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「World of Warcraft: Cataclysm」発売記念連載:「WoWスターターガイド2010」第1回を掲載。WoWの遊び方を教えちゃいます
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印刷2010/11/20 18:00

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「World of Warcraft: Cataclysm」発売記念連載:「WoWスターターガイド2010」第1回を掲載。WoWの遊び方を教えちゃいます

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第1回:今こそ「World of Warcraft」で遊ぶときが来た


「World of Warcraft」っていったい何者?


 「World of Warcraft」(以下,WoW)は,米Activision Blizzard作の,世界で最も遊ばれているMMORPGだ。リリースされた2004年の11月以来,右肩上がりに会員登録数を伸ばし続けており,2010年10月には登録アカウント数が1200万に達した。
 WoWは全世界におけるMMORPGシェアの約60%を占めていると言われており,同じMMORPGというジャンルにおいて比肩する存在が他にない,まさに世界一の突出したオバケタイトルである。

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 ゲームの開発元であり,運営元でもあるActivision Blizzard(旧:Blizzard Entertainment)は,「Diablo」シリーズや「Warcraft」シリーズ,「StarCraft」シリーズといった,世界的なミリオンヒット作を連発しているゲーム会社だ。そんなBlizzardの代表作も,今やWoWであるといえる。

 しかしWoWは日本語版が存在せず,国内で運営されたこともないため,日本人の間での知名度はお世辞にも高いとはいえない。4Gamerでも過去に何度か紹介したことはあるが,4Gamer読者にとっても「名前と,海外で人気が高いってことぐらいは知っている」程度の認識である人は多いことだろう。

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 「興味はあるけど,英語版しかないしなぁ」「遊びたいけど,そもそも日本じゃ遊べなさそう」といった理由で,WoWを敬遠している人がいるとしたら,それは実にもったいない話である。
 サービス開始から6年目を迎える2010年12月,WoWにとって3本目となる拡張パック「World of Warcraft: Cataclysm」が発売され,世界のWoW人気は再び熱く燃え上がることだろう。そこで4Gamerでも,あらためてWoWの特徴をおさらいし,「興味はあるけど,あと一歩のところで踏み込めない」という皆さんへ,WoWに触れる機会を提供したい。

「World of Warcraft」公式サイト

「World of Warcraft: Cataclysm」公式サイト



「基本有料(月額課金)」
だが「お値段以上」のパッチ内容,サポート


 WoWは月額課金システムのMMORPGだ。本稿で後述する「トライアル」(お試しアカウント)は無料で一定期間プレイできるが,それ以降のプレイにはゲームパッケージを購入し(19.99ドルのダウンロード版もあり),さらに毎月1300円ほど(14.99ドル/30日)の支払いが必要になる。いわゆる昔ながらのMMO料金モデルとなっている。

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 しかし,それ以上の料金は基本的にかからず(有料サービスは存在するが,課金アイテムは存在しない),またすべてのプレイヤーが平等なサービスを受けられるよう,手厚いサポート体制が敷かれている。トラブルに遭ったときのゲーム内サポートは,まさに迅速の一言だ。
 例えば,間違えて装備している貴重な装備品を捨ててしまったとしても,GM(ゲームマスター)にリクエストを送れば,数十分,長くても1, 2時間ほどで手元に戻ってくる。万が一アカウントがハックされても,半日ですべて元に戻るほどの体制が整っているのだ(これは筆者の経験談なので個人差はあるかも)。贅沢なサポートが用意された,とても遊びやすいゲームなのである。


実は英語がよく分からなくても何とかなる


 WoWはアメリカのゲームなので,当然ゲームは英語版だ。日本語版は存在せず,当然チャットも日本語には対応していない(※編集部注:チャットやクエストなどについては日本語化するMODが有志によって作成されている。あくまで自己責任になるが「WOW 日本語化」などで検索してみるのも面白いかも)。

