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「ラスサバ」でジョジョ声優が火花を散らしたイベント“声優ラストサバイバー”をレポート。フーゴの実装も発表に
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印刷2023/03/16 17:46

イベント

「ラスサバ」でジョジョ声優が火花を散らしたイベント“声優ラストサバイバー”をレポート。フーゴの実装も発表に

 2023年2月19日,バンダイナムコアミューズメントは,アーケードゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」(以下,ラスサバ)のイベント「声優ラストサバイバー」を東京のTFTホール1000で開催した。

 本イベントは,アニメでもおなじみの声優陣が「ラスサバ」で競うというドリームマッチが行われた。公演は昼の部と夜の部の2回行われ,その模様は有料のライブ配信で中継された。現在はアーカイブ配信が2023年3月19日まで視聴可能となっている。
 本稿では昼の部をレポートしているが,ネタバレを避けるため,勝者である“ラストサバイバー”の結果は記載していない。これから視聴する方も安心して読み進めてほしい。

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「ラスサバ」でジョジョ声優が火花を散らしたイベント“声優ラストサバイバー”をレポート。フーゴの実装も発表に

【出演者】(敬称略)
小野友樹(東方仗助役)
小野賢章(ジョルノ・ジョバァーナ役)
山下大輝(ナランチャ・ギルガ役)
鳥海浩輔(グイード・ミスタ役)
榎木淳弥(パンナコッタ・フーゴ役)
小西克幸(ディアボロ役)


フーゴが実装決定! 2023年夏が待ち遠しいッ


 ゲーム開始を告げる鐘の音が鳴り響くとまずは出演陣が登場。東方仗助役の小野友樹さん,ジョルノ・ジョバァーナ役の小野賢章さん,ナランチャ・ギルガ役の山下大輝さん,グイード・ミスタ役の鳥海浩輔さん,パンナコッタ・フーゴ役の榎木淳弥さん,ディアボロ役の小西克幸さんがキャラクターのセリフとポーズを決めながらステージに現れた。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「ラスサバ」でジョジョ声優が火花を散らしたイベント“声優ラストサバイバー”をレポート。フーゴの実装も発表に

 豪華キャストが揃い踏みしたところで,今回のイベント告知動画を撮影した時の話題が振られた。この動画は,キャストそれぞれが意気込みを語るという内容だ。
 メンバーのなかで最初に撮影したという鳥海さんは,現場で「プロレスの煽りみたいな感じで」というディレクションがあったそうだ。しかし実際の動画では,穏やかな決意表明といった印象だったため,キャスト陣からツッコミが入れられていた。

 小野賢章さんはジョルノのセリフを引用するため,原作コミックを最初から読み直したそうだが,結局抜粋したのは第5部1巻の「あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね」になったという。


 榎木さんはフーゴが実装されていない怒りを,あの名ブチギレ台詞に込めて収録したそうだが,ここで告知情報としてフーゴの参戦が発表された。

 フーゴのパープル・ヘイズは,殺人ウイルスのカプセルを破裂させ,触れたプレイヤーを感染させてダメージを与える能力を持っているという。実装時期は2023年の夏を予定しており,バトルをかき乱す存在になりそうだ。


オープン ザ ゲーム! マルガリータを賭けてキャスト陣が勝負を繰り広げる


 トークが終わると,いよいよ「ラスサバ」での勝負が始まる。キャストはそれぞれがボイスを担当したキャラクターを使うが,榎木さんのフーゴは夏までおあずけのため,今回は実装済みのさまざまなキャラクターで挑むことに。まずは,事前に公式Twitterでのアンケートで「榎木さんに使ってほしいキャラクター1位」に輝いたブチャラティを使ってプレイすることなった。

 ちなみにTwitterでは勝者予想アンケートも事前に行われており,昼の部では1位から順に小野賢章さん,小西克幸さん,榎木淳弥さん,小野友樹さん,鳥海浩輔さん,山下大輝さんという予想結果になった。やはり「ラスサバ」経験者である小野賢章さんや,ゲームを普段からプレイしている人に票が集まった印象だ。

 そして「昼の部」の勝者・ラストサバイバーには“ナラの木の薪で焼いた本物のマルガリータ”が贈られると発表された。あのナランチャが願ったピッツァが食べられるとあって,キャスト陣は希望とやる気がムンムンわいてきたようだ。ステージ上のスクリーンには,いずれかのキャストの画面が映し出される形で,客席もプレイヤー目線で潜伏の緊張感を体験できるようになっていた。

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 1戦目はソロでの対戦で,マップはカイロ。ゲームがスタートすると,キャスト陣はそれぞれのキャラクターらしいセリフで場を盛り立てる。ほどなく,小西さんのディアボロが再起不能になってしまう。
 しかし,手持ち無沙汰になった小西さんは,席を立ってまだプレイ中のキャストの背後へ……。小西さんの無言の応援かプレッシャーの影響かは分からないが,どんどんと生存者が減っていく。

 最後は榎木さんのブチャラティと,鳥海さんのミスタが残された。鳥海さんは,皆がバチバチやりあっているなか,もくもくとカードを集めていたようだ。そしてそんなミスタをブチャラティがストーキングしているようだが,果たして勝敗は……!?

 初戦ながらも白熱したバトルを振り返って,小野友樹さんが小野賢章さんに接近テクニックについて質問する場面も。小野賢章さんはナランチャがスキャンをしているのが見えたから,その発信源に忍び寄ったのだそう。山下さんは「振り向いたらジョルノがいた」と,その時の驚きを語っていた。

 2回戦も引き続きソロ戦が行われ,マップは杜王町に。鳥海さんの「リゾットが見たい」というリクエストにより,榎木さんはリゾットを使うことになったが,操作に苦戦している様子。また,1回戦よりも皆の立ち回りは慎重になっており,こう着状態が続く。
 満を持してディアボロがスキルをブッ放す。さらに,ナランチャのエアロスミスにより,路上のクルマが大爆発を引き起こして……?

