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2019年にPS Vita用ソフトとしてリリースされた1人用人狼ゲーム「グノーシア(GNOSIA)」。ゲーム制作サークル「プチデポット」が手がけた本作は,リリース当初からその独特のシステムが話題となり,PC(Steam)やNintendo Switchなど,多数のプラットフォームに展開。国内外で数々の賞を受賞した注目作だ。
というわけで,「そうだ アニメ,見よう」第247回のタイトルは,同作をアニメ化した「グノーシア」(毎週土曜日24:00〜 TOKYO MX,BS11ほか)。制作はdomerica,シリーズ構成・脚本は「ラブライブ!」シリーズや「宇宙よりも遠い場所」(関連記事)の花田十輝氏が担当し,監督は「刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-」や「すばらしきこのせかい The Animation」などの市川量也氏が務めている。
「グノーシア」
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そこにはラキオ(CV:七海ひろき),SQ(CV:鬼頭明里),ジナ(CV:瀬戸麻沙美)ら乗員たちがおり,ユーリは早速疑いの目を向けられる。
会議では毎日1人,投票により“疑わしい者”をコールドスリープさせることが決められていた。コールドスリープは人間を襲うグノーシアを無力化する手段でもあり,特定できなければ乗員が全滅してしまう。
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投票の結果,ラキオがコールドスリープされるも,船内のグノーシア反応は消えない。その後,空間転移中にジナが襲われ,2回目の会議ではセツが選ばれてしまう。
コールドスリープ直前,セツはユーリに「銀の鍵」を託す。それが何を意味するのか分からぬまま,ユーリは正体を現したSQに襲われてしまう。
しかし,ユーリが再び目を覚ますと,なぜか“1日目”に戻っていた。どうやら「銀の鍵」の力らしい。再挑戦でグノーシアだったのはジナ。結果がループごとに変わると知ったユーリは,3回目の目覚めに挑む。今回は新たに,しげみち(CV:関 智一)とステラ(CV:早見沙織)が加わっており,しかもグノーシアは2人と告げられるのだった。
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星間航行船で繰り広げられる“人狼ゲーム”
人狼ゲームは,会話と心理戦を楽しむ多人数参加型の推理ゲームだ。プレイヤーは「村人陣営」と「人狼陣営」に分かれ,自陣営の勝利を目指す。「グノーシア」はこの人狼を1人で楽しめるよう設計されており,物語の進行やキャラクターの成長,ランダムイベントなどが融合した独自の作品となっている。
アニメ版では,プレイヤーの代わりにオリジナルキャラクター・ユーリが主人公として登場している。各キャラクターの人物描写や声優による演技(原作はテキストベース)が加わり,アニメならではの物語表現が楽しめる点も見どころとなる。
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舞台は星間航行船「D.Q.O.」。船内に異星体「グノーシア」が紛れ込み,人工知能「LeVi」は船の自爆か全員のコールドスリープを提案する。しかし軍人のセツが議論による解決を提案し,乗員たちは投票での特定に挑むのだった。
人間側の勝利条件は,グノーシアを全員コールドスリープさせること。ただし,誤って人間をコールドスリープするなどして,人間とグノーシアの人数が同数になると,人間側は襲われてしまい敗北となる
セツから“死に抗う力”「銀の鍵」を託されたユーリは,ループからの脱出を目指して,曲者揃いの乗員たちの中からグノーシアを見つけ出していく。会議での心理戦はもちろん,個性的なキャラクターの背景や複雑な人間模様など,密閉空間で展開される人間ドラマも大きな魅力だ。
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また,原作のプチデポットは「アニメの宇宙は数ある世界線の1つであり“正史”ではない」とアナウンス。ゲームプレイヤーの体験も“別の世界線”として尊重されており,原作ファンも未プレイの視聴者も楽しめる構成となっている。
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個性的な乗員と“役職”の駆け引き
本作にはユーリを含め15人のキャラクターが登場し,ループごとにそれぞれの役割(役職)が変化する。通常の人狼ゲームにある「占い師」や「狩人」などに該当するもので,現在までに以下のような役職が登場している。
・エンジニア:対象1人が人間かグノーシアかを判定
・ドクター:コールドスリープ者が人間かグノーシアかを判定
・守護天使:1人指定し,空間跳躍中のグノーシアからの襲撃を防ぐ
誰がどの役職なのか,あるいは嘘をついているのか。キャラクターの性格や発言傾向も絡むため,議論シーンには緊張が走る。
ちなみに登場キャラクターのより詳しい設定は,過去に掲載したこちらの記事(関連記事)で紹介しているので参考にしてほしい。
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アニメ版本日放送開始! 「グノーシア」に登場するキャラクターたちの性格は,コールドスリープ前のセリフに表れる!?
