ソウルライクな新作アクションRPG，「Mortal Shell」のリリースは2020年第3四半期に

　パブリッシャのPlayStackは，Cold Symmetryが開発中の新作，「Mortal Shell」を2020年第3四半期中にリリースすると発表し，トレイラーを公開した。対応機種はPCおよびPlayStation 4，Xbox Oneが予定されている。

「Mortal Shell」公式サイト

　「Mortal Shell」は，文明が崩壊した世界を背景に，魂のみの存在として覚醒したプレイヤーが，朽ち果てつつある戦士達の遺骸に憑依しつつ，ダークファーザーと呼ばれる悪神のいる土地を目指すアクションRPGだ。湿地帯や黒曜石でできた大聖堂，古代の暗号が刻まれた雪山の洞窟など，さまざまなロケーションで，悪神の信徒である強力な敵たちと戦いながら旅を続けていく。


　ゲームプレイは，何度もキルされながら相手の戦法を学んでいくという，「ダークソウル」に影響を受けた，いわゆる「ソウルライク」なハードアクションを基本にしている。大地に散らばる戦士達の遺骸から，「Shell」と呼ばれる，それぞれが持っていた固有のアビリティや武器を入手していくというシステムになっており，黒魔術を利用して武器に属性を加えるクラフティングシステムも用意されるという。オープンワールドという紹介は行われていないものの，ゲームの進行は直線的ではないとのことなので，広大なマップを比較的自由に歩き回れる可能性もある。


　「Mortal Shell」は，2年ほど前に「Dungeonhaven」というタイトルでインディーズシーンに登場した作品だ。開発を行うCold SymmetryはGuerrilla GamesやBlizzard Entertainmentに参加した経験を持つメンバーなど4人が立ち上げたスタジオで，現在，本作の制作にあたるコアメンバーは15人ほどだという。
　公開されたトレイラーを見る限り，そんな小さなスタジオで作られていることが信じられないほどのスケール感を持った作品になっているので，続報を楽しみにしていたい。