ヒロインや“先生”を伴侶にできたり女剣客を主人公にできたりと，多くの新要素を追加した廉価版PS3「侍道3Plus」が2009年10月に発売

　スパイクは，PLAYSTATION 3用ソフト「侍道3Plus」を2009年10月に発売すると発表した。

　侍道3Plusは，2008年11月に発売されたアクションアドベンチャー「侍道3」（PLAYSTATION 3版 / Xbox 360版）に新要素を追加した拡張版だ。ストーリーとゲーム概要は「侍道3」と基本的に同じ。価格は3990円と，いわゆる廉価版にあたるわけだが，以下のようなさまざまな新要素が追加されている。

・ヒロイン3人と“先生”を伴侶にできる
・特定条件を満たすと伴侶が特別な衣装を身にまとうことも
・主人公モデルの追加（女性剣客/派手な鎧侍）
・武器パーツの追加（刃×9/鍔×12/柄×11/頭×8）
・難易度『超難しい』の追加
・刀の硬度無限化が可能に
・トロフィーシステムに対応

　PS3版「侍道3」のプレイ経験者にとっては，ヒロイン達や“先生”を伴侶にでき，しかもウェディングドレスっぽい衣装や覆面レスラーっぽい衣装を着させられるというのは要注目だろう。新たに追加された女性剣客を主人公にした場合，女性同士で伴侶をめとれるのかも気になるところだが……。追加要素の詳細は以下にスクリーンショットと共に掲載したリリース文で確認してほしい。
　なお，本作ではトロフィーシステムに対応したことで，通常版「侍道3」からのデータ引き継ぎは行えないことが明らかにされている。通常版をプレイ済みの人はご注意を。

ストーリーとゲーム概要

時は戦国。
物語の舞台となるのは“祇州天奈（ぎしゅうあまな）”。新興の戦国大名 藤森主膳により支配されている。藤森主膳は、足利幕府発足以来この地を支配していた桜井家を滅ぼし、大名の座についた乱世の英傑である。藤森家は、国主でありながら新興勢力ゆえに周辺に敵も多く、郷士や農民たちに対し重税や重労役を課すなど、国内を厳しく締め上げ、また軍備も強引に強化していた。そのため、下々の者たちからの反発も強くなっていた。

ここ祇州天奈の地において、国を治める国主、旧勢力を復興すべく活動する野武士、そして貧困に喘ぎながらも、土とともに暮らす農村の民――、それぞれの思いが交差し今、物語は紡ぎ出される。

戦で傷ついた主人公の進む道は大きく3つに分かれます。この祇州天奈の地において、国主に身を寄せるか、旧勢力の復興に力を貸すか、それとも貧困に喘ぐ村を救うのか―。プレイヤーの選択により、物語は幾重にも紡がれていきます。

新たな要素をプラス!ヒロインを伴侶にできる!
本作ヒロインの3人と、シリーズユーザーに人気の“先生”を伴侶にすることができます。さらに、特定の条件をクリアすることでそれぞれのキャラに特別な衣装を纏わせることが可能です。『侍道３』では決して伴侶にできなかったあのキャラと、甘いひとときを過ごしてみては如何でしょうか？

【おせい（おせい）】
幸太の姉。侍は争いを運ぶ存在と信じ、侍にあこがれる弟に困っている。主人公が村にやってきたことで争いが起きるのではないかと不安に思い、主人公に対し、はじめは冷たく接するのだが……

【蘭姫（あららぎひめ）】
藤森主膳の妾。自由奔放で物怖じしない性格。我が強く、欲望をストレートに表現する。藤森主膳は彼女をたいそう気に入り、大切にしている。生半可な男だと、気力も金も地位も全てを吸い取られてしまいそうな魔性の女。

	【竜胆いつせ（りんどういつせ）】 桜花党側についている女剣士。女性ながら、侍姿の男装をしている。理由は“戦うため”。藤森主膳に対し、並々ならぬ憎悪を抱いており、彼を倒すだけが目的だと語るが、その理由とは…

	【先生】 武神「摩利支天」の名を持つ天才剣士。父親が京都で道場を営んでいたため、物心ついたときから木刀を振るっており現在は芽隆道場の道場長を務めている。

新たな要素をプラス!主人公モデル追加

新たなモデルの主人公を使用し、ゲームを楽しむことできます。注目すべきは、『侍道３』では入っていなかった、女剣客主人公。キュートなフェイスで敵をなぎ倒す主人公を操作する爽快感を、ご体験下さい。

女性剣客で、敵を斬る！シリーズファンに人気の高い女性主人公で、『侍道３』を楽しむことができます。	こちらは“派手な鎧侍”。全身を鎧に包み、敵を討つ！

新たな要素をプラス！武器パーツ・アイテム

『侍道３プラス』では、武器パーツが追加され、新たな武器を作成することが可能です。本作において、武器は刃、鍔、柄、頭の4つのパーツから成り立っています。今回、追加されるパーツの数はそれぞれ、刃が9つ、鍔が12、柄が11、頭が8つとなっています。各パーツはゲーム中に登場するＮＰＣが落とす、もしくはお店で購入することで使用可能となっており、パーツの追加により刀を集める楽しみがさらに倍増します。また、新たな装飾品やアイテムも追加し、ボリューム満点の追加要素でユーザーの期待に応えます。

【『侍道３』で追加されるパーツの数々】

新たな要素をプラス！難易度“超難しい”

本作では、難易度『超難しい』が、新たに選択できる難易度として追加されます。通常版の『難しい』では飽き足らなかったユーザーの皆様に、さらにやりごたえのある設定で本作をお楽しみいただけます。

難易度が上がると、敵の強さも大幅にアップする。『超難しい』は、通常版をやりこんだユーザーにお勧め！

新たな要素をプラス！堂島能力アップ

本作には、刀に“硬度”が存在します。相手に刀で攻撃をヒットする、または相手の攻撃を防御すると、硬度メーターが上がっていき、メーターが振り切れると硬度が下がってしまいます。硬度メーターがゼロになってしまうと、刀は折れてしまうのです。
通常版では刀のレベルが50に達すると、自動的に刀の硬度が無限になりましたが、『侍道３プラス』では鍛冶屋の堂島に鍛えてもらうことで、硬度を無限に出来るようになります。硬度を無限にするには、刀の硬度が最大で、かつ刀のレベルが50のときに鍛冶屋に行くこと。堂島に精錬を頼むと、硬度を無限にしてもらうことができます。


新たな要素をプラス！トロフィーシステムに対応！

『侍道３プラス』では、PLAYSTATION 3版『侍道３』通常版では対応していなかったトロフィーシステムに対応します。やり込み要素も数多く用意している本作ですが、トロフィーシステムへの対応でさらにユーザーのモチベーションアップに繋がります。トロフィーシステムの対応により、PLAYSTATION 3『侍道３』通常版からのデータ引き継ぎはできません。

製品概要
タイトル：侍道3Plus
ジャンル：アクション・アドベンチャー
プラットフォーム：PLAYSTATION潤・
プレイ人数：１人
セーブデータ容量：３４７KB
システムデータ容量：１２８Byte
レーティング（CERO）：　D　17歳以上対象
発売予定：２００９年１０月発売予定
価格：３，９９０円（税込み）
開発元：アクワイア
権利表記：(c)2009 Spike Co., Ltd. Developed by ACQUIRE Corp. All Rights Reserved.
※本作は、PLAYSTATION 3のトロフィーシステムに対応しています。
※PLAYSTATION 3版『侍道３』通常版からのデータ引き継ぎはできません。