「Angry Birds 2」の期間限定イベント“Angry Birds 2 Space”が10月24日から開催。TwitchCon 2025では盛大なドローンショーも披露

　セガサミー・ホールディングス傘下の海外子会社であるRovio Entertainmentといえば，モバイルゲームの長寿ヒット作であるパズルゲーム「アングリーバード」シリーズの開発元だ。
　シリーズ累計で25億ダウンロードにも及ぶというモンスター作品であり，2015年にローンチされた「Angry Birds 2」（iOS / Android）は，ローンチからすでに10年が経過した現在でもコンテンツアップデートが行われており，現役で稼働している。
　そんな「Angry Birds 2」において，期間限定イベント「Angry Birds 2 Space」の開催がTwitchCon 2025で発表された。


　「アングリーバード」は，ニタニタ顔で卵を盗む，憎きピッグたちの立て籠もる要塞を，スリングショット（パチンコ）を使って自らを撃ち放ち，ピッグたちをせん滅するのが目的となるカジュアルゲームだ。
　放物線を描いて落下する地点を考慮し，どうやって積み木のような要塞を崩して，その中のピッグたちにダメージを与え，星3つと最高得点を叩き出すのか。誰でも簡単で楽しめるシンプルなゲームプレイが人気となり，テレビアニメや劇場映画も制作された。

　「Angry Birds 2」において，アドベンチャーとアリーナバトルでフィーチャーされている「宇宙」だが，ここでは単なる放物線ではなく，無重力空間に点在する重力ゾーンをうまく利用しながら軌道を変更し，目的地点へとバードたちをナビゲートしていくという，独特のゲーム性になっている。
　「Angry Birds 2 Space」では，ピッグたちがこの宇宙空間から完全に駆逐されておらず，再び卵を盗んで宇宙に逃げたという設定で，2025年10月24日から11月21日までの4週間にかけて，さまざまなゲームモードで，特別なトレジャーパスが毎週公開されるという。


　このチャレンジで構成されるトレジャーパスのマイルストーンを達成すると，「コズミック・ハット」という新しい帽子セットのアップグレードを獲得できる。
　また，コミュニティイベントをこなして，赤い羽根（レッドフェザー）を集めると，宇宙関連のアイテムを入手できるが，最高は505億枚の報酬に設定されている「レジェンダリーチェスト」となる。コミュニティの奮闘によっては，それ以上の何かすごいアイテムもストレッチゴールとして用意されているようだ。


　なお，Rovio Entertainmentは，アメリカ現地時間の10月18日に，TwitchCon 2025参加者のため，サンディエゴの繁華街であるガスランプ・クウォーターを貸し切ってパーティーを実施。その際に，ダルビッシュ有選手の所属チームとして知られるサンディエゴ・パドレスの本拠地，ペトコパーク・スタジアムの上空を借り切り，ドローンショーで「Angry Birds 2 Space」を発表するという大掛かりなイベントを行っている。
　そこでは，公式サイトに飛べるQRコードまでがドローン編隊により形作られている。気になる人は映像をチェックしてみよう。

TwitchCon 2025では，2021年に始まったクリエイタープログラム「Angry Birds 2 Creators」の成果についても議論され，コンテンツアップデートを行ううえで，ストリーマーやファンコミュニティの意向を汲み取りやすくなっていることが話されていた

「Angry Birds 2」公式サイト

「Angry Birds 2」ダウンロードページ

「Angry Birds 2」ダウンロードページ