「Dragon Age: Origins」，パーティメンバー「アリスター」「モリガン」を紹介。プレイヤーの選択・行動で変化する“好感度”とは

　スパイクは本日（2011年1月20日）付けで，同社が1月27日に発売を予定しているシングルRPG「Dragon Age: Origins」（PS3 / Xbox 360）の最新情報を公開した。

「Dragon Age: Origins」公式サイト

　本作の背景設定や各種ゲームシステムなどが判明した「こちら」，キャラクターメイキング要素「キャラクタークリエイション」に関する詳細をお伝えした「こちら」に引き続き，今回は，主人公と行動を共にするパーティメンバー2名「アリスター」「モリガン」のそれぞれについてを紹介しよう。

　本作において，プレイヤーは最大4人のパーティを結成でき，メンバーチェンジは「パーティキャンプ」でいつでも可能だ。パーティメンバーとして選んだ人物によって，ストーリーやクエストの展開が変化するのも，本作の特徴の一つ。さっそく，アナタの選択によって行動を共にするかも知れない人物「アリスター」「モリガン」のプロフィールを確認しよう。
　合わせて，アリスターが育った地「レッドクリフ」についても，以下に引用文を掲載する。レッドクリフの村の風景が写されたスクリーンショットなどもぜひ眺めておこう。

アリスター（戦士）

アリスターは新参のグレイ・ウォーデンで、ブライトの約半年前にダンカンによって採用された。母の死後、彼はレッドクリフ城で育てられた。その後は教会に身を寄せ、テンプル騎士団の一員となるために武術の訓練を始めることになる。テンプル騎士団とは、サークル・オブ・メジャイを監視し、道から外れた危険な背教者を始末することを任務とする、教会の武装組織である。
しかしアリスターは、宗教的情熱に溢れる人生とは無縁の男だった。彼のユーモアのセンスはしばしば真面目な師を怒らせた。ウォーデンがアリスターを見つけたとき、彼はまだ正式にテンプル騎士団の一員とはなっておらず、その時の境遇に不満そうだった。アリスターに忠義と良識を重んじる心を見出したダンカンは、徴兵権を行使し、強制的に教会から彼をグレイ・ウォーデンに迎え入れた。教会を後にするとき、アリスターが後ろを振り返ることはなかったという。



モリガン（魔道士）

モリガンは、誰しもが恐れる伝説の荒野の魔女、フレメスの娘である。うっそうと茂る森のはずれで育てられた彼女は、どこか異国的な美しさを持つ神秘的な女性に成長した。彼女は外の世界の住人たちを遠くから見て学び、その弱さゆえに軽蔑するようになった。それでも彼女は、素性がばれると人々が自分に憎しみの目を向けることがわかっていながらも、常に外の世界を自らの足で巡りたいという思いを内に秘めている。モリガンは、テンプル騎士団による制限を受けない場所で、ぞんぶんに母の魔術を学んだ。その結果、彼女はただの魔道士ではなく、変身使いの術を会得した。彼女の謎への好奇心は尽きることを知らない。



レッドクリフ

カレンハド湖の西岸に位置するレッドクリフの村は、その上にそびえ立つ赤い色相の崖にちなんで名付けられた。村から丘を登るように道が敷かれ、さらに橋を越えると、そこには村よりもはるかに長い歴史を持つレッドクリフ城がたたずむ島がある。アラマリ族の時代以来、レッドクリフ城はフロストバック山脈からオーレイにつながる道を守ってきた。アヴァーの丘陵族が東部の低地への攻撃を開始したのもこの場所であり、オーレイ人がフェレルデンを征服する前に攻略しなければいけなかった城もここである。レッドクリフの民は素朴ながらもフェレルデンの第一線を守ることに誇りを持っている。「レッドクリフの丘は鉄のように堅固である。そこに住まう人々もまた同じだ。」と地元ではいわれているが、それは紛れもなく真実である。

　また，本作にはメインストーリーのほか，パーティメンバーとなる人物の“背景”を知ることができるストーリーと専用クエストが存在しており，その人物との会話での選択肢によって，ストーリーやクエストの結果，そしてプレイヤーキャラに対する「好感度」が変化する。
　好感度はクエスト進行中の行動やクエスト達成の仕方でも上がったり下がったりする。正義を貫くような選択をすることで好感度が上がる人物もいるし，逆に背徳的な選択をしたほうが好感度が高まる人物もいる。そして，好感度を上げて“親密”な関係になった人物とは，さまざまな“ロマンス”が発生するという。

　今回は「アリスター」「モリガン」の専用クエストの一部も公開されているので，実際にはどのようなストーリーが生まれるのか，加えて好感度によって起こる影響についてを以下の引用文でチェックしておこう。

仲間の背景を知り得る専用クエスト
本作にはメインの物語のほかに、仲間であるパーティーメンバーのそれぞれの背景を知り得るストーリーがあり、専用のクエストも存在する。
会話での選択によりストーリーやクエストの結果、仲間との関係も変化するぞ！
ここではアリスターとモリガンの専用クエストの一部を紹介！

デネリムに向かうことになった主人公に、アリスターがある提案をしてきた。デネリムに住む姉に会いに行きたいというのだ。＊ここで提案を断ることも可能	出生の裏に複雑な事情を抱えるアリスター。アリスターと姉は幼少時に生き別れたまま、お互い死んだものと聞かされていたらしいが…。
姉が住むデネリムに到着した一行。姉の記憶がなく、お互い死んだと思っている者同士の再会を前に緊張を隠せないアリスター。＊ここで提案を断ることも可能	いよいよ姉と再会！ここでアリスターは現実の厳しさを目の当たりにする…。

とある魔術書を手に入れたモリガン。それは「荒野の魔女」と恐れられている彼女の母・フレメスが記した魔術書だった。	魔術書に勉強になるような情報を期待していたモリガン。しかしそこには、母・フレメスが何世紀にも渡り生き続けてきた驚くべき方法が記されていた。
思いもよらぬ秘密に驚くモリガンは、ある決意を主人公に告げ、フレメスに会いに行くよう求める。＊ここで提案を断ることも可能	フレメスと対面する主人公。ここでいくつかの選択を迫られることになる。プレイヤーの選択によって、フレメスとモリガンの運命は大きく変わることに…。

プレイヤーの選択によっては、フレメスと戦闘になることも！ドラゴンと化したフレメスを倒すということは、モリガンの母の死を意味する。このような状況において果たして君がとる選択は！？

仲間の好感度
本作ではプレイ中にアイテムをパーティーメンバーに「ギフト」として与えることができる。
「ギフト」は街なかの商人に売ることもできるが、特定のパーティーメンバーに特定のアイテムをプレゼントすると、ギフトを与えた仲間の好感度が上がる場合もあるのだ。
好感度が高くなると仲間の能力が上昇し、好感度が低い仲間からはときに裏切られたり、更にはパーティーからいなくなってしまう事態も。仲間の好感度には常に注意しておきたい。

例として「アリスターの母の首飾り」をアリスターにプレゼントすると…。

思いがけないプレゼントに驚きを隠せぬアリスター。こうして好感度が上がる。

好感度を上げていくと、各ステータスにボーナスが付くのだ。

さらに好感度が上がり親密になった仲間とは、ロマンスが発生することも。
ロマンスはストーリーに大きく影響するので相手は慎重に選んでいこう。

モリガンの好感度が上がり親密になった場合。

積極的なモリガンから意味深な質問が。会話が弾むか否かは選択次第。

選択によりさまざまなロマンスが発生するぞ！

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