「METAL GEAR ONLINE」の最新DLC＆次回アップデート情報が一部公開。クワイエットがユニークキャラクターとして参戦

　KONAMIは，本日（2016年1月30日）初日が開催された「闘会議2016」のステージイベント“闘会議GPステージ”において，「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」（PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360）のオンラインマルチモードである「METAL GEAR ONLINE」（以下，MGO）の新情報を発表した。

　公開された情報は，3月に配信される最新DLCと次回アップデートに関するものだ。その概要を以下に紹介する。

最新DLC

新規マップを3種類追加

　最新DLCで追加されるマップは，マザーベースの支援班＆拠点開発班プラットフォームをアレンジしたCORAL COMPLEX，本編中のラマーハーテ宮殿をアレンジしたRUST PALACE，本編中のディタディ村落跡をベースにしたAZURE MOUNTAINといった3種類。いずれもMGO用に床や壁，オブジェクト配置などが変更されている。

ユニークキャラクター“クワイエット”の追加

　新たなユニークキャラクターのクワイエットを追加するDLCが販売される。クワイエットは大威力かつ手ブレが発生しないスナイパーライフルを持つうえ，姿を消しての高速ダッシュが可能だ。このように性能は非常に高いが，プリセット無線は一切使用できない（代わりに鼻歌が可能）。

“アピールアクション”用モーションの追加

　次回アップデートにより，R3長押しで発動するリンクアクションの機能が強化され，名称が“アピールアクション”へと変更される。DLCとして，アピールアクション用の追加モーションが販売される。

次回アップデート

BGMの追加

　新たに約20曲のBGMが追加される。追加曲はPS3のMGOおよびMGO2や，小島秀夫氏の手掛けた「ボクらの太陽」や「ZONE OF THE ENDERS」からセレクトされている。また，音量の調節機能も実装される。

ロケットランチャーの調整

　ロケットランチャーの仕様が調整され，「直撃しても一撃で死なない」程度までのダメージ緩和と，弾速の向上が施される。

コンバットナイフの追加

　新武器としてコンバットナイフが追加される。

Eロケーターの仕様変更

　Eロケーターの仕様が「効果範囲内に一定時間いるとマーキングされる」という形に変更される。また，ステルス迷彩にEロケーターの緩和作用が追加され，STEALTH CAMO+3だとほぼ検知されなくなるという。

ワームホールフルトンの追加

　装備にワームホールフルトンが追加される。この装備は通常のフルトンが使えない屋内でも使用可能だが，バディゲージを100％消費する。なお，潜入クラスのフルトンパンチはワームホールフルトンの対象外となる。

被ダメージ時における照準ブレの低減，胴体ダメージの低下など

　構え状態でダメージを受けたときの照準ブレが大きく低減される。また，胴体部へ攻撃を受けた際のダメージ量が低下し，ヘッドショットのスコアが倍になるので，従来よりもヘッドショットを重視したプレイが重要となる。

気絶起こしの仕様変更

　気絶した味方を復帰させる方法が，近寄ってアクションボタンを押すと発動する専用動作となる。これに伴い，従来のキックを使用した復帰方法が撤廃される。

ダッシュ中の“のけぞり”を追加

　ダッシュの仕様が変更され，ダッシュ中にダメージを受けるとのけぞって動きが停止するようになる。

クローク＆ダガーにおける尋問の仕様変更

　クローク＆ダガールールに関して，防衛側が潜入側を尋問したときのマーキング継続時間が短縮される。

ホスト観覧モードの追加

　ホストがゲームに参加せず，観覧のみを行うモードが追加される。


　上記に加え，多岐にわたる新要素の追加や調整が施されるとのことなので，続報に期待しよう。そのほか，ショッピングモールのイオンにて「BIGBOSS×BOSS」キャンペーンの第2弾，イオン直営店のゲーム売り場にて「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」を購入すると5000GP（インゲームマネー）をもらえるキャンペーンが実施される。

「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」公式サイト