KFC公式アプリ，「ウマ娘」「原神」コラボによって過去3年間で最高のDL数を記録。Sensor Towerが分析レポートを公開

　データや分析環境を提供するSensor Towerは本日（2024年12月3日），ケンタッキーフライドチキンの「ウマ娘 プリティーダービー」（iOS / Android / PC）および「原神」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / iOS / Android）とのコラボキャンペーンに関する分析レポートを公開した。


　「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボは8月24日から9月13日まで，「原神」とのコラボは10月2日から10月31日に実施された。Sensor Towerのデータによると，7月15日から10月14日までの日本における「ケンタッキーフライドチキン 公式アプリ」の日別ダウンロード数を見ると，「ウマ娘 プリティーダービー」コラボとの開始当日およびその翌日，さらに「原神」コラボ発表日の9月27日と開始当日に大きく伸びている様子を確認できる。



　これらの伸びは，フライドチキンの需要が高まる2023年クリスマスシーズンよりも大きなものになっているという。さらに，10月2日のピーク時のダウンロード数は，過去3年間の日本における同アプリの日別ダウンロード数で最高記録となるそうだ。


　また，本コラボは「ウマ娘 プリティーダービー」のダウンロード数にも好影響を与えている。Sensor Towerのデータによると，7月14日から9月13日までの同作の日本における日別ダウンロード数では，コラボ開始翌日の8月25日に，同期間の最高ダウンロード数を記録しているとのこと。

　「ケンタッキーフライドチキン 公式アプリ」のダウンロード数増加については，「ネットオーダー限定」の施策の影響も大きかったのではないか，とSensor Towerは分析している。「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボでは，特別デザインパッケージを採用した「ウマ娘と今日、ケンタッキーにしない？ スペシャルセット」，同セット購入特典の「描き下ろしトレーディングカード」（全18種），抽選で300名に当たる「描き下ろしアクリルスタンド」などがネットオーダー限定の施策として実施されている。
　「原神」コラボにおいても，限定デザインの「アクリルスタンド」を1000名に抽選でプレゼントするキャンペーンがネットオーダー限定で行われており，これらの影響は少なからずありそうだ。


　「ケンタッキーフライドチキン 公式アプリ」のダウンロード数増のインパクトは，日本における飲食系アプリとの比較においても印象的だ。Sensor Towerのデータによると，両ゲームとの8月24日から10月15日までの日本におけるFood & Dining Servicesアプリダウンロード数で，「ケンタッキーフライドチキン 公式アプリ」はトップとなっている。


　「原神」とのコラボ開始から1週間（10月1日〜10月7日）で見ると，日本におけるFood & Dining Servicesアプリダウンロード数成長量で「ケンタッキーフライドチキン 公式アプリ」は際立った数字のトップとなっており，コラボの影響力の大きさをうかがい知れる。

　レポートの全文は，Sensor Towerの公式ブログで確認してほしい。

「Sensor Tower」公式ブログ
ウマ娘と原神コラボでKFCアプリの日別DL数が過去3年間で最高を記録、カギはネット限定オーダー