［G★2008＃42］「三国群英伝ONLINE」がフル3Dに進化！　UserJoy Technologyの「三国群英伝ONLINE 2」

USERJOY JAPAN 林 協科氏

　「Angel Love Online」の続編，「Angel Love Online 2」の正式サービスをいつの間にやら台湾で開始していたUserJoy Technology（関連記事）。それだけでも驚きだが，なんと「三国群英伝ONLINE」の続編，「三国群英伝ONLINE 2」の開発も進めていた。さすがにこちらはまだ開発段階で，クローズドβテストが2009年3月に行なわれる予定とのこと。
　今回，日本で三国群英伝ONLINEのサービスを行なっている，USERJOY JAPANの林 協科氏に三国群英伝ONLINE 2の概要を聞いたので，お伝えしよう。



　本作はその名から分かるとおり，「三国志」を題材とするMMORPGだ。前作と同様，プレイヤーは「魏」「呉」「蜀」のいずれかに所属し，他国との大規模なPvP「国戦」を行なう。プレイヤーが最初に選択できる職業は，「猛将」「豪傑」「軍師」「方士」の4種類で，こちらも前作と同じ。
　前作との違いはスクリーンショットを見れば一目瞭然で，フル3Dのグラフィックスエンジンが採用されており，ビジュアル面が大幅に進化していることである。



　フル3Dとなったことで表現の幅が広がり，1万人規模のキャラクターが繰り広げる国戦の様子が臨場感たっぷりに描かれる。四方を取り囲む敵をなぎ倒すスキルなども，派手な表現となっており，見た目のインパクトが大きく向上しているのだ。
　題材が題材なだけに，男性キャラが画面にひしめく場面が多くなるが，スキルを繰り出す様子が派手に描かれることで，爽快さが増している印象を持った。

　有名な武将に変身できる「武魂」システムも引き継がれており，「趙雲」「諸葛亮」などの姿をさまざまな角度から眺められるのも，三国志ファンにとってうれしい点だ。これまで以上にゲームに感情移入しやすくなっているのではないだろうか。

　今回，本作のプレイムービーを入手したので，下に掲載する。グラフィックスの進化ぶりを，ぜひ確認してみよう。



　本作で追加される新要素の一つは，ある条件を満たすことで自分の国を興せるシステムだ。とはいえ，もちろんすべてのプレイヤーが国を造れるわけではなく，国の数はゲーム全体で12に制限されている。
　国の数が12あるときは，いずれかの国を滅ぼすことで新たな国を興せる。国同士の勢力争いはもちろん，新国家設立を目指すプレイヤー達との戦いも，かなりアツいものとなりそうだ。

　また海戦が本格的に実装されるほか，投石器などの兵器が登場する予定。開発途上ということもあり，まだ公開できない新要素もあるようだ。
　林氏の話では，前作の日本サービスは「とても好調」とのことなので，シリーズ最新作の日本上陸も十分ありそうだ。