 だが,WoWは世界中の幅広い年齢層に遊ばれているタイトルであり,実はプレイするのに必要な英単語は簡単なもので構成されている。
 例えばクエストジャーナルでは,「クエストの背景」と「実際にやらないといけないこと」(Object)が分けて説明されているので,シンプルに書かれているObjectさえ読めれば問題なくゲームは進められる。実際,クエストの内容は「〜を3つ拾ってこい」「〜を5匹倒せ」「○○に行って△△と会い,話を聞いて来い」程度の作業がほとんどである。

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 それでいて,単調なお使いの繰り返しに終わらず,クエストの1シリーズが終わると面白い仕掛けが発動したり,NPCが思いがけない行動を取ったりしてプレイヤーを驚かせてくれる。広い世界のそこかしこに,物語が用意されているのだ。

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個性豊かな種族とクラスバランス


 それでは実際にゲーム内容を紹介していこう。

 WoWでは最初に,「The Alliance」(アライアンス)と「The Horde」(ホード)という,2つの陣営それぞれに用意された,計10種類の種族からプレイキャラクターを選択する。
 サービス開始初期は4種族ずつ選べた各陣営に,1つめの拡張パック「The Burning Crusade」(以下,tBC)から「Draenei」(ドラエナイ)と「Blood Elf」(ブラッドエルフ)が参戦した形だ。
 なお,アライアンスは人間やエルフなど,ホードはオークやトロルなどといったモンスター系の種族で構成されるが,単純に“アライアンスが善の陣営でホードが悪の陣営”,というわけではない。

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 種族を選んだら,続いて「クラス」(職業)を選ぶのだが,10種類あるクラスすべてが固有の能力,スキルを持っており,同じ名前/性能のスキルを複数のクラスが持っていることはない。グループにおいて果たせる役割は,10クラスすべてでそれぞれ異なるのだ。他人のプレイを見ていて,つい別のクラスで第2,第3のキャラを作りたくなってしまうこともあるだろう。
 なお,陣営の専用クラスであった「Paladin」(元アライアンス専用)と「Shaman」(元ホード専用)が,今はどちらでも作れるようになっている。

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 参考までに,クラスも初期は9種類だったが,2つめの拡張パック「Wrath of the Lich King」(以下,WotLK)で「Death Knight」が加わり,現在の10クラスになっている。


レベル上限到達までが速く,楽しい


 キャラクターが完成したら,種族ごとのスタート地点に飛ばされ,いよいよゲーム開始だ。
 初期のゾーンからの誘導・チュートリアルは懇切丁寧に作られている。1つめのクエストはモンスターへの攻撃の仕方,2つめのクエストは収集アイテムの拾い方,3つめは少し離れたエリアの探索といった具合に,自然とゲームの遊び方を学ぶことができる。クエストによって得られる経験値は非常に多く,序盤のレベルは,クエストをこなしていくことで自然と上がっていく。
 レベルが上がることで新たなスキルを習えたり,「Talent」と呼ばれる方向性特化ポイントを得られたり,高位の装備が手に入るゾーンへと誘導されたりしていく。このあたりは日本のシングルプレイRPGの手応え・面白さに通じる点も多く,自分の出来ることがどんどん増えていく喜びは,RPGで遊んだことのある人なら誰もが知っていることだろう。

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 運営元のBlizzardは,ゲームの初心者が最初につまづいて遊ぶのをやめてしまうポイントを過去の事例から徹底的に調べ上げて,初期ゾーンですら今なお調整が行われており,あらゆる問題点を潰していっているのだ。


スピード感のある戦闘テンポ,快適な移動手段


 ソロプレイで,“適正レベルのモンスター1匹”を倒すのにかかる時間は,長くても20秒程度,スキルを駆使すれば3秒で倒せたりもする。グループ(パーティ)を組めばテンポは一層良くなり,ソロでは苦戦する格上のフィールドクエストも,サクサクこなせるようになる。

 5人でグループを組んで攻略する「Instance」(インスタンス)と呼ばれるダンジョンでは,お互いの連携が重要になるが,よほどの無理をしない限り全滅することはない。ちなみに,キャラクターが死亡することによる経験値ペナルティなどは一切ない。

