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非常にマニアックなRTS「シアター・オブ・ウォー」シリーズの最新作「Theatre of War 2: Korea」が発表に。今度のテーマは1950年代の朝鮮戦争だ
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印刷2010/05/20 18:55

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非常にマニアックなRTS「シアター・オブ・ウォー」シリーズの最新作「Theatre of War 2: Korea」が発表に。今度のテーマは1950年代の朝鮮戦争だ

 「シアター・オブ・ウォー」シリーズは,ロシアの1C Companyと,ミリタリー系ストラテジーファンの間では人気の高いBattlefront.comが協力して手がけている近代戦RTSシリーズだ。2009年に発売された「Theatre of War 2: Africa 1943」では北アフリカ戦線を描き,さらに2010年6月発売の「Theatre of War 2: Kursk 1943」で東部戦線におけるクルスクの戦いを描く予定となっている(Battlefront.comでは先行発売されている)。今回,そんなマニア好みな本シリーズの次の作品が,「Theatre of War 2: Korea」というタイトルになることが発表された。

画像集#002のサムネイル/非常にマニアックなRTS「シアター・オブ・ウォー」シリーズの最新作「Theatre of War 2: Korea」が発表に。今度のテーマは1950年代の朝鮮戦争だ
「Theatre of War 2: Africa 1943」
画像集#001のサムネイル/非常にマニアックなRTS「シアター・オブ・ウォー」シリーズの最新作「Theatre of War 2: Korea」が発表に。今度のテーマは1950年代の朝鮮戦争だ
「Theatre of War 2: Kursk 1943」

 Theatre of War 2: Koreaで描かれるのは,タイトルが示すとおり,1950年代に起こった朝鮮戦争だ。朝鮮戦争は,アメリカでは4万6千人を超える被害を米軍から出しながらも,太平洋戦争での疲労からか,本国での世論が盛り上がらず,「忘れられた戦争(The Forgotten War)」と形容されている。そのためにゲームのテーマとされることも少なく,これまでに登場した“朝鮮戦争モノ”の作品は,ライトな作品を含めても数えるほどしかないはずだ。

 そんな朝鮮戦争に果敢に挑戦する本作の見どころは,米軍だけでなく,北朝鮮軍でのシングルプレイヤー用キャンペーンもフィーチャーされているところではないだろうか。地形が精密に再現された朝鮮半島で繰り広げられるキャンペーンは,展開が流動的に変化するノンリニアなものになっているという。
 操作面では,システムの改良により,個々の兵士ではなく,より“分隊”にフォーカスした操作が可能になっているようだ。また,工兵による地雷の設置や撤去のフィーチャーも,戦いの流れを大きく左右することになりそうである。

 現在のところ,本作に関する情報は,1C Companyのプロダクトページに短い説明があるくらいで,画面写真を含めた詳細はまだ公開されていない。発売予定は2010年第4四半期となっているが,これもロシア本国のことだと思われ,英語版の登場は来年(2011年)になるだろう。
  • 関連タイトル:

    Theatre of War 3: Korea

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