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Mini LED+量子ドット液晶パネル採用で高画質なゲーマー向け液晶ディスプレイ「LCD-GDQ271JLAQ」がIOデータから6月上旬発売
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LCD-GDQ271JLAQは,27インチサイズで解像度2560×1440ドット,IPS方式系列のAHVA方式の量子ドット液晶パネルを採用するディスプレイだ。
GigaCrystaでは2世代目となるMini LED液晶パネルを採用しており,第1世代の「LCD
まずリフレッシュレートだが,第1世代がDisplayPort接続時に垂直最大リフレッシュレート180Hz,HDMI接続時144Hzだったのに対して,本製品はDisplayPort接続時に200Hzへと多少引き上げられた。HDMI接続時は144Hzのままだ。
VESAのディスプレイ同期規格「Adaptive-Sync」に対応しており,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC Compatible Monitors」認証も取得。HDMI 2.1のディスプレイ同期技術「Variable Refresh Rate」(VRR)にも対応しているので,PCだけでなくPlayStation 5でも,映像のカクつき(スタッター)がない表示が可能である。
コントラスト比は,前世代機が標準で1000:1,バックライトの部分駆動(ローカルディミング)有効時で200万:1だったところ,LCD
なお,部分駆動の細かさに関わるバックライト分割数は576で,これ自体は第1世代と変わらない。
量子ドット液晶パネルを採用することにより,表現可能な色域がデジタルシネマ向けの色域規格「DCI-P3」のカバー率は98%,Adobe Systemsの色域規格「Adobe RGB」カバー率は100%と広く,発色の良いこともポイントだ。
実機の映像を,一般的なサイドLEDバックライト方式の液晶ディスプレイと見比べてみたが,映像の色がより鮮やかなうえ,映像本来の色に忠実に見える。
また,暗部の階調表現でも,LCD-GDQ271JLAQは優れている。次に示す写真は,「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシー」のPVを使って,映像品質の違いを見せるデモの様子だ。左は通常の液晶パネルを使った「LCD
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前世代のLCD-LDQ271JABにはなかった,OSDメニュー操作用のリモコンも付属しており,2W+2Wのステレオスピーカーも内蔵するなど,使い勝手が向上しているのもポイントだ。
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映像の表現力を大きく高めるMini LED+量子ドット液晶パネル搭載製品としては,比較的安価であり,垂直最大リフレッシュレートも200Hzとeスポーツタイトルの高速表示にも適するので,24インチ級のフルHD液晶ディスプレイからのステップアップを考えている人には,響くところのある製品ではなかろうか。
アイ・オー・データ機器のLCD-GDQ271JLAQ製品情報ページ
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