ニュース
3Dムービー撮影機能や「すれちがい伝説2」が11月末の本体更新で追加! 3DS「マリオカート7」の通信機能に関する詳細も発表された「Nintendo Direct」
「Nintendo Direct」特設ページ
「Nintendo Direct」と名付けられた今回の配信映像は,2011年10月17日に任天堂本社で収録されたもので,9月13日に行われた「Nintendo 3DS Conference 2011」(関連記事)で岩田氏が伝えきれなかった情報を,ファンに直接届けようという主旨で配信されることになったという。
事前のアナウンスでは,11月に行われるニンテンドー3DSの本体更新や「マリオカート7」の通信機能に関する情報が公開予定となっていたほか,岩田氏本人によるTweetで,「モンスターハンター3(トライ)G」の新着映像が公開されることも明かされていた。
本稿では,そんなNintendo Directで発表された情報を,配信映像のキャプチャー画像を交えて紹介していこう。
ニンテンドー3DSカメラがムービー撮影に対応
いつの間に通信では新たな「伝説」や新パネルが追加
撮影モードには,「インターバル」(一定間隔で撮影),「コマ撮り」(ストップモーションムービーを作成可能),「いいとこ撮り」(任意のタイミングで撮影/停止が可能)の3種類が存在する。ちなみに,コマ撮りに関してはサンプルムービーが紹介されたのだが,これは後日,ニンテンドーeショップでダウンロードできるようになるという。ニンテンドー3DSカメラの3Dムービー機能で撮影された動画がどのように見えるのか,気になる人は実際に確認してみるといいだろう。
そのほか,いつの間に通信に新たなパネルが追加され,「すれちがい伝説2」も楽しめるようになるという。すれちがい伝説2では,マップの分岐なども用意されており,これまでとは違った遊び方ができそうだ。
さらに,ニンテンドーeショップの使い勝手の向上や,ダウンロードしたソフトを別のニンテンドー3DSに一括して引っ越す機能も実装されるとのこと。それぞれの詳細については,後日公式サイトで確認してほしい。
「マリオカート7」の通信機能の詳細が明らかに
その他のダウンロード/パッケージタイトルにも注目
発表方法は動画版「社長が訊く」といった感じで,同作のプロデューサーである紺野秀樹氏に,岩田氏がアレコレ質問していくという形で進行した。それによると,マリオカート7には“マリオカートチャンネル”というものが用意され,すれちがい通信やいつの間に通信によって蓄積した情報が,そこで確認できるのだそうだ。
通信によって得られるのは“ゴースト”だけでなく,グランプリで対戦できる,クセや特徴を備えたMiiもやりとりできるとのこと。配信者のプレイスタイルがMiiに反映されているため,対CPU戦とはひと味違ったグランプリが楽しめそうである。そのほか,同時に7人のゴーストと競い合うこともできるとのこと。
インターネット対戦では,“コミュニティ”機能が導入されていることに注目したい。マリオカート7では,プレイヤーが最大8つのコミュニティを作成できるのだが,そこをうまく活用すれば,フレンドコードを交換した友達だけでなく,対戦相手を求めている世界中のプレイヤーと交流できるのだ。岩田氏によると,不正行為対策についてもこれまで以上に強化しているそうなので,対戦ツールとしての使い勝手はかなり高そうである。
その後,配信中/配信予定のダウンロード専用ソフトや,年末年始にかけてのWii/ニンテンドー3DS向け新作タイトルの紹介,「モンスターハンター3(トライ)G」の新着ムービーの公開(関連記事)などが行われたが,それらについては,Nintendo Direct特設ページで,実際に映像でチェックしてみてほしい。動画版「社長が訊く」や「モンスターハンター3(トライ)G 狩猟の手引き」「ロストヒーローズ」プレゼン映像なども興味深いので,ニンテンドー3DSユーザーはお見逃しなく。
「Nintendo Direct」特設ページ
- 関連タイトル:
マリオカート7
- 関連タイトル:
モンスターハンター3(トライ)G
- この記事のURL:
(C)2011 Nintendo
(C)CAPCOM CO., LTD. 2009, 2011 ALL RIGHTS RESERVED.