試遊台にはヘッドフォンが用意されているので,BGMや声などをしっかり聴くことができる
![画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / [TGS 2013]HD化されてますます輝くユ・リ・パの姿も初公開。スクウェア・エニックス「FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster」プレイレポート](/games/148/G014816/20130921017/TN/001.jpg) |
TGS 2013のスクウェア・エニックスブースには,いくつかの「ファイナルファンタジー」シリーズ作の試遊台が出展されている。その中でも「
FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster」は,リメイク作品でありながら,ビジネスデイから多くのゲームファンにプレイされていた。
試遊台ではタイトル画面で
「FINAL FANTASY X」「FINAL FANTASY X-2」いずれかを選び,15分間プレイすることができた。ちなみに,試遊台は10台用意されている。
FF Xについては,以前
E3出展バージョンのプレイレポートを掲載しており,プレイできる範囲もほぼ同じだったため,本稿ではFF X-2のプレイレポートをお伝えしていこう。
今回の試遊バージョンでFF X-2を選択すると,スタッフクレジットムービーを経て,ユウナ,リュック,パインの3人が,ガガゼトにたどり着いたところからゲームが始まる。×ボタンを使ったジャンプ/クライミング移動や,メニュー画面でのドレスフィアの変更など,一部の基本要素を体験でき,さらに本編のストーリーどおり,ルブラン一味とのバトルから競争ミッションへの流れを確認することができた。
FF Xと同様,HD化にあたって作り直されたユ・リ・パ達のモデルは,大画面でも見劣ることのないクオリティ。この試遊バージョンで確認できるお祭り士以外のドレスフィアも,早く見てみたいと思わせる完成度である。ちなみにこのシーンの直前に見られる本作の名物キャラクター“アニキ”は,今回は声だけの出演で,残念ながらHD化された姿を見ることはできなかった。
本作ならではの,テンポの速いアクティブタイムバトル(ATB)も健在だ。ルブラン一味とのバトルのほか,競争ミッション中にエンカウントする敵との戦闘も体験できた。続編だけだけあって,当然ながらFF Xのバトルよりも進化しているので,一つのパッケージに両者がカップリングされた製品版では,そのあたりの違いを比較しつつ楽しんでみるといいだろう。
ちなみにFF Xのほうは,時間の関係でオープニングムービーのみを見てみたのだが,ティーダをはじめとする主人公キャラクター達のモデルが,E3に出展されたバージョンよりも,かなりブラッシュアップされていた印象を受けた。スクウェア・エニックスの関係者に確認したところ,本作のプロデューサー北瀬佳範氏が
E3出展時のインタビューで話していたとおり,キャラクターのモデルは何度も調整されているそうだ。現在は最終調整段階に入っているとのことなので,ファンが納得できる仕上がりになりそうである。
15分間という試遊時間は,実際にプレイするとかなり短く感じるので,一般日にプレイしたいと思っている人は,よく考えてゲームを選ぶようにしよう。FF Xはオープニングムービー主体の内容で,このムービーはスキップすることができないため,すぐにキャラクターを操作したい人には,FF X-2を選ぶことをお勧めする。なおブースのスタッフにお願いすれば,プレイ中でもゲームの切り替えには応じてくれるそうだ。HD化によってさらに輝きを増したティーダやユウナの姿を,ぜひその目で確かめてみてほしい。
こちらは操作のインストラクション。続編といっても,操作系は結構変わっていることが分かる
![画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / [TGS 2013]HD化されてますます輝くユ・リ・パの姿も初公開。スクウェア・エニックス「FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster」プレイレポート](/games/148/G014816/20130921017/TN/003.jpg) |
![画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / [TGS 2013]HD化されてますます輝くユ・リ・パの姿も初公開。スクウェア・エニックス「FINAL FANTASY X/X-2 HD Remaster」プレイレポート](/games/148/G014816/20130921017/TN/004.jpg) |