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【PR】27型WQHDディスプレイ「HUAWEI MateView GT 27」の実力を検証。フルHDからのステップアップにオススメの1台だ
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印刷2022/01/29 12:00

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【PR】27型WQHDディスプレイ「HUAWEI MateView GT 27」の実力を検証。フルHDからのステップアップにオススメの1台だ

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 27インチサイズで解像度2560×1440ドット(以下,WQHD)のゲーマー向け液晶ディスプレイが世界的に人気を博しているという。2010年代のゲーム向け液晶ディスプレイといえば,23〜24インチサイズで解像度1920×1080ドット(以下,FHD)が相場だった。しかし,PlayStation 5(以下,PS5),Xbox Series X/S(以下,XSX)といった解像度3840×2160ドット(以下,4K)でのゲームプレイを想定したゲーム機の登場や,それに合わせたPCゲームグラフィックスの進化もあり,4Kでのゲームプレイが現実的なものとなりつつある。
 とはいえ,4K環境においてグラフィック設定を最高レベルにしたうえで,高いフレームレートも実現しようとすると,PC性能への要求は非常に高くなるので,高価なハイエンドGPUが必要になりがちだ。そこで,注目を浴びたのが,FHDよりも高解像度で,4K環境ほどのPC性能がなくても高いフレームレートで表示できるWQHDの液晶ディスプレイというわけだ。

 本稿では,税込実勢価格が5万円前後で4Kダウンスケール入力にも対応しており,PCゲームだけでなく,PS5やXSXでの使用にも適したWQHDゲーマー向け液晶ディスプレイとして,HUAWEIの「HUAWEI MateView GT 27インチ スタンダードエディション」(以下,HUAWEI MateView GT 27)の魅力を紹介していこう。

HUAWEI MateView GT 27インチ スタンダードエディション
メーカー:Huawei Technologies
問い合わせ先:ファーウェイ・ジャパン サポートページ
実勢価格:5万円前後(税込,2022年1月29日現在)
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HUAWEIのHUAWEI MateView GT 27製品情報ページ



T字型スタンドが独特の外観


 HUAWEI MateView GT 27は,27インチサイズで曲率1500R(=半径1500mmの円を描くカーブ)の湾曲型液晶パネルを採用している。きつめのカーブが付いていることにより,ゲームへの没入感を高めるとともに,プレイヤーから画面端の映像が見やすくなるように視野を確保する効果もある。

 先に基本スペックを見ておくと,解像度は2560×1440ドットで,垂直最大リフレッシュレートは165Hz,輝度は350cd/m2(通常時)で,コントラスト比は4000:1となっている。色深度は8bit(約1677万色)で,対応する色域は,DCI-P3の色空間カバー率で90%,sRGBカバー率100%,色差を表す「ΔE」(デルタイー)の値は2未満と,実用的な色再現性能を有すると言えよう。
 なお,応答速度については製品発表時のリリースに4msとあったが,製品情報ページには記述がない。

※sRGB時。ΔEが2未満とは,並べた2色の違いを見てとれる程度と理解していい。

 それではHUAWEI MateView GT 27の実機をチェックしていこう。
 製品ボックスを開封すると,本体やパーツ類を保護する発泡スチロールの内箱が現れる。発泡スチロールに天地の方向が記されているので,それに合わせて正しい向きで外箱から取り出そう。湾曲型ディスプレイであるため,やんちゃをすると取り出し時点で破損しかねない。まずは正しい向きを確認だ。

製品ボックスに含まれるパーツ一式
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 組み立ての手順だが,発泡スチロールの上半分を外すと,HUAWEI MateView GT 27の背面が見える。その状態のままで,組み立てたスタンドを本体に取り付けたのち,発泡スチロールから本体を取り出せばいい。

スタンドにアームを取り付けて組み立てる(左)。組み立てたスタンドを本体に取り付けて,梱包から取り出す(右)
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HUAWEI MateView GT 27の背面。円の部分にアームをはめ込むのだが,ここにVESA100(100×100mm)対応のモニターアームを取り付けることも可能だ。このような構造なので,モニターアームを取り付けると背面の一部は露出する
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スタンドはT字型。背は低くく,ディスプレイ下にあれこれ置きたい場合にも都合がいい
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 写真を見てのとおり,スタンドはT字型になっており,細い見た目とは裏腹に安定感がある。高さの調整幅は上下110mmで,上下回転(チルト)角は−5〜20度だ。直線的なスタンドの形状もあって,机に設置するときに,机の端に対して平行,あるいは垂直に設置にしやすい。
 なお,左右回転(スイーベル)には対応しない。スイーベルに非対応なのは,画面と正対するときにもっとも没入感が高まるという湾曲型ディスプレイの特性を考慮したゆえかもしれない。