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 なお,町と町をつなぐ主な交通手段は「飛行」だ。NPCが提供しているグリフォンやワイバーンに乗ると,自動で目的地へと運んでくれる。クエストを進めて活動エリアを広げていくうちに,自然と各所を繋ぐポイントが増えて,大陸を開拓し終わる頃には,どこへでもひとっ飛びで行けるようになる。
 また「Mount」(マウント)と呼ばれる,キャラクターが個人的に所有できる乗り物も存在する。Mountを使えば,陸地を普段の倍の速度で移動したり,空を自由に飛んで山や川を越えたりすることも可能だ。


トレードはオークションハウスで楽々


 MMORPGに欠かせないアイテム交換/売買だが,WoWでは種族ごとの首都にオークションハウスが存在し,そこへアクセスすることでアイテムの出品,落札などが行える。

出品:
自分のカバンにあるアイテムを登録し,開始値と即決価格,そして終了までの時間を設定すれば,あとはすべて自動で行われる。落札されたらメールボックスにお金が振り込まれ,誰にも入札されなかったアイテムはメールで返却される。

落札:
欲しい出店アイテムに最高値で入札して競り勝ったら,それも即座にメールボックスへ届けられる。オークションハウス機能によって,日本で遊ぶ場合も時差を気にせず海外のプレイヤーと豊富な取引が出来るわけだ。

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 WoWは,ほかにも多くの「快適」と感じられる要素が各所に散りばめられているのだが,逆に「WoWだけが持つ唯一無二の要素!」というものは少ない。MMORPGを構成する,一つ一つの要素の完成度が高いことの積み重ねが,WoWの価値を高めているのだ。
 グラフィックスは決して高精細ではないし,専用のドラマティックな戦闘BGMがボスごとに用意されているわけでもない。しかしながら実際に遊んでみると,キャラクターの動きやNPCの豊かなスクリプトがゲームとして小気味良く,高級感あふれるゲームに感じられる。

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必要なPCスペックは高くない
なんとMac版とWindows版が同じ世界で遊べる


 公式によるWoWの動作推奨スペックは,2010年11月現在,以下のようになっている。

OS:
Windows XP 32/64-Bit(SP3)
Windows Vista 32/64-Bit(最新のSPに更新済みのもの)
Windows 7 32/64-Bit(最新のSPに更新済みのもの)

CPU:
デュアルコアCPU以上(Intel Pentium D または AMD Athlon 64 X2以上)

メインメモリ:
1GB以上(Vistaは2GB以上)

グラフィックスカード:
Vertexとピクセルシェーダーに対応した,128MB以上のVRAMを搭載したもの(ATI Radeon X1600 または NVIDIA GeForce 7600 GT以上)


 数年前はそこそこ値段の張った構成だが,今ならこれよりはるかに高性能なPCが安価で手に入る。上記の推奨環境とほぼ同じPCなら,ゲーム内の混雑するエリアを除けば毎秒60フレームを問題なく描画できる。クアッドコアCPUにGeForce GTX 460といった今どきの環境があれば,さらに快適にWoWで遊べることだろう。

 また,WoWは「Mac OSでも動作する」という点にも注目したい。Blizzardのゲームは基本的にWindowsとMacの両方に対応しているので,Macがメインの読者も,ぜひこの機会にWoWでMMORPGというものに触れてほしい。もちろんMac版でもWindows版と同じ世界にログインでき,Mac専用サポートも用意されている。

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「トライアル」でWoWを無料お試しプレイしてみよう


 先述したとおり,WoWにはすでに2つの拡張パック(tBCとWotLK)がリリースされており,今年12月には3つめとなるCataclysmがリリースされる。以下に,拡張パックの有る無しでどのような違いが生まれるのか,簡単にまとめてみた。WoWの現役プレイヤーからは突っ込みどころ満載となりそうな表だが,おおむね,このようになっている。
 便宜上,拡張が何もついていないWoWを「WoWベーシック」と呼ぶことにした。当然だが,拡張パックで新たに追加された種族やクラスは,WoWベーシックのみのプレイヤーには選択できない。