 2回戦も激しい戦いが繰り広げられたが,全体的に物音を立てないようにしゃがんで歩く姿が多く見られた。特に,アニメではしゃがみ歩きのイメージがあまりないディアボロの姿は,キャスト陣には愉快に映ったようだ。小西さんはレベルを上げつつ,ディアボロの能力“エピタフ”で,次の生存エリアを確認しながら動いていたと語った。

 3回戦はペア戦だ。組み合わせは山下さん&榎木さんペア,小西さん&小野友樹さんペア,鳥海さん&小野賢章さんペアとなった。今回榎木さんは吉良吉影でプレイすることに。

 ペア戦は2人の協力や役割分担などが重要になってくるわけだが,今回のイベントは全員のマイクが入っているために作戦は筒抜け。ゲームが始まると,各ペアはパートナーと合流したり,NPCの“ダービーの刺客”を倒してレベル上げをしたりと着々とステップアップしていく。
 しかし,小野賢章さんのジョルノに置いていかれた鳥海さんのミスタが,再起不能エリアに迷い込んでしまう。方向を見失ってグルグルと回る鳥海さんは,恐ろしい無数の手にHPを削られ,あえなく撃沈,小野賢章さんも後を追うことになってしまった。
 生き残った2チーム間では,ゲーム中でも杜王町の中心で決めポーズをするという,パフォーマンス合戦が繰り広げられていたが,そこで紫色の影が動いた……! バタバタと倒れていくキャラクターたち。最後に残った勝者は,亡骸の横でビクトリーショット(記念撮影)をし,その栄光を見せつけていた。

 初のペア戦を終えて興奮冷めやらぬキャスト陣。榎木さんが,吉良のスキルをいろいろ試していたのが印象深かったようで,小西さんからは「(結局)爆弾は使えたの?」(吉良吉影のスタンド,キラークイーンのスキル)という質問があがるが,榎木さんいわく,1回も使えなかったとのこと。
 また,キャラクターの組み合わせも話題に。やはりナランチャのような遠隔操作をするタイプは無防備になってしまうので,守ってくれる人がいると心強いようだ。

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 4回戦も再びペア戦が行われた。組み合わせをチェンジして,小野賢章さん&小野友樹さんのWジョジョ&W小野ペア,鳥海さんと小西さんのナイスミドルペア,そしてフーゴ&ナランチャ組は変わらず,という形になった。ペアによっては開始地点をあえて離すなどの作戦を立てていたようだが,これが吉と出るか,凶と出るか……? 
 今回の榎木さんの操作キャラクターは,空条徐倫。榎木さんは徐倫に戸惑っていたわりには,どんどんとダービーの刺客を倒していく。バトルは次第に激化し,ナイスミドルペアが再起不能に。残るはWジョジョ組とフーゴ&ナランチャ組。軍配はどちらに上がるのか!?

 最後はソロ戦でガチンコバトル! これまでの4戦で,キャスト陣もかなり戦い方をつかんできたようで,激戦は必至。榎木さんは,DIOでプレイ。

 バトルが始まると,最終決戦だからか皆言葉数が少なめだ。そんな静けさを破ったのは小野賢章さんのジョルノと榎木さんのDIOだった。建物のなかで遭遇した2人は,なんとトイレの個室で戦うことになる。狭い空間で,近距離タイプのスタンドたちがぶつかり合った末,トイレの床に倒れたのは榎木さんのDIOだった。
 その間にも,ほかのキャストはキャラクターを強化したりと,ゲームは進んでいく。しかし,また鳥海さんのミスタが再起不能エリアに取り残されてしまいあえなく再起不能……。ラストはディアボロ,ナランチャ,ジョルノの3人に絞られた。

 試合を終えたキャスト陣は,お待ちかねの“ナラの木の薪で焼いた本物のマルガリータ”にご対面。見た目にも本当に美味しそうで,キャスト陣は驚きつつも目を輝かせていた。

 試合後は「ラスサバ」や「ジョジョ」関連の新情報が告知された。公式大会の情報や,「ラスサバ」の設置店舗が大幅に増加,グッズのリリースなど,ますます盛り上がりそうだ。詳しくは公式サイトで確認してほしい(外部リンク)。

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 最後はキャスト陣からのメッセージで締めくくり。山下さんは,みんなでゲームする会がとても楽しかったとのコメント。榎木さんは「夏からフーゴも参入予定なのでぜひプレイしてみてください」と呼びかけていた。鳥海さんは,今回はすごく楽しかったと同時に,ピストルズを出せなかったことが悔しかったそう。もしかしたら,今後どこかのゲームセンターで鳥海さんが練習する姿が見られるかも……?(その際は見守ってほしいとのこと)

 小西さんもゲームセンターでなかなかプレイする機会がなかったので,今回みんなでプレイできて楽しかったそう。小野友樹さんは,自分のプレイを終えたあと,みんなの様子を見に行くのが,昔,ゲームセンターで遊んでいたときのようで,童心に帰って楽しんだとのこと。小野賢章さんもイベントであることを忘れてしまうくらいゲームを楽しんでしまったとか。また,「ジョジョ」のキャスト陣と集まれたことが同窓会のようだったと語った。

 ここで昼の部はフィナーレとなったが,バトルは夜の部へTo Be Continued……。アーカイブ配信チケットは3月19日まで購入/視聴可能だ。また3月20日10:00まで,本イベントのダイジェスト動画も公開されているので,気になる人はチェックしてみてはいかがだろうか。

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「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」公式サイト

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    ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー

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