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[TGS 2014]Mad Catzの「TE」シリーズから,メカニカルキーボード「S.T.R.I.K.E. TE」と12個の左サイドボタンを持つ「M.M.O. TE」が発売予定
今回展示されていたのは,いずれも「TE」(トーナメントエディション)の名前が与えられた製品だ。まずS.T.R.I.K.E. TEからだが,こちらは最大30キーの同時押しに対応するメカニカルキーボードとなっている。使用されているキースイッチは,いわゆる“茶軸”だが,キースイッチを見せてもらったところ,「Kailh」 という刻印があったので,ZF Electronics製ではなく,中国Kaihua Electronics製だろう。
筐体のデザインや,カーソルキーを囲むように[C1]〜[C5]キー,本体左上に[M1]〜[M7]ボタンという,カスタマイズ可能なボタン&キーを搭載する仕様は,発売済みの「S.T.R.I.K.E. 3」と同様だ。
続いて,M.M.O. TEは,左側面に並んだ計12個のボタンが最大の特徴となるMMORPG向けマウスだ。左サイド以外の搭載ボタンは,左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイールとクロールホイール手前×3,左メイン脇×1,右サイド×1となっている。
左サイドのボタン配置は,縦に3列で,上の列から順に3個,4個,5個。各左サイドボタンの形状は一定ではなく,前側や下側のボタンになるほど尖ってくるデザインだ。
親指の位置によって押せないボタンも出てくるとは思うが,M.M.O. TEには,本体の“尻”パーツの位置を調整して,本体の長さを変える機能が用意されているので,ある程度,親指を置く位置も変えられるようになっている。
ブースでは,「R.A.T. TE」のカラーバリエーションモデル3種も展示されていた。基本的な仕様は,すでに発売されているR.A.T. TEと一緒だが,カラーがTEシリーズの基調色である黒いボディに青のアクセントではなく,それぞれ白,赤,黒がメインとなっている。カラーバリエーションモデルのほうが,よりこれまでのMad Catzらしい,なんとなくスポーツカーやモビルスーツを連想させるデザインなので,そちらが好みという人なら選択肢に入るだろう。
なお,今回紹介した製品は,すべて国内発売が予定されているとのことだ。
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