WoWベーシック

種族:8種族
クラス:9クラス
プロフェッション:6つ
Lv上限:60

The Burning Crusade

種族:DraeneiとBlood Elf
クラス:追加なし
プロフェッション:Jewelcrafting
Lv上限:70
※tBCのコンテンツを遊ぶためにはWoWベーシックが必要

Wrath of the Lich King

種族:追加なし
クラス:Death Knight
プロフェッション:Inscription
Lv上限:80
※WotLKのコンテンツを遊ぶためにはtBCとWoWベーシックが必要

Cataclysm

種族:Worgen,Goblin
クラス:追加なし
プロフェッション:Archeology
Lv上限:85
※Cataclysmを遊ぶためにはWotLKとtBCとWoWベーシックが必要

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 無料お試しプレイ可能な「Trial」(トライアル)で提供されているクライアントは,WoWベーシック相当だ。トライアルの期間は10日間で,これは「トライアルに登録した日から現実世界の時計で10日間」となっている。逆に言えば,この10日間はどれだけ遊び倒しても大丈夫だ。
 なお,トライアルには以下のような制限がある。

・Lv上限は20
・アイテムのトレードができない
・オークションハウスは利用できない
・所持金額の上限は10ゴールドまで
・Lv20以上のプレイヤーとグループを組めない

 などだ。とくに2番目と3番目の制限は残念だが,以前にトライアルのアカウントを悪用した迷惑行為が横行したことで,このようになっている。それでもWoWを触れる絶好の機会であることに変わりはないし,トライアルで育てたキャラクターは正規登録後も使用可能だ。


Battle.netに登録しよう


 「Battle.net」とは,Blizzardが提供するオンラインのプラットフォームだ。イメージとしてはHangameやPlayNCなどに近く,Blizzard製品のオンラインプレイは,基本的にここで管理されている。2009年の10月を機に,WoWのアカウントもBattle.netのアカウントに統合された。
 ちなみに「StarCraft」や「Diablo 2」「Warcraft 3」などのBlizzardタイトルを所有しているプレイヤーは,Battle.netにCDキーを登録することで,以後はデジタルダウンロードがいつでも可能になる。
 それではさっそくBattle.netに登録してみよう。

「Battle.net」(http://us.battle.net/)


■手順

1. まずは http://us.battle.net/ にPCのブラウザからアクセスしよう。「SIGN UP NOW!」の文字をクリックしてユーザー登録手続きへ。
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2. 国の選択から始まるので,プルダウンをスクロールして「Japan」を選択。続いて「Date of Birth」に生年月日を 月/日/年 の順で入力。
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3. 利用規約が表示されるので,じっくり下までスクロールして読むと,チェックボックスが現れるのでチェックを入れて「CONTINUE]をクリック。
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4. 続いてアカウントの名前とパスワードを入力する。ここで登録するメールアドレスが,そのままBattle.netのアカウント名になる。セキュリティの面から,ここで設定するパスワードは,普段メールの送受信に使っているパスワードとは必ず異なるものにしておこう。
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 「Secret Question」は,パスワードを忘れたり,ハッキングを受けたアカウントを取り戻す際に使用される,最終手段ともなる「自分だけが知っている秘密の質問」だ。答えは自由入力なので組み合わせを忘れないようにしよう。

・「First elementary school I attended?」
最初に通った小学校の名前
・「The high school I graduated from?」
卒業した高校の名前
・「Mother's city of birth?」
母親の生まれた町
・「Father's city of birth?」
父親の生まれた町
・「Your city of birth?」
自分の生まれた町
・「Name of your first pet?」
初めて飼ったペットの名前
・「Best friend in high school?」
高校で一番の友達
・「Model of your first car?」
初めて所有した車のモデル
・「Your favourite sports team?」
大好きなスポーツチーム
・「Your first employer (company name)?」
最初に勤めた会社名