HUAWEI MateView GT 27の前面(上)と背面(下)
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スタンドの高さは上下110mmで調整できる。最も低い状態でもスタンドが気になりにくい
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下方向に−5度(左),上方向に20度(右)の角度調整が可能だ
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Five-way joystick。カチカチと音がしない静音仕様ながら,クリック感がある
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 ディスプレイの下部中央には,電源ボタンとOSD設定用スティックを兼ねた「Five-way joystick」がある。スティックを押し込むと電源をオン/オフでき,スティックを4方向に動かすと,OSDメニューを呼び出せる。このあたりは一般的なディスプレイと変わらないため,とくに困ることはないだろう。

 入力インタフェースは,基本的にシンプルなもので,HDMI 2.0入力×1,DisplayPort 1.2入力×1のみ。また,電源は出力65WのUSB ACアダプターとなっており,USB Type-C形状の電源端子に接続する仕組みだ(※USBハブ機能はない)。

背面のインタフェース部分。左から電源用のUSB Type-C,HDMI 2.0入力,DisplayPort 1.2入力の並びだ
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スマートフォン用のような雰囲気の付属ACアダプター
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 当然ではあるが,HUAWEIは,本製品付属のUSB Type-CケーブルとACアダプターの使用を推奨している。理屈のうえでは,USB Type-CケーブルとACアダプターは,要件を満たしていればサードパーティー製を使用しても問題ないはずだが,大人しく付属品を使用しておくのが無難だ。


 HUAWEI MateView GT 27の主なスペックをにまとめておこう。

HUAWEI MateView GT 27(XWU-CBA)の主なスペック
パネル 27インチ,VA方式,湾曲型(1500R),ノングレア(非光沢)
バックライト LED
パネル解像度 2560×1440ドット
垂直最大リフレッシュレート 165Hz
HDR対応 対応
輝度 350nit(標準値)
表示色 約1670万色
対応色域 DCI-P3カバー率90%,sRGBカバー率100%
コントラスト比 4000:1(標準)
視野角 上下左右178度
応答速度 4ms(詳細未公開)
内部フレーム遅延 未公開
映像接続インタフェース DisplayPort 1.2×1,HDMI 2.0 Type A×1
そのほかの接続インタフェース 電源用USB Type-C×1
USBハブ機能 非搭載
スピーカー 非搭載
上下回転(チルト) −5〜+20度
左右回転(スイーベル) 非対応
縦回転(ピボット) 非対応
高さ調整 110mm
VESAマウント 100×100mm
公称消費電力 未公開
公称本体サイズ 613(W)×224(D)×546〜656(H)mm(※スタンド含む)
公称本体重量 7.8kg
主な付属品 ACアダプター,DisplayPortケーブル,USB Type-C to Type-Cケーブルなど
保証期間 3年間


コントラストに優れるVA液晶でHDR映像にも適する


 肝心要の液晶パネルをチェックしていこう。
 繰り返しになるが,HUAWEI MateView GT 27は27インチサイズで,解像度2560×1440ドットのVA方式液晶パネルを採用する。FHDよりも縦横に約1.3倍高解像度で,27インチ前後のサイズとも相性がいい。目からディスプレイまでの距離が70〜90cmほどであれば,ドットが気になることもなく,ゲームに集中しやすいといった具合だ。
 また,GPU性能的に4K解像度で高フレームレート表示を実現するのが難しい場合でも,WQHDならば120fpsや144fpsを狙いやすく,過度にグラフィック設定を下げてゲーム映像の品質を落とす必要も少ない。

