「重装機兵レイノス」が紹介された“冬ざんまい2015”のステージをレポート。PLUM製の1/35レイノスは開発に一役買っていた

　本日2015年12月12日，東京・秋葉原のPLUM LIVE SHOPにおいて開催されたイベント“冬ざんまい2015”の新商品発表会において，ドラキューによる「重装機兵レイノス」の紹介が行われた。

　「重装機兵レイノス」は，2015年12月23日に発売されるPS4用アクションシューティングゲームで，1990年に発売されたメガドライブ用同名タイトルのリメイク作品だ。

　登壇したのは司会進行を務めるPLUMの企画担当A氏と，ドラキューの瀬古英司氏＆田中由梨氏。PLUMは重装機兵シリーズから3種類のレイノス（主人公機/量産機/陸戦仕様）とヴァルケンのプラスチックキットをリリースしており，今回のイベントでドラキューがゲームの紹介を行うのも，そういった縁に起因している。

ドラキューの瀬古氏（右）と田中氏（左）

田中氏が序盤のステージを実演

　壇上では「エクストリームにはダメ元でリメイクの可否をうかがった」「体験版を通して寄せられた意見は可能な限りオプションとして実装している」といったように，開発経緯や設計などが語られた。また，ゲーム内におけるレイノスのモデリングやテクスチャを作るにあたってはPLUM製のキットが参考にされており，かなりの手助けになったという。企画担当A氏からは，レイノスには固まったデザイン設定がなかったため，キットの製作時にはPLUMなりの再デザインを行ったというエピソードも明かされた。

レイノスのデザインが語られた一幕。ちなみにPS4版のデザインは，「装甲騎兵ボトムズ」や「蒼き流星SPTレイズナー」などでメカニック作画を担当した吉田 徹氏の監修を受けている

　PLUM LIVE SHOPには今後，重装機兵レイノスの体験コーナーが設置される予定とのことだ。もちろんレイノスやヴァルケンのプラスチックキットも販売されているので，近隣まで立ち寄ったときは足を運んでみてはいかがだろうか。

PLUMは2002年に発売されたXbox用ソフト「叢-MURAKUMO」に登場するLX-55クラウドブレイカー01のプラスチックキットや，ゴッドイーターシリーズのフィギュアなどもリリースしている。クラウドブレイカーについては来年初頭にリニューアル再生産が行われるほか，新たな動きもあるという

「重装機兵レイノス」公式サイト

PLUM公式サイト