東京ゲームショウ2008でも,コーエーのブースは来場者入り口の真ん前にどーんという感じで設営されていた。これまで4GamerではPCゲームのみにフォーカスを絞った取材を行っていたが,今年からはコンシューマゲームも積極的に皆さんにお届けしていくということで,コーエーブースの中で
目立っていたプレイアブル作品をピックアップして,プラットフォームを問わず紹介していこう。
采配のゆくえ
「采配のゆくえ」はニンテンドーDS用の新作タイトル。プレイヤーは若き日の石田三成となって,関ヶ原の合戦を戦い抜いていく。
本作は一見したところコーエーが得意とする歴史&戦術ものの作品だが,いわゆる歴史シミュレーションとはテイストが大きく異なったものになっている。プレイにあたって歴史的な知識は必要とせず,細々とした操作も必要としない。マンガタッチの濃い武将キャラクター達が織り成す人間模様が中心となり,ほぼすべてが立ち絵&テキスト,そして選択肢で成り立っている,いわゆるアドベンチャーゲームのスタイルでプレイを進めていく作品だ。
戦場において三成は部隊に対して指示を出し“采配”をふるうことになるが,それと並んで重要なのが会話によって配下の武将の信頼を勝ち取ること。まだ若い三成は,味方武将からの信頼を十分には得られていない。そこでこちらの指示に従ってもらうために,説得の材料となる“言ノ葉”を集め,味方を説き伏せていかなければならない。
会話を通じてキーワードを集めて,それを使って相手を言葉で説得していく……というゲームの流れからは,「逆転裁判」のそれを思い起こす人もいるかもしれない。コーエーの得意分野を,よりユーザーフレンドリーな手法を使って表現する本作は,これまでヒストリーやストラテジーにあまり興味がなかった人を,この世界に導ける可能性を秘めた一本であるといえそうだ。
真・三国無双5 Special
「真・三国無双5 Special」は,現在発売中の「真・三国無双5」に改良を施したスペシャルバージョンだ。「真・三国無双5」はプレイステーション 3専用のソフトだが,「真・三国無双5 Special」はプレイステーション 2用のタイトルとなる。PS3タイトルのPS2への移植作品ということで,グラフィックスのクオリティは抑えられることになるが,その分は追加要素の面白さでカバー。PS3版では使用可能なだけで個々のストーリーを持っていなかった馬超,太史慈,月英といった武将達に専用のストーリーが追加される。これにより本作では合計23人以上の武将のストーリーを楽しめるようになるとのことだ。
モンスター☆レーサー
ニンテンドーDS用タイトル
「モンスター☆レーサー」は,モンスターを“集めて,育てて,走らせる”がテーマの,アクション要素を持ったRPGだ。プレイヤーはモンスターレーサーとなり,シングルプレイモードでは,モンスターを仲間にし,育てながら,世界を転戦していくことになる。ゲームには多数のモンスターが登場し,それぞれは異なる個性を持っているために,プレイヤーはそれらを集めたり自分好みに育て上げたりする楽しさが味わえる。育て上げたモンスターを友達同士で持ち寄り,通信機能を使って対戦レースを行うことも可能だ。
限定アイテム配布もある,PCオンラインゲーム4タイトル
もちろんコンシューマだけでなくPC用オンラインゲームの展示もしっかりと行われている。
「三國志 Online」「大航海時代 Online」「信長の野望 Online」「真・三國無双 Online」の四タイトルだ。
「三國志 Online」の試遊機は正式稼働中のサーバーに接続されており,新型の対人戦コンテンツである「闘技仕合」を体験できるようになっていた。「大航海時代 Online」の試遊機もライブサーバーに接続されており,こちらはいくつかのアイテムが自由に使えるよう設定されており,ダイナミックなプレイが体験可能だ。「信長の野望 Online」の趣向も凝っており,こちらではTGS来場者が特殊な巨大キャラクターを操作できる。正式サーバーで遊んでいるプレイヤーはその巨大キャラとやりとりをすることによって,特別なアイテムを得たりできる。
さらにTGS会場では,このオンラインゲーム四タイトルをプレイした人全員に,各タイトルの限定アイテムがもらえるシリアルコードがついた「特別ROM」が配布される。オンラインゲームプレイヤーはコーエーブースへ駆け足だ(走っちゃダメだけど)。