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id Softwareが「DOOM」でフレームレートを向上させるVulkan APIのサポートを開始
「Vulkan」とは,Khronos Groupの主力であった「OpenGL」のアップグレードではなく,新たなグラフィックスAPIとして一から開発が進められてきたもので,ゲーム開発者が従来よりもGPUに近いレベルに介入することが可能となり,ハードウェアをさらに効率的に使用できる。すでに「Ashes of the Singularity」や「DotA 2」,「The Talos Principle」といったタイトルでも,正式対応が始まっている。
「DOOM」での利用は,メインメニューからビデオオプションで選択すれば可能となる。id Software渾身の最新ゲームエンジン「idTech 5」で表現されている,あのヌメヌメとした異様さに美しささえも感じられる火星の地獄を,さらに堪能できることになるはずだ。現時点ではGPUによってはクラッシュしてしまうバグもあるようなので,導入する人は公式サイトの情報を確認しておくと良いだろう。
「DOOM」公式サイト
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DOOM
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