5. 秘密の質問とその答えを入れ終わったら,このページの最後にある画像から文字を読み取って枠内に入力しよう。業者などが機械的にアカウントを多数登録する行為を防ぐために,最近はこういった画像認証を採用したサイトが増えている。入力が終わったら「CONTINUE」をクリックして次へ進もう。
※画像は入力のサンプルです
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6. 名前,住所などの個人情報を入力するステップがここだ。*印のついた項目は必須だが,それ以外は任意なので空欄でも構わない。「ZIP CODE」については,日本の郵便番号を先頭から, 入る限り入力すればとりあえず大丈夫だ。
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 最後のニュースレター購読希望のチェックは,いらなければ外して構わない。必要項目が終わったら「CONTINUE」を押して次へ。


7. 登録内容の最終確認ページとなる。ここで改めて内容に間違いがないか見直して,修正したい場合は「Edit Account Information」または「Edit Personal Information and Special Offers」をクリックして戻ろう。
※入力情報は隠してあります。以下の画像も同様です
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 問題がなければ,ページ下の「CREATE THIS BATTLE.NET ACCOUNT」をクリック。


8. 無事にアカウントが作成されたというページになる。しかしこれですべて完了したわけではなく,最後にもう1段階手順が必要だ。
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9. 自分のメーラーで,登録したメールアドレスの受信ボックスを開いて,差出人:Blizzard Entertainmentから「Battle.net Account E-mail Verification - Action Required」というタイトルのメールが届いているか調べよう。メーラーの設定によっては,迷惑メールフォルダの中に放り込まれる可能性もあるので,要注意だ。
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 メールが届いていたら,本文にある「https://sea.battle.net/」から始まるリンクを開き,メールアドレスの確認作業を完了させる。登録が終わったら,早速トライアルを開始しよう。
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 Battle.netにログインした状態になったら,「Summary」をクリックし,全体の管理画面へ移ろう。ページには「+Add Trial」 の文字が見えるはずだ。ここをクリックすれば,ゲームクライアントのダウンロードが始まる。
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 「Windows」と「Mac」どちらでも選べるので,使っているマシンに合わせよう。ここではWindows版を選択する。
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 実はBattle.netからダウンロードしたのはゲームクライアント本体ではなく,クライアントを立ち上げるためのインストーラなのだが,細かいことは気にせず実行しよう。デスクトップ中央にインストーラ画面が立ち上がり,「Install」の文字が出るのでクリック。
 インストール先にファイルが展開されるので,15GB以上の空きがあるHDDを選ぼう。
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 再度画面が切り替わり,クライアントのダウンロードが始まる。
 トライアル版ではゲームに必要なすべてのファイルをダウンロードし終わらなくても遊べるように,特別な仕様が施されている。「PLAY」がオレンジになれば,そのまま始めて構わない。ただし,あまりに早く始めると,キャラクター作成画面からなかなか進まなかったり,ワールドに入るときに非常に待たされたりするので,せめて「AVAILABLE」の部分が埋まってからのほうがよいかもしれない。
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 Battle.netの登場によってWoWの登録からインストールまでの手順は変更されたが,ゲームを立ち上げた後のRealm(サーバーのようなもの)選びや,キャラメイクは昔のままだ。2006年に4Gamerに掲載した「スターターガイド」を参考にしつつ,貴方だけのWoW体験を満喫してほしい。
 次週,第2回では新拡張パック「Cataclysm」で追加される各種要素について見ていこう。

「WoWスターターガイド」(2006年版)

「World of Warcraft」公式サイト



■■中田さとし(ライター)■■
画像集#031のサムネイル/「World of Warcraft: Cataclysm」発売記念連載:「WoWスターターガイド2010」第1回を掲載。WoWの遊び方を教えちゃいます
4Gamer初登場。1982年生まれ。慶應義塾大学卒業後,翻訳会社勤務を経てフリーライターとなる。MMORPG全般をこよなく愛するというゲームライターは多いが,中田氏の場合は「World of Warcraft」一筋。ライターとしての代表作はなんといっても,2010年5月に発売された「デジタルゲームの教科書 知っておくべきゲーム業界最新トレンド」(デジタルゲームの教科書制作委員会/ソフトバンククリエイティブ)だ。「第12章 日本タイトルの海外へのローカライズ」の章の著者である。(※協力: 智凡迪科技股份有限公司、密技冰風暴)

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    World of Warcraft: Wrath of the Lich King(Macintosh)

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