香港アクション映画風の味付けが気になるトップダウンシューター「The Hong Kong Massacre」の開発が正式にアナウンス

　スウェーデンを拠点にするインディーズスタジオVreskiが，Paris Games Week 2017において，同スタジオの処女作となるトップダウンシューター「The Hong Kong Massacre」（PC / PS4）の開発を正式にアナウンスすると共に，そのゲームプレイ映像を公開した。


　すでに2014年の時点で開発映像が公開されていた「The Hong Kong Massacre」だが，1980年代から90年代にかけて映画界を賑わせた，香港産のハードボイルドアクション映画をオマージュした作風になっている。具体的に言えばジョン・ウー監督の映画作品に影響を受けているようだ。
　ゲームプレイ自体は，「Hotline Miami」のスピーディで過激なアクションに，ダイブやドッジといった香港アクション映画になくてはならない動きが取り入れられている。
　一方でゲームの雰囲気は映画界において“香港ノワール”と形容される，雨と硝煙の香り漂う，香港の夜の裏社会が描かれている。ジョン・ウー監督の映画ではお約束とも言える，ロングコートのキャラクターだけでなく，アクション中には白い鳩まで飛び交うらしい。

　まだ，ゲームの詳細があまり公開されていない「The Hong Kong Massacre」だが，PlayStation 4及びPCで発売される予定とのことだ。続報に期待しておこう。