スパイクより2010年2月10日に発売予定のWii用ソフト「
MADWORLD」。本作でプレイヤーは主人公のジャックとなり,テロリスト達に占拠され,完全封鎖されたジェファーソン島を舞台に血みどろの戦いを繰り広げていく。
ジャックが参加することになる殺戮ゲームの名は
「デスウォッチ」。実はテロの混乱は,このデスウォッチを開催するための偽装工作だったのだ。デスウォッチでは,島にいる敵をすべて倒し,最後まで生き残った者に賞金1億ドルが与えられるという。しかもデスウォッチは単なる殺戮ゲームではなく,全世界の富豪達が大金を賭ける「ショービジネス」でもある。殺戮ゲームの模様は世界中の富豪達にTV中継され,エンターテイメントショーとして観賞されているのだ。
そんなデスウォッチでは,観客の満足度が重要な要素となる。観客の満足度を上げるためには,ただ単に敵を倒すのではなく,より刺激的で独創的な倒し方が求められる。主催者側は各ステージ上に,そのエリアならではの仕掛けを数多く施しており,それらを組み合わせて攻撃することで観客を魅了できるというわけだ。タイヤをかぶせて動きを封じた相手に標識を突き刺し,トドメはトゲだらけの壁に叩きつけるなど,数々のギミックを組み合わせた芸術的な倒し方にチャレンジしよう。
このほかにも,普通であれば背景として見逃してしまうようなものでも,本作では立派な凶器になる。走行している電車はもちろん,倉庫のファンやトイレ,街に置かれたゴミ集積箱など,あらゆるものを駆使して戦い抜こう。
そして,弱った相手に近寄ると,画面下に
フィニッシュ技のアイコンが点滅。発動させると,使用している武器や技をかけるときの敵の態勢などにより,過激すぎる殺戮表現が満載のバリエーション豊富なフィニッシュ技が炸裂する。Wiiリモコンによる操作でジャックとのシンクロ感を味わえるのも魅力だ。ここでは,とくに過激な二つのフィニッシュ技を紹介しよう。
武器「kukuri」使用時に発動できるフィニッシュ技。敵の頭に刃をひっかけ,脊椎を抜き出す!
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敵の体に手を突き刺し,取り出したのは……
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