アニメ「グノーシア」の放送が,本日(2025年10月11日)24:00より,TOKYO MXなどで開始される。多くの人物が登場するだけに,それぞれの特徴を把握するのは大変かも……ということで,印象的なコールドスリープ前のセリフとともに紹介しよう。
原作を再構築した“アニメならでは”の物語
ループものをどう映像化するのか? 本作で最も気になる点だったが,ふたを開けてみればテンポよく展開するストーリーと丁寧な演出で,原作ゲームの核(ループ,推理,人間ドラマ)を大切にしながら,アニメという映像メディアとして見事に再構築されていた。
ゲームを“なぞる”だけでなく,新しい視点で再表現された「グノーシア」は,花田氏の巧みな構成力と市川監督の映像演出が合わさり,ファンも納得の仕上がりといえるだろう。
4Gamer読者の中にはタイトル名を聞いたことはあっても,ゲーム未プレイという人も多いはず。そんな人への作品の入り口としてもオススメできる内容だ。
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唯一無二を目指した「グノーシア」の開発で考えていたこととは。プロデューサー・川勝 徹氏が語ったオンラインセッションをレポート
2021年8月21日,インディーズゲーム開発者のためのオンラインカンファレンス「Indie Developers Conference 2021」が行われた。本稿では「一人で遊べる人狼的ゲーム」として話題となった「グノーシア」のセッション「唯一無二を目指した『グノーシア』開発で考えていたこと。」をレポートしよう。
| 放映データ |
|---|
| 2025年10月〜毎週土曜24:00〜 TOKYO MX,BS11ほか |
| キャスト | |
|---|---|
| ユーリ:安済知佳 | |
| セツ:長谷川育美 | |
| SQ:鬼頭明里 | |
| ラキオ:七海ひろき | |
| ジナ:瀬戸麻沙美 | |
| しげみち:関 智一 | |
| ステラ:早見沙織 | |
| 夕里子:悠木 碧 | |
| コメット:佐倉綾音 | |
| シピ:中村悠一 | |
| ジョナス:津田健次郎 | |
| ククルシカ:――――― | |
| オトメ:花澤香菜 | |
| レムナン:大塚剛央 | |
| 沙明:江口拓也 | |
| スタッフ |
|---|
| 原作:petit depotto |
| キャラクター原案:ことり(プチデポット) |
| 監督:市川量也 |
| シリーズ構成・脚本:花田十輝 |
| キャラクターデザイン:松浦有紗 |
| 美術監督:鎌田麻友美・高田真理 |
| 撮影監督:野村達哉 |
| 音楽:深澤秀行 |
| 音響監督:納谷僚介 |
| 音響効果:川田清貴 |
| 音響制作:スタジオマウス |
| オープニングテーマ:MAISONdes「化けの皮 feat. こぼ・かなえる, 重音テト, Giga & TeddyLoid」 |
| エンディングテーマ:凛として時雨「Loo% Who%」 |
| 人狼監修:松崎史也 |
| プロデュース:川勝徹(プチデポット)・木村吉隆(アニプレックス) |
| アニメーション制作:domerica |
| (C)Petit Depotto/Project D.Q.O. |




































