「Warframe」，大型アップデート「古の同盟」バーチャルプレスイベントレポート。AndroidのCBT開始＆12月11日の大型アップデート詳細が公開に

　Digital Extremesが開催した「Warframe」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch 2 / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch / iOS / Android）バーチャルプレスイベントにて，2025年最後の大型アップデートとなる「古の同盟」の詳細が発表された。
　目玉は63番目のWarframe「Uriel」の実装，新近接武器カテゴリ「Bayonet」，フォーカス道の大幅拡張，そして新ゲームモード「ペリタの乱」など，まさに“年末年始をWarframeで過ごせ”と言わんばかりのボリュームだ。

Android版クローズドベータが11月29日より段階的にスタート

　日本時間2025年11月29日（金）より，Warframe Android版のクローズドベータが開始される。
　参加案内メールはサーバー負荷を考慮し，ウェーブ制で順次配信される。登録済みで条件を満たしたプレイヤーには登録メールアドレス宛に当選通知が届く仕組みだ。
　本ベータでのフィードバックをもとに，2026年のAndroid版正式リリースを目指すとのこと。

「古の同盟」アップデートは12月11日（木）配信決定

　日本時間2025年12月11日（木），PC／PS4／PS5／Xbox／Switch／iOS向けに無料アップデート「古の同盟」が配信される。
　プレイするには短編クエスト「Lotus Eaters」のクリアが前提条件となっている。新ゲームモード「ディセンディア」および「ペリタの乱」は，「師範（The Hex）」クエスト完了後に開放される。これは「最近Warframeを始めた友達と一緒に最新コンテンツを遊べるように」というDEの配慮だ。

63番目のWarframe「Uriel」登場！　悪魔の大三角の一角が降臨

　「古の同盟」同日実装となる63番目のWarframe「Uriel」は，悪魔の大三角（Devil’s Triangle）のメンバーであり，Protoframe名は「Roathe」となっている。
　コンセプトは「指揮と反応」――熱量を溜めて爆発的な攻撃性を発揮し，戦場支配と味方との連携を軸にしたプレイスタイルとなる。ポジショニングとタイミングが重要な，非常にテクニカルなWarframeだ。


　付属装備も豪華で，以下が用意されている。

・オペレーター用「Grand Carnus Regalia」衣装
・代替ヘルメット「Uriel Asmodion Helmet」（角が生えた悪魔風）
・シグネチャー武器「Vinquibus」（新カテゴリBayonetの初兵器）

　Uriel本体は新モード「ディセンディア」およびRoatheのベンダーストアで入手可能だ。もちろんプラチナ即購入も対応している。

新近接武器カテゴリ「Bayonet」

　VinquibusはWarframe初の「Bayonet」カテゴリ武器だ。メイン武器スロットと近接スロットの両方を消費する代わりに，銃剣として銃撃＋近接をシームレスに切り替えられる非常に強力な打撃力が特徴となっている。
　イベントではMeganが実際に装備/解除の流れを実演した。メイン武器として構えている状態から瞬時に近接モードに移行し，使い勝手がよさそうだった。

フォーカス道が大幅拡張。5つのアルティメットアビリティ「タウロンストライク」実装

　「古の同盟」では全5フォーカス道に究極アビリティ「タウロンストライク」が追加される。
　それぞれの道が巨大な武器形態「TEKTOLYST ARTIFACT」を具現化し，シネマティックな演出で発動する超火力スキルだ。

公開された5つのアーティファクト
・Naramon：VEXORIC（巨大な剣／TennoCon 2025で公開済み）
・Madurai：THARA（巨大な弓）
・Unairu：COGRON（巨大なハンマー）
・Vazarin：NIDRI（巨大な杖）
・Zenurik：LORAK（グリモア）

　スキルツリーも大幅拡張され，新ノードには複数レベル＋新リソースが必要になる。タウロンストライクは専用ユニークMODやアルケインでさらに強化可能となる。

新ゲームモード「ペリタの乱（Perilous Chaos）」

　12分間の広大な戦場で目的をこなしながらフォーカス道ごとのアップグレードを取得，最後に選択式ボス戦に突入する新モードだ。
　イベントではボス「ハンフラス」戦でUriel＋Vinquibusのコンビネーションが披露された。

オペレーション「ペリタの血」作戦＆新称号システム「オノリア」

　米国時間12月16日（火）〜2026年1月6日（火）に開催されるシーズナルイベント。「ペリタの乱」をプレイして獲得した「Marks of Valiance」をRoatheにトレードすることで，進化するアーマーや新称号「オノリア」を入手可能となっている。
　オノリアはプロフィール画面やミッション中にも表示される，プレイヤーの偉業を誇示する新要素だ。


　「古の同盟」は単なる新Warframe追加に留まらず，フォーカス道の再構築，新武器カテゴリ，2つの新ゲームモード，シーズナルイベントと，2025年を締めくくるにふさわしい超大型アップデートとなった。
　特に長年の課題だった「フォーカス道の最終到達点」がようやく用意されたことは，古参Tennoにとっても朗報だろう。12月11日のアップデートが楽しみだ。