多人数協力型サバイバルアクション「ICARUS」の建築要素を紹介するストリーミング映像が公開

　「DayZ」のクリエイターとして知られるディーン・ホール氏が率いるRocketWerkzは，サバイバルアクション新作「ICARUS」の建築要素を紹介するストリーミング映像を公開した。本映像は，4月15日にTwitchにてライブストリーミングされたものを一部編集したもので，開発メンバー6人が3チームに分かれて，定住可能な建物を2時間以内に作り上げる競争を行っている様子が収録されている。


　基本プレイ無料でリリースされる「ICARUS」は，テラフォーミング実験の失敗により，植民地化が断念されていた惑星「イカルス」が舞台となる。大気汚染によって長期滞在が難しくなったイカルスだったが，その原因である希少な鉱物に大きな価値があることが判明し，合成生物学者達が再び足を踏み入れていくことになるというのがストーリーだ。


　プレイヤー達は，軌道上に浮かぶ宇宙ステーションからイカルスの地上に降りて，一定時間だけ開拓のための活動が可能となる。最大8人のプレイヤーがさまざまなミッションを達成していくという，セッションベースのプレイになっているのが特徴だ。
　今回の映像では，6人の開発メンバーが2人3組のチームに分かれて，原野で木材を調達しながら，居住可能なログキャビンを建設している。


　湖に埠頭を伸ばして建物を建設するといった，プレイヤーのアイデアが光りそうな「ICARUS」では，お互いをキルし合うようなゲームシステムはフィーチャーされていないようだが，今回は完成した建物に放火するというシーンも紹介されている。炎は周囲の樹木にも燃え広がったり，プレイヤー自身に引火してしまうこともある模様。実際のゲームでは雷を伴う嵐が発生し，このようなダメージを受けてしまうとホール氏はストリーミングの中で語っている。


　公開されているスクリーンショットなどでは多種多様な野生動物も確認できるほか，砂漠や雪山など異なる環境もフィーチャーされており，プレイヤーは仲間達と協力して，バラエティに富んだミッションを楽しめるようだ。
　現時点では英語のみの言語サポートとなっているが，これだけのクオリティのゲームを無料で楽しめるというのはうれしいところで，気になる人はSteamストアページ（リンク）でウィッシュリストに追加しておこう。

「ICARUS」Steamストアページ

「ICARUS」公式サイト