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「スタオケ」イベントストーリー“組曲 遙けき蒼天のマドリガル”を紹介。月城のコンマス退任に,暗躍する巽!? 主従の過去も明らかに
コーエーテクモゲームスがサービス中の「金色のコルダ スターライトオーケストラ」(iOS / Android)で,2022年3月15日から3月24日まで開催された期間限定イベント「組曲 遙けき蒼天のマドリガル」を紹介する。本作は,高校生の主人公が個性豊かな演奏家たちと出会い,仲間とともに切磋琢磨しながらオーケストラの大会で優勝を目指していくスマホ向け育成シミュレーションゲームだ。メインストーリーをはじめ,仲間との交流を描くキャラストーリー,カードストーリー,期間限定のイベントストーリーが楽しめる。本記事では,イベントストーリーにフォーカスし,あらすじと見どころをお届けしよう。
2月に実施されたイベント「組曲 彼方を染めゆくリチェルカーレ」に続き,スタオケのライバルであるグランツ交響楽団サイドの物語が綴られる(本イベントも月城,巽,御門,大我の4人はフルボイス仕様)。今回は月城 慧と巽 瑛一の2人を中心としたシナリオだが,グランツを乗っ取ろうとする者たちによって,月城はコンマスの座を追われることになり……!? 以下,ネタバレを含むので未読の人はご注意を。
組曲 遙けき蒼天のマドリガル
開催期間:2022年3月15日〜3月24日「組曲 遙けき蒼天のマドリガル」の新規カード(絵柄変更前)
SR 九条朔夜【戻らぬ過去】 |
R 香坂 怜【薄氷に立ち】 |
◆あらすじをチェック
天才ヴァイオリニスト・月城 慧が率いるグランツ交響楽団は,学生オーケストラの覇者として君臨していたが,国際コンクール選考会でスタオケに勝ちを譲ったことで,オーケストラ協会理事からの風当たりが強くなっていた。そんな矢先,リーガルレコードに取って代わるように,大手プロダクションが新たなスポンサーとして介入してきて,グランツの音楽監督やコンマスをすげ替えてしまう。
月城に絶対的な信頼を寄せているグランツメンバーは反発するが,コンマスを降ろされた月城自身は至って冷静。彼につき従っているチェリスト・巽 瑛一も,顔色一つ変えずに新たな上役をもてなす。それが気に入られたようで,巽をグランツの新たな代表にと推す声も……。
月城は暇を出される形でオケをしばらく離れることになる。さらに勢いづく新運営陣は,グランツが出演を決めていたコンサートも勝手にキャンセルする始末。
しかし,グランツの代演を務めたのは,ほかでもないスターライトオーケストラだった。彼らが穴を埋めたことで,グランツのイメージダウンも多少は軽減されたかもしれない。
グランツが揺れている最中,月城は音楽の都・ウィーンを訪れていた。彼は懇意にしている巨匠のレッスンを受けに来ていたのだった。
一方,東京では巽が何やら画策している様子。彼は突如,グランツがウィーンに招かれ,コンサートを行うことになったと告げる。団員たちは不安を抱きながらもコンサートに向け,不在の月城に恥じぬよう自分自身の音を磨いていく。
◆見どころをチェック
月城・巽の出会いと,主従の絆
本イベントは折に触れ,月城と巽の過去も描かれた。2人が出会ったのは,3年前。巽が所属していた市民オーケストラに,月城がオーケストラ協会理事として支援金の打ち切りを申し渡したときだった。そこで月城が巽を見込んでグランツにスカウトしたわけだが,巽のほうも月城といれば退屈しないと感じ取ったようだ。
しかし,当時のグランツは,前任の指導者・乃木が追放され,団員もいなくなっていた。そんな状況に,さすがの巽も驚いたようだが……。
スタオケを語る月城の柔らかさ
国際コンクール選考会を経たことで,互いに認め合う間柄となったコンミスと月城。コンミスとの仲を邪推する協会理事に対し「一演奏者として尊敬している」と言ったのも,月城の素直な気持ちに思える。また,ウィーンでは師のアルベルトにスタオケを薦めてくれたりも。スタオケのことを話すときは,どこか柔らかい雰囲気をまとっているように見える。
ちなみに,2人の距離がグッと縮まったことを感じさせる第1話のビリヤードデートのシーンは,先日公開されたルビーパーティーChannel公式動画「スタオケ学園日誌【第12回】」で,月城 慧役の宮野真守さんが朗読されている。こちらもあわせて視聴してみては。
コンマスは利き薔薇がお得意
騒動が解決し,グランツにも日常が戻ってきたころ。御門たちが,黒橡(くろつるばみ)のファンから贈られた薔薇を皆におすそ分けしていると,月城が香りだけで品種を当ててしまう。ほかの品種もサラリと正解し,圧倒的な格を見せつける。さらにはテレビ番組のようにアイマスクをつけ,お肉のランクを当ててもいいとさえ言い放ち……!?
スタオケメンバーがグランツについて思うこととは!?
イベントクエスト内のWALKでは,スタオケのメンバーがグランツやリーガルレコードに対して思っていることを語ってくれた。
組曲 遙けき蒼天のマドリガル感想まとめ
今回はグランツ大ピンチでしたが,さすがは月城&巽のコンビ。やることが大胆かつスマートでしたね(2人は本当に高校生なのだろうか……?)。月城がコンマスとしてカムバックする際に「ヴァイオリンソナタ第9番(クロイツェル・ソナタ)」を奏でたのもすてきな演出でした。
回想エピソードでは,主従の結びつきが強固になった背景も描かれましたが,思った以上に巽は面白い人が好き,ということも分かりましたね。月城は薔薇にもお詳しいのには驚きです。いつかリアルイベントが実現したら,お祝いのフラワースタンドが薔薇尽くしになりそうな予感! 利き薔薇にも挑戦してみたくなります。
さて,4月からは「変奏曲 千夜一夜物語」を始め,大我のバースデーキャンペーン,香坂さんのピックアップスカウトなどなどイベントが目白押しです。はりきってまいりましょう!
※2022年4月8日17:25,楽曲名に誤りがございましたため,修正いたしました。
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