［G-Star 2019］「RO」ユニバースのSRPG「Ragnarok Tactics」インプレッション。集めて育てて戦う，本格的戦略バトル

　韓国・釜山で2019年11月14日から17日にかけて開催されているゲームショウ・G-Star 2019。会場には「ラグナロクオンライン」（以下，RO）で知られるGRAVITYのブースがあり，そこには，同作のIPを利用したスマホ向け新作SRPG「Ragnarok Tactics」がプレイアブル出展されている。本格的な戦略ゲームを謳う本作を現地で体験してきたので，そのインプレッションをお届けしよう。


　GRAVITYブースにはROのIPを利用した6つの新作が出展されており（関連記事），Ragnarok Tacticsはそのうちの1つである。RO関連タイトルのジャンルはさまざまだが，本作の特徴は“戦略的なゲーム性”だという。


　本作は最大5体のキャラクターでパーティを組み，敵と戦ってステージを進めていく。キャラクターはC〜SSまでのレアリティがあり，ガチャなどで集めていく仕組みのようだ。キャラクターにはROのジョブのほか，モンスターなどもいる。

　バトルは2種類で，一つは自動で敵を倒し，お金やアイテムを集める，“通常時”にあたる放置モード。もう一つは，バトルボタンを押して突入するタクティカル戦闘モードだ。


　タクティカル戦闘では，開始時にキャラクターに指示を出して，どのように戦うかを決めることができる。「先に敵のヒーラーを狙って倒す」「一番攻撃力が高い敵を集中攻撃する」といった戦術を用いることができるわけだ。
　また各キャラクターにはスキルがあり，プレイヤーは任意に発動して戦闘を有利に進めることもできる。



　今回の試遊ではレベル最大のキャラクターが用意されていたため，ゲームバランスについてはなんとも言えない。とはいえ，各キャラクターの特徴はもちろん，「グー」「チョキ」「パー」といった三すくみの相性もあり，パーティ編成で楽しく悩めそうなことは確かだ。

　また今回は体験できなかったが，PvEのほかにPvPも用意しているとのことである。どういうパーティを編成して，どういった戦術で戦うか。PvPでも，相手の弱点を見極めて自分の強みを生かすという，本格的な対戦が楽しめるのではないだろうか。

　Ragnarok Tacticsはすでにタイなどの東南アジアでリリースされているという。日本展開については未定だが，続報が楽しみなタイトルの一つだ。

GRAVITY G-Star 2019特設サイトの「Ragnarok Tactics」ページ

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