像を拡大表示する「フル」「アスペクト」「2×ズーム」※14と、そのまま表示する「リアル」のモードから選択できます。

※14 「2×ズーム」で縦横2倍拡大できない映像信号が入力された場合は、「リアル」と同じ動作になります

カラーマネージメントソフトウエア「EASYCOLOR!3」を同梱
付属の色調整用チャートを見ながら簡単にカラーマネージメントができます。

その他
(1)携帯用ゲーム機の信号をフル画面で表示する「ポータブル」を含むAVアスペクト機能搭載
(2)入力切替など本体の機能を手元で簡単に操作できる多機能な専用リモコンを付属
(3)さまざまな角度から省エネをサポートする「ECO Professional」搭載

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月26日〜12月27日