VAであるため,大きく角度をつけて見ると,微妙に色の変化が生じる。もっとも,真正面から見るのが基本のゲーマー向け用途では問題にならない
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上辺と左右辺が細い,ほぼベゼルレスのデザイン。ゲーマー向け液晶ディスプレイでは一般的な仕様で,見慣れた人もいるだろう
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 ゲーマー向け液晶ディスプレイでは,IPS方式の液晶パネルが主流といったところだが,HUAWEI MateView GT 27が採用するVA方式の液晶パネルは,黒の表現に優れており,黒浮きしない映像がメリットだ。DisplayHDRの認証を得ていない本機だが,パッと見た目の印象では「DisplayHDR 600くらいあるのでは」と感じる人が多いのではないだろうか。実際,コントラスト比は4000:1と,IPS方式で一般的な1000:1よりも優れている。色再現性もsRGBカバー率が100%となっており,ΔE<2未満というスペックどおり,実機で見てもとなり合った色を識別しやすい。カタログスペックどおりという印象だ。ゲーム向けとしては明暗のメリハリがあって,かつ発色もしっかり出る液晶パネルと言えよう。

 コントラストに優れたVA方式液晶パネルと,湾曲型ディスプレイの相性は良好で,視界の70〜80%を専有する位置に本製品を設置すると,ほどよい没入感を楽しめるだろう。なお,ちょっと3D酔いしやすい人は,視界の60%程度を目安に設置してみるといい。

テストパターンを表示した状態で正面,30度,60度と角度を変えて撮影した様子。VA方式は視野角の狭さがネックだが,正面から見ることに特化した湾曲型ディスプレイなので,あまり問題にはなるまい。また,黒の表現力も見てとれ,暗所での撮影でも浮いた感じがない
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 何度か述べているように,HUAWEIは,本機の色差における指標としてΔE<2を挙げている。そこで,筆者所有のキャリブレータ「i1 Profiler」でキャリブレーションしてみたところ,たしかにΔE<2となった。HUAWEI MateView GT 27実機をもとに作成したカラープロファイルでも,sRGBカバー率100%を確認できており,スペックどおりの表現力を有すると言えよう。
 ただ,本機はクリエイター向け製品ではないので,工場出荷時にキャリブレーションを経ているわけではなく,発色についてはどうしても個体差がでる。といっても近年の液晶ディスプレイは,個別のキャリブレーションを行っていなくても,露骨に色がおかしいケースは少なくなっている。また,色関連は環境依存度が高く,ユーザーの色覚や設置した部屋の状況を含むプレイ環境によって受ける印象は大きく変化する。いずれにせよ,ゲームプレイ中心であれば気にしなくてもいい程度だ。

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 さて,今後のゲームグラフィックスでより重要になってくるHDR表示にも,HUAWEI MateView GT 27は対応している。ゲームをHDRで表示するよう設定した場合や,SDR表示のゲーム向けにWindows 11で実装された「自動HDR」を有効にすると,HDRらしい描写に切り替わる。
 いくつかのゲームタイトルをプレイしてみた限りでは,VA方式パネルのメリットもあって,ちゃんと明るいところは明るく,暗いところは暗くなる。輝度が標準で350nitであるので,極端に明るく感じることはなく,大人しいHDRという印象だった。どちらかといえば,黒の浮いた印象がなく,より引き締まったゲーム画面と感じる人が多いのではないだろうか(※たとえば,石畳の質感が気持ちいい)。筆者は,本機と自動HDRとの相性は良好に感じたので,店頭でのデモ機を見かけたらチェックしてほしい。


最大垂直リフレッシュレートは165Hz

PS5での120Hz表示も問題なし


 eスポーツタイトルやチームシューター系タイトルの人気にともない,高リフレッシュレート表示へのニーズも高まっている。HUAWEI MateView GT 27は,垂直最大リフレッシュレート165Hzまで対応しており,Windows 11では60/100/120/144/165Hzから任意の値を選択できた。「165fps表示は難しいが,120fpsなら貼り付きで表示できる」ようなPC環境でも問題なく利用できるわけだ。PS5やXSXでの120Hz表示も確認できたので,PCだけでなく,ゲーム機でディスプレイを使いたい人にもちょうどいい。
 ちなみに,本製品の製品情報ページやマニュアルなどではとくに触れられていないのだが,4K入力のダウンスケール表示にも対応している。ただ,その場合はリフレッシュレートが最大60Hzに制限される。

 HUAWEI MateView GT 27とPS5を組み合わせて,PS5版のFortniteで「120FPSモード」をテストしてみた。Fortniteのグラフィック設定で,120FPSモードと「FPSの表示」をオンにしてから,ゲームをプレイするというシンプルなテストだ。

