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エレクトロニック・アーツは2012年10月27日,「FIFA 13 ワールドクラス サッカー」(PlayStation 3/Xbox 360/PS Vita/PSP。以下,FIFA 13)のリリースを記念した「FIFA13 体感パーク」をキャプテン翼スタジアムで開催した(関連記事)。
これは,会場にFIFA 13の試遊台を並べ,来場者に実際にプレイしてもらうほか,対戦イベントやオリジナルゲームへの挑戦などが行えるというイベント。さらに,FIFA 13に出てくる「スキルゲーム」と同じ趣向のものを,実際のゴールや小道具などを使って行うという「リアルスキルゲーム」も実施された。
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横浜,桜木町のキャプテン翼スタジアムは,多目的コート(フットサルなら3面分)やクラブハウスなどが用意された運動施設で,土曜日ということもあって,多数の人々がフットサルを熱心にプレイしていた。熱烈なインドア派である筆者は,休日に運動している人がいるということがまず驚きだが,FIFA 13の体感パークはそのフットサルコートの傍らに設置されており,プレイの合間に「おや,なんだろう?」という感じで,ちょっと立ち寄る人が数多くいたようだ。屋内で行われることの多いゲームイベントだが,いかにもFIFA 13らしい試みかもしれない。とはいえ,場所柄的に来場者のお目当ては,元日本代表のディフェンダーで,現在はサッカー解説者を務める田中 誠さんがアドバイスをしてくれる,リアルミニゲームにあったような気もする。
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FIFA 13のスキルゲームとは,チュートリアルを兼ねたミニゲームで,ショートパスやドリブルなど,ゲームの基礎が楽しく学べる内容になっている。それぞれブロンズからゴールドまで評価が用意されており,それ自体もけっこう面白いと評判だ。
会場の試遊台でプレイできたのもこのスキルゲームなのだが,リアル版では,そのうち「ペナルティキック」と「上級シュート」が行われた。写真を見てもらえばすぐに分かるはずだが,ペナルティキックはゴールに置かれたマトに向けてボールを蹴り,命中させるというもので,また上級シュートは,壁代わりに置かれたダンボールを避けてゴールを決めるというものだ。
賞品は,長谷部 誠選手のサインと,長谷部選手の所属するVfLヴォルフスブルクのロゴが入ったブンデスリーガ公式球という,かなりレアなアイテム。さらに,長谷部選手のサイン入りサッカーユニフォームや,FIFA 13のパッケージなど,サッカーファンにはおそらくたまらないラインナップとなっていた。
| リアルスキルゲーム | |
![]() ペナルティキック |
![]() 上級シュート |
冒頭でも書いたように,リアルスキルゲームのほか,そんなレアな賞品をかけたチャレンジマッチが行われた。これは,FIFAインタラクティブワールドカップの日本代表だった羽染貴秀さん(関連記事)とFIFA 13で対戦するという内容なのだが,羽染さんは「賞品はわたさない」とかなり本気モード。
ご存じの人もいるかもしれないが,FIFAインタラクティブワールドカップとは,FIFAが主催するゲームの国際大会で,そこで使われているのがFIFAシリーズなのだ。世界大会の優勝者は,FIFAバロンドール授賞式にも招待されるとのことらしいので,リオネル・メッシ選手などを間近で見たいという人は,今からFIFA 13を始めてみるのも悪くないかもしれない。
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話を戻すと,長谷部選手のサイン入りでVfLヴォルフスブルクのロゴ入りのブンデスリーガ公式球(長いです……)をかけて戦う羽染さんは,自分のチームにブラジルを使うという気合の入り方で,挑戦者を大人げなく次々に退けていた。日本代表,大マジ。しかし取材中,知り合いの人に一敗するという番狂わせが発生してしまったのだ。敗因は「謎の理由で発生したPK」とのことだったが,チャレンジマッチの司会を務めるモデルの斉藤香菜子さんに,「そういうことにしておきましょう」と割と軽く流されてしまった。
リアルスキルゲームもなかなかの難物らしく,一般の挑戦者が途切れたとき,田中さんや,田中さんと共に司会を務めたキャスターの松原 渓さんがトライしたが,模範演技を見せるには至らず,ゲームと違って現実はなかなか厳しいようだった。
![]() チャレンジマッチの様子 |
![]() うっかり負けてしまった,羽染さん |
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松原さんは,ゲームなのに選手が「ミスをする」ことが新鮮だったそうで,また,田中さんと同じく,体格など選手の特徴がよくとらえられているとも感じたそうだ。アクションに予備動作があったり,フィジカルがリアルだったりなど,プレイそのものはなかなか難しいが,最新のサッカーゲームの迫力に感心したという。
ただ田中さんは,ゲームと本物のサッカーはやはり違うので,ゲームだけでなくぜひ実際のサッカーにもチャレンジしてほしいとも語った。
エレクトロニック・アーツの担当者の話によると,今回こうした場所でイベントを行ったのは,サッカーに詳しい人ほど,FIFA 13の持つリアリティを理解してもらえるはずだという理由だそうだ。選手の動きなど,サッカーに詳しい人ほど「さすが」と思ってもらえるのだ。
Electronic Artsの2013会計年度第2四半期の業務報告によると,FIFA 13は発売から4週間で740万本のセールスを記録する,同社のスポーツゲーム史上最大の実績を挙げている。欧米のプレイヤーの多くは,休日にはひいきのチームの観戦に出かけたり,グラウンドでサッカーを実際にプレイしたりして,平日の夜にはゲームを楽しむという行動パターンが多いという。もともとサッカー人口が日本とは異なるわけだが,それでも以前に比べたら着実に増えつつある現在,エレクトロニック・アーツは新たなプレイヤー層に期待しているというわけだ。
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残念ながら,このイベントは1回限りだが,秋晴れの屋外で過ごすのは気持ちが良く,来場者もかなり楽しんでいた様子。できたら,またやってほしいという雰囲気だ。運動不足だし。






































