ばら戦争というマニアックなテーマに挑んだ,オンライン専用メレーアクションゲーム
「War of the Roses」。同作の流れを汲むタイトルとしてParadox Interactiveが8月の頭に
発表した新作
「War of the Vikings」が,gamescom 2013に出展された。
本作はまだ“プレαデモ”の段階であり,会場で見られたビルドは,サクソン軍とバイキング軍のキャラクターが1体ずつ用意されているというだけ,という内容だった。
本作は,9世紀から10世紀にかけてバイキングが行ったブリテン侵攻を描いた作品となっており,時代としてはばら戦争よりも500年ほどさかのぼる。そのため,War of the Vikingsにはスチール製のアーマーやクロスボウといった比較的高度な装備品は登場せず,
チェーンメイルや斧などが主に活躍する。
本作のグラフィックスは,「アーサー王伝説」の舞台になりそうなファンタジーっぽさも感じさせる。水面に漂うモヤなどの細かいエフェクトなども,そういった雰囲気作りに一役買っているだろう。
また,登場人物のコスチュームなどを含め,――見る人が見れば――War of the Rosesに引き続き,本作においてもキチンと時代考証が行われていることが分かるはずだ。
開発元のFatsharkは,「各勢力で3つクラス,計2つのマップ」というボリュームで,9月1日から早くも
αテストを実施する予定とのこと。αテストへのエントリーは,現在
公式サイトで受付中だ。
お茶目なFatsharkのシニアプロデューサー,ゴードン・ヴァン・ダイク氏
![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / [gamescom]ParadoxとFatsharkの新作アクション「War of the Vikings」がプレイアブル出展。“ばら戦争”の次はバイキングのブリテン侵攻だ](/games/228/G022832/20130828036/TN/005.jpg) |