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GeForce RTX 50とIntel&AMDの新型CPUを搭載したMSI製ゲーマー向けノートPCが発表
日本国内での販売予定については,詳細が決まり次第あらためて発表するという。
ゲーマー向けノートPCでは,GPUにGeForce RTX 50シリーズに搭載するだけでなく,CPUにIntelのノートPC向け新型CPU「Core Ultra 200HX」シリーズや,AMDの「Ryzen 9000HX」シリーズを採用した製品を数多くラインナップする。
また,PCI Express 5.0 x4接続に対応したM.2 SSD向けの冷却機構を新たに採用したのもポイントだ。専用のヒートパイプを追加することで,SSDの温度を最大10℃下げられるという。
注目製品は,18インチ級ノートPCの「Titan 18 HX Dragon Edition Norse Myth: Dragonforged Dominance」で,北欧神話をモチーフとした筐体デザインを採用する特別限定モデルとなるそうだ。
GPUにはGeForce RTX 50シリーズ,CPUにはCore Ultra 200HXシリーズをを採用するという。
このほかにも性能重視の「Raider」や「Vector」シリーズ,薄型モデルの「Stealth」シリーズでもGeForce RTX 50搭載製品を展開する。いずれも最大構成では,「GeForce RTX 5090」を搭載するとのこと。
また,ミドルクラスの「Crosshair」や「Pulse」シリーズでは,「GeForce RTX 5070」搭載モデルをラインナップするそうだ。
デスクトップPCでは,「MEG VISION X AI」の第2世代モデルが発表となっている。
MEG VISION X AIは,PCケースの前面にタッチ対応ディスプレイを搭載した製品で,このディスプレイにAIを活用したウィジェットを表示できるのが特徴だ。
第2世代製品は,冷却機構を強化しており,熱源を分離するチャンバー構造とAIによる冷却ファン管理「Silent Storm Cooling AI」システムを採用した。CPUとGPUという代表的な熱源に加えて,SSDの温度もチェックしており,これらのパーツそれぞれで最適な条件を満たすファン制御を行う。加えて,マザーボードの電源回路とメモリモジュール,SSDにヒートシンクを搭載して,冷却性能が向上したのもポイントだ。
ゲーマー向け有機ELディスプレイの新製品も登場
ゲーマー向けディスプレイは,27インチサイズの「MPG 272URX QD-OLED」と「MPG 272QR QD-OLED X50」,31.5インチサイズの「MPG 322URX QD-OLED」という計3製品が発表となった。
MPG 272URX QD-OLEDは,第3世代の量子ドット技術を用いる有機ELパネルを採用したディスプレイだ。従来製品と比べて,映像を映し出す光の効率が1.3倍となり,消費電力を抑えつつ,ピーク時で1000cd/m2という高輝度を実現するという。パネルの画面解像度は,3840×2160ドットで,垂直最大リフレッシュレートは240Hzだ。
また,映像入力インタフェースとして,UHBR(Ultra-High Bit Rate)伝送に対応したDisplayPort 2.1aポートを搭載するのも見どころで,対応グラフィックスカードと組み合わせれば,最大80Gbpsもの
同じ27インチサイズのMPG 272QR QD-OLED X50は,解像度2560×1440ドット,垂直最大リフレッシュレート500Hzという超高リフレッシュレートに対応したeスポーツ向けディスプレイだ。
VESAが定めた映像ブレの程度を示す指標である「VESA ClearMR」の「ClearMR 21000」に準拠しており,かなりブレが少ない映像表示を行えるとのこと。なお,こちらもDisplayPort 2.1aポートを搭載している。
最後のMPG 322URX QD-OLEDは,31.5インチサイズで,解像度3840×2160ドットで,垂直最大リフレッシュレート240Hzの量子ドット有機ELパネルを採用したディスプレイだ。こちらにもDisplayPort 2.1aポートを搭載するという。
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