Fortniteの設定画面
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 以下の写真を見ても分かるように,OSD上の情報では120Hzになっており,ゲーム側のスクリーンショットでも120fps前後で動作しているのが分かる。筆者の印象では,カメラを大きく動かした場合やスナイパーライフルで狙撃するときに,120Hz表示は効果があるなと感じた。

HUAWEI MateView GT 27のOSDの情報画面。120Hz動作を確認できた(赤枠内)
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テストプレイの様子。右上でフレームレートを確認できる(赤枠内)。フレームレートが高い場合,たとえばターゲットを追い続けるときの視認性が高まる
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ゲーム別の画質調整プリセットを用意


 HUAWEI MateView GT 27のOSDメニューについても,簡単に触れておきたい。
 OSDメニューには,「Gaming Vision」「色」「画像」「入力元」「システム設定」という5つの項目がある。ゲームに関わってくる設定は,Gaming Visionと画像にまとめられていた。

 Gaming Visionには,「ゲームアシスト」と「ピクチャーモード」という項目がある。ゲームアシスト内には,さらに「暗視野制御」と「リフレッシュレート」「十字線」という3項目があった。暗視野制御は直訳調の日本語で,元々の機能名は「Dark field Control」という。これは,暗部を持ち上げる機能で,物陰の敵や,薄暗い場所での戦闘などでの視認性を高めるものだ。厳密には暗所のみを持ち上げるわけではないので,暗部以外もその影響を受けるのだが,画面全体の違和感が少なくなるよう配慮されている。
 なお,暗視野制御はHDRモード時には使用できない。

OSDは画面下部中央に表示される。画面はGaming Visionを開いた状態だ
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 リフレッシュレートは,画面四隅のいずれかにリアルタイムのリフレッシュレートを表示する機能だ。また,十字線は,画面中央にクロスヘアーを表示するもので,いわゆるエイム補助的な機能である。ゲーマー向け液晶ディスプレイではお馴染みの機能だろう。

 ピクチャーモードは,いわゆる画質調整モードで,画面の色調などを変更するものだ。「風景」「ムービー」「sRGB」「RTS」「FPS」「MOBA」「P3」という7種類のプリセットモードと,ユーザーが調整できる「カスタム」モードがある。RTSとFPS,MOBAはそれぞれのゲームジャンル向けに最適化されたプリセットだ。
 ピクチャーモードを選ぶポイントとしては,sRGBモードでまず試してから,よくプレイするゲームに合わせて,RTSモードやFPSモードなどを試して気に入ったものを選ぶといい。「どれが適するのかよく分からない」場合や,「いろいろなジャンルのゲームを遊ぶので決めかねる」という場合は,sRGBモードでOKだ。なおP3は,DCI-P3準拠のコンテンツ向けモードなのだが,Windowsの色管理仕様からすると,あまり出番がない。macOS向けモードくらいに割り切っていい。

 OSDメニューの画像には,「OD」(オーバードライブ)と「スケーリング」という2つの項目がある。
 スケーリングは,入力映像を拡大するときに影響するもので,「全画面」と「比例スケーリング」「オリジナルサイズ」の3種類から選ぶだけだ。詳細は割愛したい。
 ODは「0」〜「4」のレベルがあり,値が高いほど,応答速度が速くなる。初期値はレベル0になっていたが,アクションゲームやレースゲームなどを楽しむ分には,なんら気になることはなかった。FPSやTPSについては個人差があるものの,レベル1か2が無難だろうか。

個人差が大きそうなOD設定。応答速度が変わる
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 レベルを上げたときの画質に対する影響は,あるといえばある。レベル0〜2は気がつかない人が多いと思うのだが,レベル3〜4にすると,やや色を薄く感じやすい。


尖った機能はないが,ソツなく扱いやすいゲーマー向けディスプレイ


 HUAWEI MateView GT 27は,27インチサイズのWQHD解像度で,165Hz表示対応にsRGBカバー率100%など,ゲーマーにとって美味しいポイントをバランス良くまとめたディスプレイだ。湾曲型パネルによる没入感も良好であり,正面から見ることに特化した湾曲型によりVA方式の弱みである視野角の狭さも気にならない。PS5での120Hz表示もOKである。
 ゲーム以外の用途にも耐える仕様であり,ゲームだけでなく仕事にも都合のいいディスプレイでもある。実勢価格も5万円前後と,FHD環境からのステップアップを考えるゲーマーにはもちろん,そろそろディスプレイを買い換えたいと更新タイミングを見計らっているゲーマーにもお勧めできる製品だ。

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