コンパクトにまとめられたバトルロワイヤル「Darwin Project」のアーリーアクセス版がリリース

　カナダのケベックを拠点とするScavengers Studioが開発中のサバイバルアクション「Darwin Project」のアーリーアクセス版が，Steamでリリースされた。


　2017年6月に開催されたE3 2017でプレイレポートを掲載しているとおり，本作は，氷河期のロッキー山脈で行われている，人間の生存能力に関する秘密実験プロジェクト「ダーウィン計画」に参加するという設定のゲームだ。六角形のエリアが7つ組み合わされたマップに10人のプレイヤーが投入されて，最後の1人が決定するまで戦うバトルロワイヤル風のルールとなっている。
　極寒の状況なので，体温の低下を防ぐため，手持ちの斧で木を切り倒して薪や弓矢の材料にしたり，ところどころにあるログキャビンの中でアイテムを確保したり，動物を弓で狩ってコートやブーツを自作したりといった，マップ構成に合わせたファーミング要素が用意されつつ，1試合が15分程度で決着がつくほどコンパクトにまとめられているのが特徴だ。


　また，本作では直接に戦闘に参加しない1人のプレイヤーが“ショーディレクター”というポジションに選ばれ，ゲーム実況などで観衆の反応を見て，どのプレイヤーの近くにドロップアイテムを投入する，どのエリアを閉鎖する，核攻撃を行うといった権限が与えられるという要素もあるという。
　誰でも気軽に楽しめるサバイバルゲームに仕上がりそうなので，今後の開発の進展に注目していきたいところである。
　なお，PC以外にXbox Oneでもリリースされる予定だが，そちらのα版は今のところ公開されていない。

「Darwin Project」公式サイト